『母ふたりで“かぞく”はじめました。』小野春さん(講談社)の試し読みがエシカルペイフォワードでもできます!(エシカル100考、83/100)
「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告のお一人で、子育てするLGBTとその周辺をゆるやかにつなぐ「にじいろかぞく」の代表の小野春さんが3月25日に出版されるご著書『母ふたりで“かぞく”はじめました。』。
その試し読み版を、エシカルペイフォワードにも置かせていただいております。
40頁ばかりの小冊子ですが、ご本のエッセンスがつまっていて、この先どうなるんだろう??!と思わせてくださる試し読み版です。
ご本の内容は「結婚できないふたりが“かぞく”を作り 結婚できない仲間たちと立ち上がるまで」という紹介文に書かれているように、小野さん“かぞく”の約20年間にわたる物語だそうです。
試し読み版を読んで、小野さんの折々の気持ちが正直に赤裸々につづられているので、ドキドキしたり嬉しくなったり苦しくなったりと、ジェットコースターのような感じを受けました。
小野さんの感情の揺れ動きや視線・思考が追体験できるようで、とっても心に迫ります。
自分ではない方の人生・体験ですが、むき出しにお書きになっているので、他人の靴をちゃんと履けるといいますか、ああこういう時にこんな風に感じるんだなあということがすとんと入ってくるような気がします。
乳ガンのことや裁判のことなどの章もあるようなので、苦しくなることもありそうですが、そんな体験をさせてくれる本はとても貴重です。(あと、全体的にとても明るいトーンなのできっと心配なく読めます)
こういう本をお書きになるのは、大変だったろうな、、、と思えてなりません。でもたくさんの人の役に立つ、いろんな人を励ます本だろうなと思います。
試し読み版は日本橋水天宮前のエシカルペイフォワードに数冊あり、ソファなどもあってくつろげる空間ですので、お近くにいらした折にはお立ち寄りください。(火・木:12~19時、土:12~17時)
『母ふたりで“かぞく”はじめました。』の予約もはじまっており、amazonの「内容紹介」も面白いので、ぜひのぞいてみてください。
「にじいろかぞく」さんのご活動も素敵です!
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