マガジンのカバー画像

FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

240
前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

米金利先安観が広がり、ドル円は一時146.67円まで下落。

米金利先安観が広がり、ドル円は一時146.67円まで下落。


【11/29相場概況】東京時間、ドル円は米金利先安観を背景にしたドル売りの流れが先行し、一時146.67円まで下落。売り一巡後、日経平均が下げ幅を縮小したことなどを受けドル円は147.30円台まで買い戻された。欧州時間、ドル円は買戻しが先行。NY時間、7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比5.2%と速報値の4.9%から上方修正され、予想の5.0%を上回ると、ドル円は147.90

もっとみる
ウォラーFRB理事のハト派発言を受け、ドル円続落。

ウォラーFRB理事のハト派発言を受け、ドル円続落。


【11/28相場概況】東京時間、ドル円は軟調。月末を控えた本邦輸出企業によるドル売りで148円を割り込み147.98円まで下落。その後は買戻しが入り148.30円まで上昇。欧州時間、ドル円は買戻しが先行し148.83円まで上昇。NY時間、米利上げ打ち止め観測が広がる中、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「政策が好位置にあるとの確信を強めている」「インフレ率がさらに数カ月間低下し続ければ、政

もっとみる
米利上げ打ち止め観測が広がる中、米長期金利低下でドル円続落。

米利上げ打ち止め観測が広がる中、米長期金利低下でドル円続落。


【11/27相場概況】東京時間、ドル円は、朝方149.67円まで上昇となるが、月末を控え本邦輸出企業による断続的なドル売りや日経平均の軟調を受け148.89円まで下落。欧州時間、一時149.33円まで上昇となるが、米10年債利回りの低下を受けドル円は148円台に失速。NY時間、米利上げ打ち止め観測が広まる中、米10年債利回りが一時4.378%前後まで低下すると、ドル円は148.54円まで下落。

もっとみる
米感謝祭翌日で米株式・債券が短縮取引となる中、ドル円は小動き。

米感謝祭翌日で米株式・債券が短縮取引となる中、ドル円は小動き。


【11/24相場概況】東京時間、ドル円は、祝日明け実質5・10日(ゴトー日)における本邦実需勢のドル買い観測で、前日高値149.69円を上抜けて149.71円まで上昇。その後は、本邦輸出企業のドル売り観測で149.19円まで下落。欧州時間、ドル円は、クロス円の上昇を受け買いが入ったが、対欧州・オセアニア通貨でドル売り先行し、方向感なく149円台半ばで推移。NY時間、米感謝祭翌日で米株式・債券・商

もっとみる
日米祝日の中、ドル円小幅続伸で149円台後半。

日米祝日の中、ドル円小幅続伸で149円台後半。


【11/23相場概況】東京時間、ドル円は、日本が祝日(勤労感謝の日)の中、前日の上昇に対する反動で売りが先行し、148.99円まで下落。欧州時間、前日11/22の米国株や欧州株の上昇を背景にリスク・オンの円売りとなり、ドル円は149.69円まで上昇。NY時間、米国が感謝祭(Thanksgiving Day)で休場のため、ドル円に方向感はなく149.53円でクローズをむかえた。

【11/24相場

もっとみる
ドル円、3日連続のポジション調整で一時147円前半へ。

ドル円、3日連続のポジション調整で一時147円前半へ。


【11/21相場概況】東京時間、ドル円は先週末からのポジション調整によるドル売りの流れが継続。前日11/20の安値148.10円の安値を割り込むと、ストップロスを巻き込み一時147.25円まで下落。その後は147.80円台まで買い戻された。欧州時間、欧州勢は売りで参戦。米利上げ打ち止め観測の高まりなどもあり、ドル円は147.15円まで下落。NY時間、ドル円は買戻しが優勢。ロンドンフィキシング(日

もっとみる
ドル円3日続落、ポジション調整の売り継続で148円前半へ。

ドル円3日続落、ポジション調整の売り継続で148円前半へ。


【11/20相場概況】東京時間、ドル円は、5・10日(ゴトー日)の仲値におけるドル買い観測などで149.98円まで上昇となるが、日経平均株価が下げに転じたほか、対人民元でドル売りが活発化したことを受け、先週末安値の149.19円を下抜けて148.70円まで下落。欧州時間、ドル円は米利上打ち止め観測の高まる中、円買い・ドル売りが先行し、ドル円は148.10円まで下落。NY時間、米10年債利回りが上

もっとみる
ドル円、感謝祭控えポジション調整で149円前半まで下落。

ドル円、感謝祭控えポジション調整で149円前半まで下落。


【11/17相場概況】東京時間、アジア株安を受け、リスク・オフの流れで、全般に円買いが先行し、ドル円は150.42円まで下押し。その後、日経平均がプラス圏浮上や時間外の米10年債利回りの上昇を受けドル円は下げ渋り。欧州時間、10月英小売売上高が予想より弱い結果となったことを受けポンド円が急落し、クロス円全般が売り先行。NY時間、米10年債利回りが一時4.377%と約2カ月振りの低水準となると、円

もっとみる
米経済指標・米長期金利上昇などを受けドル円151円台まで反発。

米経済指標・米長期金利上昇などを受けドル円151円台まで反発。


【11/15相場概況】東京時間、ドル円は5・10日(ゴトー日)の仲値で買いが観測され、150.79円まで上昇。日経平均が上昇した事や中国の経済指標が好調となった事で、ややリスク・オン(投資家のリスク志向改善)となった。欧州時間、ドル円は150円台後半で伸び悩み。NY時間、米10月PPI(米卸売物価指数)が前月比で▲0.5%と予想+0.1%を下回ると、ドル円は150.04円まで下落。しかし、同時間

もっとみる
米CPI予想下振れ全般ドル売り、ドル円は150.13円まで下落。

米CPI予想下振れ全般ドル売り、ドル円は150.13円まで下落。


【11/14相場概況】東京時間、ドル円は政府・日銀による円買い介入警戒感と日米金利差によるドル買い意欲が交錯し151.70円を挟み膠着。欧州時間、ドル円は米CPIを控え様子見。NY時間、10月CPI(米消費者物価指数)が前月比0.0%(予想0.1%)・前年同月比3.2%(予想3.3%)、CPIコアが前月比0.2%(予想0.3%)・前年同月比4.0%(予想4.1%)と、やや弱い数値となると、米10

もっとみる
米10年債利回り上昇、ドル円6日続伸で151.90円。

米10年債利回り上昇、ドル円6日続伸で151.90円。


【11/13相場概況】東京時間、ドル円は早朝に151.37円まで下押しとなるが、その後は日米金融政策差による買いが先行。政府・日銀による円買い介入警戒感がある中、ジリ高となり10/31の高値151.72円を上抜け151.79円まで上昇。欧州時間、米10年債利回りが4.69%台まで上昇したことを受けドル円は151.90円まで上昇。NY時間、政府・日銀による円買い介入警戒感で一時151.19円まで急

もっとみる
米ミシ大11月消費者期待インフレ率予想上振れ、ドル円5日続伸。

米ミシ大11月消費者期待インフレ率予想上振れ、ドル円5日続伸。


【11/10相場概況】東京時間、ドル円は仲値後151.22円まで下押しとなるが、日経平均が下げ幅を縮小させると買戻しが先行。欧州時間、ドル円は、前日のパウエルFRB議長の発言を受けて、米金融引き締めの長期化観測が意識され151円台半ばで堅調推移。NY時間、米ミシガン大学が発表した11月の消費者期待インフレ率が1年先・5年先とも市場予想を上回り、米10年債利回りが低下幅を縮小したことなどもあり、ド

もっとみる
ドル円4日続伸、パウエルFRB議長タカ派発言受け151.38円。

ドル円4日続伸、パウエルFRB議長タカ派発言受け151.38円。


【11/9相場概況】東京時間、ドル円は日経平均の上昇を手掛かりに、前日高値151.06円を超えて151.09円まで上昇。欧州時間、ドル円は、政府・日銀による介入警戒感から150.76円まで下落となるが、押し目買いなどで150.90円台まで持ち直した。NY時間、米30年債入札が不調に終わり、入札後には米10年債利回りが4.65%手前まで上昇幅を拡大。また、パウエルFRB議長が「金融政策がインフレ目

もっとみる
ドル円3日続伸、日vs欧米金利差意識で1週間ぶりの151円台。

ドル円3日続伸、日vs欧米金利差意識で1週間ぶりの151円台。


【11/8相場概況】東京時間、ドル円は本邦実需の買い観測や時間外の米10年債利回り上昇を受け、前日の高値150.69円を上抜け150.70円まで上昇。欧州時間、ドル円は政府・日銀による円買い介入を意識しながらも堅調。NY時間、日銀が金融緩和策を維持する姿勢を示している事から、欧米との金利差に着目した円売りが先行し、1週間ぶりの151円台となる151.05円まで上昇。

【11/9相場観】目新しい

もっとみる