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米10年債利回り上昇、ドル円6日続伸で151.90円。


【11/13相場概況】

東京時間、ドル円は早朝に151.37円まで下押しとなるが、その後は日米金融政策差による買いが先行。政府・日銀による円買い介入警戒感がある中、ジリ高となり10/31の高値151.72円を上抜け151.79円まで上昇。欧州時間、米10年債利回りが4.69%台まで上昇したことを受けドル円は151.90円まで上昇。NY時間、政府・日銀による円買い介入警戒感で一時151.19円まで急落。その後は買戻しが先行し151.72円でクローズをむかえた。

【11/14相場観】

ドル円は、米10年債利回り上昇を受け151.90円と昨年10月の高値151.94円に迫る上昇。円買い警戒感が高まる中、24時過ぎごろ急落。一瞬、円買い介入かと思われたが、それらしいアナウンスなど痕跡はなく151円台後半へ買い戻され、152円手前で神経質な展開となった。本日米CPIの発表が注目されているが、152円突破となった場合には、昨晩同様円買い介入に神経質な反応となりそうなので注意が必要。
 
日足一目均衡表では、「三役好転」継続。各補助線(転換線・基準線・先行1・先行2・遅行線)が上昇となっており、変調の兆しはなく、上昇トレンドに死角はなさそうである。

ドル円は上昇トレンド継続として、フィボナッチエクスパンションで(上値拡張)で計測。計測値D(144.43-151.72-149.18)を追加。10/21の高値151.94円前後にD38.2%(151.96)があり、上値目標は、Bの100%(152.67円)・Dの61.8%(153.66円)・Cの100.0%(154.57円)となる。

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20231114執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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