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金融商品取引業(投資助言・代理業)東海財務局長(金商)第202号 金融商品仲介業 東海財務局長(金仲)第201号

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    ドル円の戦略をFXエバンジェリスト遠藤が解説。外国為替全般の戦略をチーフストラテジスト林が解説します

  • 持続可能な投資へ 主席研究員 中里幸聖

    多くの人が経済的に豊かになるには、一定程度の経済成長が必要です。そのためには実物投資、金融投資、自己投資など様々な投資が重要になります。またその投資が持続可能なものでないと、マイナスに作用することもあります。 ここでは中長期投資や社会経済動向などに関心のある人に向けて、様々な事象を経済と関係づけて解説していきます。

  • FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

    前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介

  • 一目均衡表とフィボナッチ計測

    一目均衡表やフィボナッチ計測を解説

最近の記事

ドル円乱高下の真相!

4/26、日本銀行(以下、日銀)の金融政策決定会合において、現行の緩和的な金融政策の維持が発表されて以降、ドル円相場の変動幅が極端に大きくなっている。背景には、市場の流動性の低下が挙げられるが、その最大の要因は財務省による口先介入にある。その理由と今後のドル円相場の展開を予想する。

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    • 物流2024年問題は長期的な競争力強化のための課題

      2024年問題は、我が国の経済に長期的に影響を与え続けると考えられる。人口減少が続く日本では、物流問題の根本的解決を図ることが持続可能な経済実現のカギの一つである。デジタル技術や自動運転などの技術的ブレークスルー、モーダルシフトや関係者の行動変容などで、ドライバー減少に伴う貨物輸送能力不足を補うことは可能である。 2024年問題による貨物輸送能力不足 いわゆる「2024年問題」は既に各所で顕在化しつつあるが、我が国の経済に長期的に影響を与え続けると考えられる。物流2024年

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      • FOMC、政策金利据置。パウエルFRB議長利下げ否定。

        【5/1相場概況】東京時間、ドル円は157円台後半で小動き。欧州時間、ドル円は157.98円の高値を付けるがFOMCを控え、その後は157円台後半で推移。NY時間、4月ADP全米雇用報告は予想上振れとなるが、反応は限定的。4月米ISM製造業景況指数・3月JOLTS(米雇用動態調査求人件数)が予想下振れとなると、ドル円は157.39円まで下押し。 FOMCは、市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%に据置。声明では「ここ数カ月、物価上昇率2%の目標達成に向けて進

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        • 20240501投資戦略

          【国内株式動向:振り返り】 前回15日のコラム以降、4月後半は大きく乱高下しているが、日経平均でみれば変動幅の半分程度が5~6銘柄の値動きで説明がつく。また、海外での紛争や資源価格・為替などに変化が出る度に、これを材料にして投機筋が何かと相場を動かそうとしている様子が伺える。 日経平均先物を使ったヘッジやオプションを複雑に絡めたサヤ抜きをしているためだが、彼らは相場を変動させるのが仕事である。したがって中長期投資家は、短期的な値動きは気にせず、急な上下動に対しては、どうせま

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        記事

          円安は緊縮財政の結果か?!

          2022年以降、日本銀行(以下、日銀)は、金融政策決定会合の度に金融緩和政策の継続を決定し大幅円安が進行した。その後、財務省による円買い介入が実施されるというパターンを繰り返している。財務省と日銀の間で、どうしてこのように通貨政策において齟齬が生じるのか、その理由は行き過ぎた緊縮財政に原因があると判断している。その背景と今後の政策運営を提言する。

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          円安は緊縮財政の結果か?!

          ドル円、米雇用コスト指数予想上振れで堅調だが介入警戒で上値が重い。

          【4/30相場概況】東京時間、ドル円は、月末のゴトー日(5・10日)仲値に向けた買い観測で、一時157.00円まで上昇。その後は円買い介入警戒感から156円台後半で揉み合い。欧州時間、ドル円は156円台後半で揉み合い。NY時間、1-3月期米雇用コスト指数が予想を上振れすると、賃金インフレ圧力の強さが意識され、FRBによる利下げ開始時期が遅れるとの観測が高まり、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。月末のロンドン・フィキシングでのドル買いのフローも観測され、ドル円は157.

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          ドル円、米雇用コスト指数予想上振れで堅調だが介入警戒で…

          直接介入と覆面介入の違い?!

          4/29ドル円相場が1990年以来34年ぶりに160円を突破した後、財務省・日本銀行(以下、日銀)によるドル売り円買い介入と思しき動きが見られ、一時154円台半ばまでドル急落となった。一部には、銀行に委託せず直接介入に踏み切ったとの観測もあり、直接介入と覆面介入との違いや介入効果を解説するとともに、今後のドル円相場の行方を占った。

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          直接介入と覆面介入の違い?!

          ドル売り円買い介入の意味するところ?!

          ドル円相場が155円を突破したことで、財務省による円買い介入(以下、介入)実施の可能性が取り沙汰されている。市場関係者によると、介入は為替市場に一定程度織り込まれており、円安阻止のインパクトは大きくないとの見方が主流となっている。果たして効果がないのか、ドル売り円買い介入をドルと円の資金取引(※)に分解して解説し、今後の介入の有無を検証する。 (※ドル売り円買いの為替取引は、ドル資金供給と円資金調達という資金取引に分解することができる。)

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          ドル売り円買い介入の意味するところ?!

          ドル円、155.74円と高値更新。日銀の利上げはあるのか?

          【4/25相場概況】東京時間、ドル円は、仲値にかけて買いが観測されると、前日高値を更新。政府・日銀による「円買い介入」がなかったことで、日銀金融政策決定会合中は介入なしとの思惑でドル円は一時155.74円まで上昇。欧州時間、日銀金融政策決定会合の結果を控えドル円は155.60円前後で小動き。NY時間、1-3月期GDP(米国内総生産)速報値が予想を下振れすると、ドル円は155.30円まで下押し。しかし、FRBがインフレ指標として重視する、食品とエネルギーを除いたPCE(個人消

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          ドル円、155.74円と高値更新。日銀の利上げはあるのか?

          IMM対FX仁義なき戦い !

          直近のIMM円投機持ち高(※1)を見ると、ネット円売り越し(※2)16.6万枚と過去最高水準に迫る金額となっていることから、円売り越しの巻き戻しが起こると急激な円高が発生するとの見方が出ている。果たして正しいのか、検証する。

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          ドル円、日米金融政策差を背景に155.37円と34年ぶりの高値更新。

          【4/24相場概況】東京時間、ドル円は、時間外の米10年債利回り上昇や日経平均の上昇を受け、154円台後半で堅調推移。欧州時間、ドル円は154.97円まで上昇となるが、155円で上値をおさえられた。NY時間、ドル円は、大量のオプションが観測されている155.00円を狙った買いが優勢となり、155.00円到達後一時155.37円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を更新した。その後は、政府・日銀による円買い介入警戒感から神経質な動きとなった。

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          ドル円、日米金融政策差を背景に155.37円と34年ぶりの高値…

          急増するFXが今や為替市場最大のプレーヤーに?!

          4/19日経平均株価が1,000円を超えて急落する中、ドル円相場もリスク回避の円買戻しが活発化、153円半ば近くまで1円程度急落となったが、その後1時間も経たない間に154円台半ば近くまで反発した。かつてのドル円相場では想定しづらい値動きの背景に、個人投資家によるFX取引の急増が影響している可能性がある。その実態とドル円相場の今後を解説する。

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          急増するFXが今や為替市場最大のプレーヤーに?!

          ドル円、米PMI速報値が予想下振れで下押しとなるが堅調。

          【4/23相場概況】東京時間、鈴木財務相が国会答弁で「(介入)環境が整ったと捉えられてもいい」などと発言すると、ドル円は154.66円まで下押しとなるが、その後は押し目買いで154.80円近辺まで上昇。欧州時間、中東情勢が落ち着く中、リスク・オン状態となり欧米株価指数が上昇。米長期金利の上昇などもあり、ドル円は154.87円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を更新。NY時間、米PMI(米購買担当者景気指数)速報値が予想を下振れると、米長期金利が低下に転じ、ドル円は154

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          ドル円、米PMI速報値が予想下振れで下押しとなるが堅調。

          米利下げ開始後ずれ観測で、ドル円は154.85円と高値更新。

          【4/22相場概況】東京時間、ドル円は早朝に154.44円まで下押しとなるが、時間外の米10年債利回りの上昇や日経平均の堅調を受け154.76円まで上昇。欧米時間、ドル円は154円台後半で小動き。NY時間、中東の地政学リスクに対する警戒感が後退する中、欧米株価の上昇を受け円売り・ドル買いが先行。米利下げ開始時期が後ずれするとの観測から、ドル円は154.85円まで上昇。

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          米利下げ開始後ずれ観測で、ドル円は154.85円と高値更新。

          メキシコペソ急落に関する注意点 !

          4/19日経平均株価が1,000円以上急落し、リスク回避の円買戻しが優勢となったタイミングで、イスラエルによるイラン攻撃の報が伝わると、更に円が対主要国通貨・新興国通貨で全面高となった。その中でもメキシコペソ円相場の急落が大きくなった背景と今後の対策を解説する。

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          メキシコペソ急落に関する注意点 !

          ハンガリー独自の成長路線がフォリント高をもたらす!

          4/4ポーランド国立銀行(以下、ポーランド中銀)は、3月インフレ率が中銀の目標の中間値 である2.5%を下回る1.8%まで低下したにもかかわらず、年後半のインフレ率上昇を見越して利下げを見送った。5会合連続利下げを続けるハンガリー国立銀行(以下、ハンガリー中銀)とポーランド中銀とのコントラストが明確となっている。しかし、ここに来てハンガリーフォリントが対ポーランドズロチに対し反転上昇の兆しを見せている。その背景を解説する。

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          ハンガリー独自の成長路線がフォリント高をもたらす!