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金融商品取引業(投資助言・代理業)東海財務局長(金商)第202号 金融商品仲介業 東海財務局長(金仲)第201号

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    ドル円の戦略をFXエバンジェリスト遠藤が解説。外国為替全般の戦略をチーフストラテジスト林が解説します

  • 持続可能な投資へ 主席研究員 中里幸聖

    多くの人が経済的に豊かになるには、一定程度の経済成長が必要です。そのためには実物投資、金融投資、自己投資など様々な投資が重要になります。またその投資が持続可能なものでないと、マイナスに作用することもあります。 ここでは中長期投資や社会経済動向などに関心のある人に向けて、様々な事象を経済と関係づけて解説していきます。

  • FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

    前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介

  • 一目均衡表とフィボナッチ計測

    一目均衡表やフィボナッチ計測を解説

最近の記事

エブリシングラリーの果てに!

9/19米国FOMC(連邦公開市場委員会)での0.50%の大幅利下げ発表後、同日発表された失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場の堅調さが確認されるとニューヨークダウは大幅高となり、史上最高の42,000ドル台に到達した。米国の利下げサイクル入りを好感して、金・原油などの商品市況も上昇、ビットコインなどの暗号資産も大幅高となり、全面リスクオン相場となった。為替市場では、クロス円相場が堅調となるなど、これまでの円買戻し相場からの転換が見られる。今後のドル円相場の行方を解説

    • 海洋国家日本の復権に向けた造船新機軸

      世界初の電気運搬船は、送電ネットワークの可能性を広げる。世界経済は海で回っており、日本海運は引き続き主要な地位を占めている。電気運搬船、超大型コンテナ船、カーボンニュートラル対応船、潜水貨物船など造船の新機軸は、今後の世界を大きく変える可能性がある。海洋国家日本の復権に向け、これらの新機軸推進を期待したい。 世界初の電気運搬船 大型蓄電池の製造・販売、再生エネルギー等の電力供給などの事業を展開するパワーエックスが、今治造船と組んで世界初となる「電気運搬船」を開発・建造してい

      • 米新規失業保険件数や米フィラデルフィア連銀製造業景気指数受け、ドル円堅調。

        【9/19相場概況】東京時間、ドル円は本邦実需のドル買い観測や日経平均の大幅上昇を受け一時143.94円まで上昇。その後、日経平均が上げ幅を縮小させると、ドル円も142.50円前後まで失速。欧州時間、ドル円は142.03円まで下押しとなるが、その後は方向感なく142円台半ば中心に小動き。NY時間、前週分の米新規失業保険申請件数が予想下振れ・9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想上振れと、ドル円は143.76円まで上昇。その後は、アジア時間の高値143.94円が意識さ

        • 思惑で買って事実で売る米国債!

          9/19FOMC(連邦公開市場委員会)での、市場予想を上回る0.5%の利下げにもかかわらず、米長期金利は反転上昇、ドル円相場も一時140円台半ばまで下落した後、142円台半ばまで急反騰となった。本日からの日本銀行(以下、日銀)金融政策決定会合を見据え、日米金融政策の方向性の違いから、ドル円相場の行方を解説する。

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        記事

          ドル円は、FOMCが0.50%利下げを決定後急落。その後パウエル議長発言で反発。

          【9/18相場概況】東京時間、ドル円はFOMCを控え141円台でやや軟調推移。欧州時間、ドル円は141円台後半で小動き。NY時間、FRBはFOMCで0.50%の大幅利下げを決定。結果公表後はドル売りで反応。一時140.44円まで下落。同時に公表されたFOMCメンバーによる金利見通し(ドット・チャート)では、2024年末時点の中央値が4.375%、25年末時点が3.375%、26年末時点が2.875%となり、年内残り2回の会合で0.50%の追加利下げの可能性が示唆された。パウ

          ドル円は、FOMCが0.50%利下げを決定後急落。その後パウエル議長発言で反発。

          見えてきた米経済のソフトランディング?!

          9/17発表された8月米小売売上高、鉱工業生産指数、9月住宅市場指数がいずれも市場予想を上回る強い内容となったことで、米国経済の堅調さが明らかとなった。9/18のFOMC(連邦公開市場委員会)では、利下げが確実視されているが、これは米国の景気後退懸念への対応ではなく、将来的な景気鈍化の可能性に備えての予防的利下げと位置づけられる。日米の金融政策スタンスを比較した上で今後のドル円相場の行方を予測する。

          見えてきた米経済のソフトランディング?!

          米小売売上高など予想上振れで、ドル円142円台まで買い戻される。

          【9/17相場概況】東京時間、ドル円は早朝に本邦実需のドル買い観測で141.24円まで上昇。しかし、日経平均の軟調を受け140.31円まで失速。欧州時間、ドル円は140円台半ばで方向感なく推移。NY時間、8月米小売売上高・8月米鉱工業生産・9月米NAHB住宅市場指数などが予想を上振れると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが先行。米国株や日経平均先物の上昇によるリスク・オンの円売りやFOMC発表前にポジション調整のドル買戻しなども入り、ドル円は142.46円まで上昇。

          米小売売上高など予想上振れで、ドル円142円台まで買い戻される。

          「隠れ円安」復活の気配?!

          先週来FOMC(連邦公開市場委員会)での0.50%の利下げ観測が強まり、9/16長期金利の低下が続くとドル円は一時139円台半ばまで下落したが、同日発表された9月ニューヨーク連銀製造業指数が市場予想を大幅に上回ると、ドル円のみ上昇に転じ、9/17早朝一時141円台を回復した。7月以降、円買戻し主導でドル安が進行した流れに変化の兆しが見られる。今後のドル円相場の行方を解説する。

          「隠れ円安」復活の気配?!

          ドル円、一時139円台へ下落後、好調な米経済指標受け140円台後半へ。

          【9/16相場概況】東京時間、ドル円は日本が祝日で流動性の低い中、FOMCでの大幅利下げ観測を受け140.00円を割り込み139.94円まで下落。欧州時間、ドル円は一時、139.57円と昨年7月以来の安値を更新。売り一巡後は買戻しが先行。NY時間、9月米NY連銀製造業景気指数が11.5と予想▲4.0を大幅に上振れると、ドル買いが先行しドル円は140.91円まで上昇。

          ドル円、一時139円台へ下落後、好調な米経済指標受け140円台後半へ。

          格上げのトルコ・格下げのメキシコ!

          9/6大手格付け会社フィッチは、トルコの長期外貨建格付けを引き上げた。最近の金融引き締め政策による経済ファンダメンタルズの改善を好感したものである。一方、同ムーディーズは、9/12メキシコの司法制度改革が三権分立を損ない、経済と財政の強度を弱める恐れがあるとして、将来的な格下げの可能性を示唆した。両国の格付けの方向性が好対照となった背景と今後のトルコリラ・メキシコペソの行方を解説する。

          格上げのトルコ・格下げのメキシコ!

          米PPI予想下振・日経平均先物下落などを受け、ドル円は141円台へ下落。

          【9/12相場概況】東京時間、ドル円は、日経平均の上昇を受け142.94円まで上昇。その後、田村日銀審議委員が「見通し期間後半には、少なくとも1%程度まで利上げが必要」との見解を示すと、ドル円は142.25円まで失速。欧州時間、ドル円は一時143.04円まで上昇を見せるが143円台を維持できず142円台で方向性なく推移。NY時間、8月米PPI(卸売物価指数)が総合・コアともに前年同月比で予想下振れとなると、米10年債利回りが低下し、ドル売りが先行。ナイト・セッションの日経平

          米PPI予想下振・日経平均先物下落などを受け、ドル円は141円台へ下落。

          織り込まれた米大統領選挙と利下げ?!

          9/11米大統領選挙テレビ討論会の結果について、CNNテレビの緊急世論調査では、ハリス候補がトランプ候補に67%対33%の大差で勝利したとの結果が出ている。また、同日発表された米8月CPI(消費者物価指数)の前月比コア指数が市場予想を上回ったことで、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)で0.25%の利下げ予想が優勢となっている。今後の金融情勢を占う上で、2つの大きな不透明要因の行方が明らかになってきたことで、米株式市場についても安定化の兆しが見える。今週発表になった日本の国際

          織り込まれた米大統領選挙と利下げ?!

          米CPIの結果を受け米大幅利下げ観測後退、ドル円は142円台へ上昇。

          【9/11相場概況】東京時間、ドル円は、日経平均の下落を受け売りが先行する中、中川日銀審議委員のタカ派発言を受け、8/5の安値141.68円を下抜けストップロスを巻き込みながら140.70円まで下落。欧州時間、ドル円は買戻しが先行し141円台半ばまで上昇。NY時間、8月米CPI(消費者物価指数)は、前月比0.2%(予想0.2%)・前年比2.5%(予想2.6%)。米CPIコア指数は、前月比0.3%(予想0.2%)・前年比3.2%(予想3.2%)。スーパーコア(住居費を除くサー

          米CPIの結果を受け米大幅利下げ観測後退、ドル円は142円台へ上昇。

          止まらないリセッショントレード?!

          9/6米8月雇用統計が先月に引き続き鈍化したことで、米景気の先行きに対する不透明感が増し、金融市場は、債券買い・株売り・原油売り・円買いのいわゆるリセッショントレードが進行し始めている。米景気後退の可能性の有無とドル円相場の行方について解説する。

          止まらないリセッショントレード?!

          ドル円、米10年債利回り低下・日米株価指数下落を受け142円台前半。

          【9/10相場概況】東京時間、ドル円は、朝方142.86円まで下押しとなったが、ゴトー日(5・10日)の仲値にむけたドル買い観測で、一時143.55円まで上昇。その後は日経平均の上値が重くなるにつれドル円は143円台前半まで失速。欧州時間、時間外の米10年債利回り上昇を受けドル円は143.71円まで上昇。NY時間、米10年債利回りが低下すると、ドル売りが先行。NYダウ平均や日経平均先物の下落を受けリスク・オフの円買いとなり、ドル円は142.19円まで下落。

          ドル円、米10年債利回り低下・日米株価指数下落を受け142円台前半。

          20240910投資戦略

          【国内株式動向】 8月は筆者の想定以上に戻りが早かった。日経平均でみると8月5日の引け値31,458円から9月2日の引け値38,700円まで約7,242円、率にして23%も値上がりした。これまでは、為替動向が日経平均に影響を与えていたと思っていたが、今回は日本銀行(以下、日銀)の利上げが株価の大幅調整の切っ掛けになったようだ。 海外のファンドなど短期筋による円売りポジションの巻き戻しと、同時に株式(先物)売りに波及した事が影響したのかもしれない。 為替については9月に入っ