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ドル円3日続伸、日vs欧米金利差意識で1週間ぶりの151円台。


【11/8相場概況】

東京時間、ドル円は本邦実需の買い観測や時間外の米10年債利回り上昇を受け、前日の高値150.69円を上抜け150.70円まで上昇。欧州時間、ドル円は政府・日銀による円買い介入を意識しながらも堅調。NY時間、日銀が金融緩和策を維持する姿勢を示している事から、欧米との金利差に着目した円売りが先行し、1週間ぶりの151円台となる151.05円まで上昇。

【11/9相場観】

目新しい材料がない中、植田日銀総裁の発言などから金融緩和策を維持する姿勢を示した事もあり、欧米との金利差が意識され、クロス円全般が上昇。
円安の状況に加え、米国経済好調に対し、日本・欧州経済が低調となっていて、米経済の一人勝ちという現状を考えると、昨年高値151.94円突破は時間の問題なのかもしれない。

 
日足一目均衡表では、「三役好転」継続。遅行線が26期間前チャート乖離し順調。昨日解説したが、転換線と転換線の接近レベルは変わらずで、依然上下にブレる確率は高そうだ。

ドル円の上値目途をフィボナッチエクスパンション(拡張)で計測更新。いよいよ第一目標はである昨年10月の高値151.94円が射程距離に入ってきた。152円突破となると、第二目標は152.67円(Bの100%)到達の確率が高まったのではないか。

情報・目標値段など、随時X(旧Twitter)で公開。
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20231109執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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