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日米祝日の中、ドル円小幅続伸で149円台後半。


【11/23相場概況】

東京時間、ドル円は、日本が祝日(勤労感謝の日)の中、前日の上昇に対する反動で売りが先行し、148.99円まで下落。欧州時間、前日11/22の米国株や欧州株の上昇を背景にリスク・オンの円売りとなり、ドル円は149.69円まで上昇。NY時間、米国が感謝祭(Thanksgiving Day)で休場のため、ドル円に方向感はなく149.53円でクローズをむかえた。

【11/24相場観】

11/21にドル円は147.15円まで下落となったが、11/22に米国経済指標の好調を受け149.74円まで上昇。昨日11/23は、日米が祝日の中、動意薄ながらドル円は堅調に感じられた。本日は週末ではあるが、感謝祭による連休ということを考えると小動きとみる。151.90円から147.15円までの下落に対し半値戻し(149.52円)となっている状況を考えると、先週末からの下落はポジション調整と見ているので、週明けドル円が買い先行となれば、上昇トレンド継続となるのではないか。
 
日足一目均衡表では、雲下限を突破せず反発。③現在値が雲上限を上抜け好転解消から好転。②遅行線は逆転から解消。「三役逆転」(強い売りシグナル)を回避となったが、①転換線<基準線で、好転から逆転となり、トレンドに対しては不安定な状況継続。12/28時点に雲が急接近しており雲ネジレの可能性があるため要警戒。

ドル円は11/21に147.15円の安値を付けたが、11/13の高値151.90円からの下落に対し半値(50%149.52円)のレベルまで上昇。早期に150円回復となれば、上昇トレンド継続とみる。目先の上値目標はE=151.90-147.15における61.8%(150.06円)・76.4%(150.77円)となる。

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20231124執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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