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コロナ時代を生きぬくための聖書のことば(18)~悲しみからの再生
喪の調べをわたしの竪琴は奏で
悲しみの歌をわたしの笛は歌う
ヨブ記30章31節
ある日、予期していなかった悲劇が突如として襲い、それによって、その人の人生が一変してしまうということがあるものです。
その結果、ヨブのように絶望と悲しみのどん底に沈み、一人しずかに「悲しみの歌」を歌わざるを得なくなります。
入江杏さんという方が、まさにその一人でした。
入江さんは、あの
コロナ時代を生きぬくための聖書のことば~連載を始めるにあたって
はじめに
21世紀に入ってから、時代は大きく動きはじめています。
私たち人類は、第2次世界大戦のあの苦い体験を踏まえて、一途にこれまで平和を模索し希求しつづけてきましたが、しかし現実はその実現の方向とはだいぶかけ離れているようです。
いや、むしろ世界の情勢はますます混迷の度合を深め、多くの人々は、そのような坩堝に巻き込まれて窒息しかかっているように見えます。
これは、ひと言でいえば”黄昏時の時代
コロナ時代を生きぬくための聖書のことば(12)~機が熟すまで待とう
たとえ、遅くなっても、待っておれ。
それは必ず来る、遅れることはない。
ハバクク書2章3節
掲げた聖句は、今や世界的なピアニストになっているフジ子・ヘミングさんが、まだその名が知られていなかった60代後半のとき、主から示されたみ言葉です。
彼女は、それまで長い不遇な時代を送ってこられたのでした。
5歳で母親からピアノを習い始めて17歳でソロコンサートデビューを果た