質問059:試合になると入らない。どうすればいい?
回答
▶イメージは「変わる」
仰せのとおり勝負の決着は自滅によって決まりますからね。
さて自宅にいる時と会社にいるときとでは、たとえば同じ1時間だとしても、時間の経ち方が違って感じられることはないでしょうか?
そうだとすれば、時間に関する「イメージ」が、自宅にいるときと会社にいるときとでは、変わっていると、言い換えられます。
そしてイメージが変われば、「行動」が変わります。
自宅にいるときにはゆったりするけど、会社にいるときにはせっかちになるとか。
それと同じようにテニスでも、練習と試合とでは、イメージが変わるのですね。
試合になるとミスが増えるというプレーヤーは、現実に対してズレたイメージに基づき、誤った動き方をしてしまうのです。
▶イメージには「あらがえない」
私たちはイメージにはあらがえません。
どうしてもイメージに基づく行動を、取ってしまうのです。
たとえば、山道でとぐろを巻いたロープを足元に見つけ、踏みつけそうになったとする。
山道にあるとぐろを巻いたロープ状のもの=「蛇」だというイメージがあると、どうしても飛びよけてしまうようなものです。
テニスの試合でも、まったく同じです。
イメージが試合になると、変わる。
すなわち現実に対して保有しているイメージがズレるせいで、ボールに対して、思わず突っ込んでしまったりする誤った動き方をしてしまうのです。
これは、イメージがズレている限り、「どんなに突っ込まないようにしよう!」と意識しても、ボールが飛んでくると条件反射的に突っ込んでしまう。
なぜなら私たちは繰り返しになりますが、イメージにはどうしても、あらがえないからです。
▶プロが「毎打ひっぱたける」理由
だけど現実に対するイメージが改まれば、誤った行動をせずに済みます。
イメージが現実どおりにピタリ一致すると、誤った動きにならず、現実に即したプレーができるようになるということです。
すると、思わずボールに突っ込んでしまったりしないから、ゆったりと手元に飛んでくるまで、ボールを待てる。
その結果として、余裕を感じながら、ドンピシャの打球タイミングでたたくヒッティングが叶う。
プロが、高速ラリーのさなかにも関わらず、毎打毎打ひっぱたけるのは、こういう理由によります。
▶世界に2つとないメソッド
「思わず」という言葉を、何度か使いました。
現実に対するイメージのズレがあると、「思わず」、つまり条件反射的に、誤った動き方をしてしまうから、どうしてもプレーは上手くいかないんですね。
こうなるともう、「地獄」ですよ。
どんなに時間と労力とお金を費やしてレッスンに通っても、あるいはボールに集中しても、上手くいかないものは上手くいきません。
赤信号を青信号だと思い込んで突っ込んだら、ガーンとぶつかるみたいなものです。
それが、テニスのワンプレーごとに起こるのだから、「地獄」。
だけど「イッパツで改まる方法」があります。
イメージを書き換えるための、私の知っている限り、30年以上テニスに携わってきて一度も聞いたことがない、世界に2つとないメソッドです。
その名も『~あなたのテニスがドラマチックに改善するたったひとつの方法~テニス・ベースメソッド』。
▶テニス地獄からの「脱出法」
もうそろそろ、「地獄」から抜け出しませんか?
今まで頑張ってきたんだから、もう幸せになってもいいじゃないですか?
イメージが合わなければ、本当に悲惨な経験ばかりが、ずっと繰り返されます。
上手くいかずにみじめになるのは、とてもつらい感情です。
でも、つらいのが悪いわけではありません。
つらいから、現状を変えるために、学ぼうとするのですから。
運動神経とか、メンタルとかの問題では、ないのです。
(参考記事:「練習だと打てるのに、試合になると打てなくなる」のはなぜ?)
ぜひ、知っていただければと思います。
イメージが変わると行動が変わります。
「えッ!」「嘘でしょ!?」みたいな、驚きと感動が、待ち構えています。
テニスを今後も続けるならば、知らずに死ねない内容。
グリップとか、テイクバックとか、インパクトとか、フォロースルーとかの、だれもが言う表面的な内容ではありません。
30年以上テニスに携わってきた私の知る限り、ほかでは聞いたことがない世界で唯一無二の、しかも不治の病と恐れられる「イップス」も含めイッパツであなたのテニスがドラマチックに改善するメソッドです。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero