タチバナ

趣味で小説を書いてます!稚拙ですが、全力で頑張っています!お気軽にフォローしてください!

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記事一覧

自己紹介その5

さて、幼稚園年中編に入ろう。 と、いっても。 実は年少よりも今の私に近いはずの年中だが、記憶はほとんど0だ。 理由は分からない。 無理矢理解釈するなら、私が幼稚…

タチバナ
11時間前
9

自己紹介その4

前回、幼稚園年少の記憶について語った。 普通なら、幼稚園年中や年長の話に飛んだり、小学生のエピソードを語るべきだろう。 しかし、この自己紹介は自己の紹介という名…

タチバナ
7日前
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自己紹介その3

幼稚園で印象的な出来事と言えば、花一匁がある。 恐らく全国的にポピュラーな遊びだと思うので、説明は必要ないだろう。 どのくらいの時期か覚えていないが、あれをクラ…

タチバナ
13日前
5

自己紹介その2

前回は最古の記憶について語った。 今日はその少し後について話したいと思う。 と言うのも。 久しぶりにnoteを更新しようと思い立った時、幼少期から覚えている事柄につ…

タチバナ
2週間前
5

自己紹介

自己紹介をしたいんですけど…。 どうも私は自己紹介なるものがとても苦手で。 私は異様なほど人の目を気にするタイプなんですが、それゆえ注目を集める行為が苦手なんで…

タチバナ
2週間前
15

お久しぶりです

不定期でnoteを更新しようと思ったので色々書いていきます。

タチバナ
2週間前

【小説】強盗に花束を エピローグ【創作大賞2023応募作品】

エピローグ 「私、お花とか詳しくないんだけど」高木さんが困ったように言った。 「俺も知らないよ。人生で初めて買う」少年強盗、改め橋本叶くんが言った。 「お店の人…

タチバナ
1年前
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【小説】強盗に花束を 第7話【創作大賞2023応募作品】

第7話 本当にいた。 警察が。 物凄い数。 銃を持って包囲してある。 ここまでは想像してなかったので正直驚いた。 高木さんの通報を重くみて、慎重に来てくれたんだ…

タチバナ
1年前
8

【小説】強盗に花束を 第6話【創作大賞2023応募作品】

それから、たった3分程度で実行に移行する。 作戦の細部を詰めたかったが、いかんせん時間がない。 今にも奥に引っ込んでた強盗がお金を持って、田代支店長を人質に飛び…

タチバナ
1年前
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【小説】強盗に花束を 第5話【創作大賞2023応募作品】

第5話 『強盗です、奥に行っててください』 確かに僕は高木さんに言った。 でも今強盗を働いているこのプロたちのことではない。 目の前にいる少年強盗のことだ。 僕…

タチバナ
1年前
6

【小説】強盗に花束を 第4話【創作大賞2023応募作品】

第4話 明らかにプロである女性強盗に指示に従った僕らは、一箇所に固められて座っていた。   成り行きで、少年強盗とおじさん強盗、僕と銀行員の高木さんが、偶々近くに…

タチバナ
1年前
11

【小説】強盗に花束を 第3話【創作大賞2023応募作品】

第3話 「え?え?え?」僕は本日最大のパニックになっていった。 1日でそんなに強盗が来ることあるか? なにか、政府のヤバい秘密でも金庫に仕舞われているのか? 僕…

タチバナ
1年前
3

【小説】強盗に花束を 第2話【創作大賞2023応募作品】

第2話 強盗少年はなにやら他のお客さんと揉めている様だった。 「おい、兄ちゃん。先並んでたん、俺やろ?せやったら俺の方が先行くんが普通なんちゃうんか?」 大きな…

タチバナ
1年前
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【小説】強盗に花束を 第1話【創作大賞2023応募作品】

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 第1話 「強盗だ。金をだせ」大きなボストンバッグをカウンターに乗せると男の子はそう…

タチバナ
1年前
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シャルル エピローグ【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

 エピローグ    怪我が付きものの業界だが、ここまでの大怪我は久しぶりだった。    私はボスの部屋でタバコを吸う。    右腕が三角巾で釣られているから左手で吸…

タチバナ
1年前
14

シャルル 第6話【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

第6話「玲奈。勿論、私もあなたが…」       根本まで吸い終わったので、私は床に吸い殻を捨てた。    火事にならないように念入りに火を消す。    遠くからサイ…

タチバナ
1年前
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自己紹介その5

さて、幼稚園年中編に入ろう。

と、いっても。

実は年少よりも今の私に近いはずの年中だが、記憶はほとんど0だ。

理由は分からない。

無理矢理解釈するなら、私が幼稚園の生活になれたのではないだろうか。

内気な私にとって、初めての幼稚園はとても大変で興奮の連続だったが。

1年以上もいたら流石に慣れる。

毎日の刺激もなくなっていくだろう。

だから、このnoteを書くにあたって、一生懸命年中

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自己紹介その4

前回、幼稚園年少の記憶について語った。

普通なら、幼稚園年中や年長の話に飛んだり、小学生のエピソードを語るべきだろう。

しかし、この自己紹介は自己の紹介という名目の元、私が幼少期より感じたことや印象に残った出来事、人生の岐路での選択や戦いを記録するものだ。

もっと言うと、最終的な目的は自己分析とその先にある夢を叶えるための研鑽に活かすことだ。

なので、好き勝手に書いていこうと思う。

と、

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自己紹介その3

幼稚園で印象的な出来事と言えば、花一匁がある。

恐らく全国的にポピュラーな遊びだと思うので、説明は必要ないだろう。

どのくらいの時期か覚えていないが、あれをクラス全員で行うことになった。

通常は10人程度、5人、5人に分かれるぐらいだと思う。だけど、何を思ったのか、私たちは30人、15人15人であれを行なった。

多分、それらの遊びは割と行われていたんじゃないだろうか、と思う。

例えばかけ

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自己紹介その2

前回は最古の記憶について語った。

今日はその少し後について話したいと思う。

と言うのも。

久しぶりにnoteを更新しようと思い立った時、幼少期から覚えている事柄について書こうと思ったのだ。

どうしてそう思ったのかという理由は、新卒での就職活動を行なっていた時まで遡ることになる。

就職活動を行なっていた時に、幼少期から印象に残っていることを書き連ねることで、自己分析を行うという手法について

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自己紹介

自己紹介をしたいんですけど…。
どうも私は自己紹介なるものがとても苦手で。

私は異様なほど人の目を気にするタイプなんですが、それゆえ注目を集める行為が苦手なんですよ。

みんなが私の言葉に注視していると意識すると、頭が真っ白になっちゃいます。

加えて自己の表現もへたっぴです。

なんか、変な感じで相手の気持ちとか考えてちゃうんですよ。

例えば、好きなものとか趣味とか言うのって割とポピュラーな

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お久しぶりです

不定期でnoteを更新しようと思ったので色々書いていきます。

【小説】強盗に花束を エピローグ【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を エピローグ【創作大賞2023応募作品】

エピローグ

「私、お花とか詳しくないんだけど」高木さんが困ったように言った。

「俺も知らないよ。人生で初めて買う」少年強盗、改め橋本叶くんが言った。

「お店の人にお願いしましょうか」僕が言った。

事件から一ヶ月が経った。

あっという間の一ヶ月だった。

事件はワイドショーで幾度となく流されていた。

あの時、居合わせた客の一人が記者だったらしい。

その人がネットで記事を書いてしまった。

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【小説】強盗に花束を 第7話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第7話【創作大賞2023応募作品】

第7話

本当にいた。

警察が。

物凄い数。

銃を持って包囲してある。

ここまでは想像してなかったので正直驚いた。

高木さんの通報を重くみて、慎重に来てくれたんだろう。

僕は警察に目を合わさずに開錠をする。

手を必要以上に震わせて、佳境であることを伝える。

これで伝わってくれたらいいのだけど。

そのままカーテンから離れる。

「よっしゃ。そしたら人質交換やな。ちょっと移動しよか」

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【小説】強盗に花束を 第6話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第6話【創作大賞2023応募作品】

それから、たった3分程度で実行に移行する。

作戦の細部を詰めたかったが、いかんせん時間がない。

今にも奥に引っ込んでた強盗がお金を持って、田代支店長を人質に飛び出してくるかもしれない。

本当に急ピッチで各々必要な情報を共有する。

女性強盗を倒せること、外に警察がいること、相手のライフルが張りぼてであること…。

たくさんの希望的観測で動くしかないが、田代支店長を救うのはこれしかない。

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【小説】強盗に花束を 第5話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第5話【創作大賞2023応募作品】

第5話

『強盗です、奥に行っててください』

確かに僕は高木さんに言った。

でも今強盗を働いているこのプロたちのことではない。

目の前にいる少年強盗のことだ。

僕の話を聞いて、高木さんは警察に通報した。

その後でプロの強盗に占拠された。

なんて事だ。

「じゃあ、もう警察すぐそこまで来てるんですか?」僕が高木さんに尋ねた。サイレンとか聞こえてきたら田代支店長が殺されてしまう。

「分か

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【小説】強盗に花束を 第4話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第4話【創作大賞2023応募作品】

第4話

明らかにプロである女性強盗に指示に従った僕らは、一箇所に固められて座っていた。
 
成り行きで、少年強盗とおじさん強盗、僕と銀行員の高木さんが、偶々近くに座っている。

「さて、どうしたもんかなぁ」おじさん強盗が言った。

「どうしたら、って。じっとしててくださいよ」僕が小声で言った。

「せやけど、同業者やで?倒さなあかんやろ」おじさん強盗が言った。

僕は耳を疑った。

「倒す?どう

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【小説】強盗に花束を 第3話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第3話【創作大賞2023応募作品】

第3話

「え?え?え?」僕は本日最大のパニックになっていった。

1日でそんなに強盗が来ることあるか?

なにか、政府のヤバい秘密でも金庫に仕舞われているのか?

僕はそんな事を思った。

映画でよくある展開だ。

店内には、郵便局のお客さんと銀行のお客さんが、自称強盗の二人と合わせて10名ほどいた。

全員が固まっていた。

さっきの女性が使用したのはどう考えても銃だ。

日本で普通に暮らして

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【小説】強盗に花束を 第2話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第2話【創作大賞2023応募作品】

第2話

強盗少年はなにやら他のお客さんと揉めている様だった。

「おい、兄ちゃん。先並んでたん、俺やろ?せやったら俺の方が先行くんが普通なんちゃうんか?」

大きな声に驚いて見ると、さっきの強盗少年が絡まれていた。

強盗少年に何やら罵声を浴びせているのは黒い野球帽にサングラス、そしてマスクをしている男だ。年齢はちょっと分かりづらいが、40代、といったところか。

少年よりよっぽどこっちの人の方

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【小説】強盗に花束を 第1話【創作大賞2023応募作品】

【小説】強盗に花束を 第1話【創作大賞2023応募作品】

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。

第1話

「強盗だ。金をだせ」大きなボストンバッグをカウンターに乗せると男の子はそう言った。
 
僕より少し年下ぐらい。おそらくは未成年。

包丁や拳銃を突き付けられた訳ではない。

それによくドラマで見る、強盗のトレードマークの様な目出し帽をかぶっている訳でもない。

ただただ、中学生くらいの男の子がボストンバッグ

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シャルル エピローグ【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

シャルル エピローグ【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

 エピローグ
 

 怪我が付きものの業界だが、ここまでの大怪我は久しぶりだった。
 
 私はボスの部屋でタバコを吸う。
 
 右腕が三角巾で釣られているから左手で吸う。
 
 結構のストレスだ。
 
 撃つのは左も得意だけど、タバコは右手に限る。
 
 右腕は三角巾で釣られ、左足と頭に包帯を巻いている。
 
 どっからどう見ても大怪我だ。
 
 細川さんに合コンの断りをいれなければならない。
 

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シャルル 第6話【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

シャルル 第6話【創作大賞2023・イラストストーリー部門応募作品】

第6話「玲奈。勿論、私もあなたが…」 
 
 
 根本まで吸い終わったので、私は床に吸い殻を捨てた。
 
 火事にならないように念入りに火を消す。
 
 遠くからサイレンの音が聞こえる。消防車が集まっているのだろう。
 
 メフィストの構成員は中々現れなかった。
 
 どっちにしろ、メフィストが滅びるのは決定している。私を殺す為に偽の依頼をでっち上げたのだ。十分にルールを侵している。
 
 どうせ

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