見出し画像

専門用語が暴力になる瞬間。

こんにちは、てんてんです。

投稿が少しサボり気味になっちゃいました…!ずぼらな性格がばれちゃう。笑

ちょっと、いやかなり気になる事柄があったので言葉にしてみたいと思います。


障がいや疾患について、不快な表現が含まれています。予めご了承頂けたら幸いです。

※また、この記事を通じて、専門用語や単語一つが他人の心を傷つける場合がある。それを今一度考えてもらう機会にしてほしいなー、と勝手ながら思ってます(張り切ってます!ふぅん!)。

発達障がい。

ネットやTVで取り上げられることも増えて、援助者じゃなくても知ってる人は多くなってきました。
近所に放課後等デイサービスが何個も開業していたり、(少なくともこっちでは)どこの学校にも支援級ができたり。
昔と比べいろいろなサポートが出てきているなぁ。なんてしみじみ思うことも。

発達障がい以外でも、HSPや愛着障害、起立性調節障害など…専門用語が世間に少しずつ日常に溶け込んでいるのを感じます。


しかし。
snsを閲覧するときに、こんな言葉を耳にすることも。

「話が通じない。あの人、絶対アスペだよねー」
「ねぇADHDでしょ。笑」


世間に浸透すると同時に、

・相手にレッテルを貼るため
・批判や悪口のツールとして

専門用語を使う人も増えてきていることを感じます。


けどそれって、言われた相手だけではなく当事者やその親御さん、疾患や障害に思うところがある人達まで傷つける場合もあるんじゃないかな…って思うのです。

障がいや疾患に対してネガティブなレッテルを貼ることを、福祉的にはスティグマ(烙印)と言うんです。
(牛に焼印を入れることが語源なんだとか…ひぇぇ…)

そう。ネガティブな表現が人々にスティグマを与えているのです。

そうなると…

「障害が恥ずかしい…」
「サポートを利用するなんて…できないよ…」


と、生きやすさの手助けをするために生まれたはずの「障害名」が、かえって人を苦しめてしまうんですよね。

なんて皮肉だ。

障害名はあくまで、サポートを必要とする際の「取説」。
人にレッテルを貼るための言葉でも、その人自身を表す言葉でもありません。
忘れないでいたい事ですよね。

(唐突に、ねこ。)




そして。日々気をつけたいこと。

傷つける表現になっていないか?

自分の身に置き換えて、言葉を使っていきたい。
私自身も心がけたいし、心がける人が増えたら嬉しいな。そうおもうのでした。

皆さま、ステキな週末を!
台風が接近している地域の方々、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さい!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?