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ロボット技術

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ファミマのロボット

ファミマのロボット

ファミリーマートは、多機能型床清掃ロボットを2024年10月中旬から全国約60店舗にて順次テスト導入します。

多機能型床清掃ロボットは、埃やゴミの吸引や拭き清掃などの基本機能に加え、小型モニターを活用した商品情報やキャンペーン告知、陳列スペースにおける商品訴求などの機能を備えています。

コンビニは結構狭い店舗もあるうえ、床に配線があるところも多いので、今後こういう機械をどのように取り扱っていく

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天ぷら盛り付けロボット

天ぷら盛り付けロボット

食品は一つひとつの形が微妙に違い立体的に盛り付けるのは難しい。ロボで盛り付けできると外食産業での省人化につながる。

奈良先端科学技術大学の研究チームは、天ぷらの立体的な盛り付けロボットを開発した。見本画像を参考にして人工知能(AI)技術で盛り付け動作を生成する。天ぷらの把持候補点を絞り込むなど、学習データをこれまでの30分の1に抑え、少ない学習で立体盛り付け動作ができるようになった。

天ぷら以

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呼吸するロボットクッション

呼吸するロボットクッション

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げてロボットの企画・開発するユカイ工学株式会社は、9月20日から呼吸するクッション「fufuly」を発売する。

「fufuly」は、呼吸するように、ふくらんだり縮んだりする不思議な呼吸誘導型のロボットクッション。子供や犬、猫を抱っこしている時に感じる呼吸を感じられる。
これはリラックスできそうだ!!

『参考資料』
ユカイ工学オンラインストア
https:

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ディズニーの二足歩行ロボット

ディズニーの二足歩行ロボット

ディズニーリサーチは「二足歩行ロボット・キャラクターの設計と制御」動画を公開しました。

ディズニーらしいユニークなアプローチで開発していることや、その開発手順が詳しく紹介されています。

脚には5つのアクチュエータ、首に4つのアクチュエータが搭載され、また、アクチュエータのほかに、ショーの演出機能、スピーカー、アンテナ、照明付きの目、ヘッドランプのセットが備えられています。

これだけでは、ただ

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かまって『ひろちゃん』

かまって『ひろちゃん』

かまって『ひろちゃん』は、赤ちゃんを“あやす”ことによって、あやす側に癒やしの効果が得られることを目的とした、ヒーリングコミュニケーションデバイスだ。

ジャイロセンサー、加速度センサーのほか、広角タイプカメラが内蔵されており、癒しの動きをしてくれる。

表情がないのが若干怖いが、赤ちゃんの愛くるしい動きがお年寄りの生活を支える。

『参考資料』

https://youtu.be/zeLLyS8

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放置自転車対策

放置自転車対策

『あいちロボットトランスフォーメーション』で、広い公園内を自動警備ロボットが巡回し、駐輪禁止区域の自転車を減らす実証実験が行われた。

自動走行ロボットに3Dスキャナーを搭載し公園内の巡回警備を行う実証実験を実施した。3Dスキャナーはカメラと違い、撮影ではなく人物を物体として検出する。スキャナーを採用することで、公園に訪れる人たちを特定せず、プライバシーを守ることができる。また通常のカメラでは弱い

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新感覚スポーツ ロボットファイト

新感覚スポーツ ロボットファイト

RED°TOKYO TOWER 3階に、新アトラクション「RFIGHT ロボットファイト」が2024年4月24日にオープンする。

ロボットを身にまとい、身体をロボットに変え、自らがその操縦者となって戦う

ロボットにはセンサーが取り付けられており、それらにパンチが当たると、ゲーム上のHPが減り、制限時間内に相⼿のHPをゼロにするか、⼀定時間経過後、より多くのHPが残っていた⽅が勝ちとなる。

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コデカケ

コデカケ

パナソニックは背後に近づく自動車などを検知する首掛け型デバイス「コデカケ」を2025年にも商品化する。数十メートル離れた自動車の位置や速度を、デバイスの後方から発射するレーダーの反射をもとに、自動車や自転車との距離や速度を計測する。聴覚障害者、高齢者や子育てされている方には、安心材料になる。

『参考資料』

https://makenew.panasonic.jp/magazine/articl

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「雷鳥3号」名前がカッコいい!!

「雷鳥3号」名前がカッコいい!!

雷鳥3号は、農業において問題となっているイノシシなどの害獣対策として、夜間に侵入した害獣を検知し、高圧で対象物に向けて放水できるロボットだ。

放水により害獣がほ場から追い払うことができる。

『参考資料』

https://www.jacom.or.jp/shizai/news/2023/11/231114-70615.php

空中配送ロボット

空中配送ロボット

パナソニックは、多摩田園都市エリアで空中配送ロボットによる配送システムを試行的に運行させる。

ドローンとは違う、ロープウェイのような形式の配送システムだ。ドローンに比べれば安全性や安定運用が出来そうだ。

『参考資料』

https://nordot.app/1094134938221396181?c=62479058578587648

これからの警備

これからの警備

セコムは24年春からAIを活用して巡回や侵入監視をする新型ドローンの販売を始める。人物や車両を検知する画像認識AIを搭載し、監視員が「不審」と判断して指定すると物体を自動で追跡したり撮影したりすることができる。半径約6キロメートルのエリア内を警備可能だ。

また、バーチャル警備システムもあわせて発売される。

『参考資料』

https://www.secom.co.jp/corporate/re

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トンネル工事

トンネル工事

トンネル工事で使われる火薬の装填・結線作業は、わずかな熱や衝撃でも発火する火薬を筒に込めた火工品「雷管」雷管などの危険性が高い材料や、雷管を起爆するための電気を流す細かい脚線を取り扱うことから、繊細な力加減や手指の感覚を必要とする作業だ。人的なミスによる事故も発生している。

慶應義塾大学の研究グループは、遠隔で力触覚を再現する技術(リアルハプティクス)を応用し、危険が伴う山岳トンネルの掘削面(切

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ファスナーの開け閉め

ファスナーの開け閉め

人はバッグのファスナーを簡単に開閉できる。しかし、ロボットにとっては不規則に変形するファスナーの開け閉めは非常に難しい。
エクサウィザーズは、形状が変わりやすいバッグのファスナーを開閉できる人工知能(AI)ロボットシステムを開発した。対象物の位置を固定した環境下において100%の精度で実現可能という。この研究にはJAXAも関わっており、将来的には国際宇宙ステーション(ISS)の船内で宇宙飛行士の作

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優しく包み込むロボットハンド

優しく包み込むロボットハンド

北陸先端科学技術大学の研究チームは、農作物を収穫するための新たなロボットハンドを開発した。

バラの花を参考に、バラがつぼみから開花するまでの花弁の動きを参考にロボットハンドを作った。ロボットハンドの底を回転させることで、全体をねじるようにして、物体をつかむ。

柔らかいものを傷つけずに保持でき、果物などの収穫に使えるという。

『参考資料』

https://www.jaist.ac.jp/wh

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