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#netflix
"普通"って、皆が空気を読み合って何もないように演技する事なのかもしれない(ネタバレ含)
最近『アルマゲドン』を見たら無性に見返したくなったため、『ドント・ルック・アップ』を2度目の鑑賞。
なんとなく見てた時より感動したし普通に泣いちゃった。チラとスマホの通知を確認なぞしたら見逃してしまうような小ボケが多くて楽しい映画。大掛かりな撮影やCGだけじゃなく、役者さんたちの演技が光る。
勿論今回も加瀬さんの吹替で。癖になる声質と口調。
燻ってる中年の吹き替え上手すぎる!
概要
この映
《映画紹介》15分で魅せるトムヨークのドリーム・ワールド「ANIMA」(2019) ③《ネタバレ含》
前回の記事を読んで下さった方、ありがとうございます。
今回は最後のシーンである " Dawn Chorus " についてです。
① " Dawn Chorus " に含まれた2つの意味
" Dawn Chorus " は「ダウンコーラス」ではなく、「ドーンコーラス」と読みます。
「夜明けの合唱」、夜明けに鳥がさえずることを表す言葉です。
一方で、この言葉には宇宙のロマンが詰まったエピ
《映画紹介》15分で魅せるトムヨークのドリーム・ワールド「ANIMA」(2019)②《ネタバレ含》
前回の記事を読んで下さった方、ありがとうございます。
前回は、3曲構成のうち1曲についての紹介・考察でした。
今回は2曲目である " Traffic " の全容・考察を書いていきます。
trafficという言葉には「交通」「運輸」「人の往来」などの意味をもつ一方で、「不正取引」という意味もあります。
このシーンの振り付けを見ていると「人の往来」の意味も連想できますが、筆者が歌詞を考察してみ
《映画紹介》15分で魅せるトムヨークのドリーム・ワールド「ANIMA」(2019)①《ネタバレ含》
今回は、Netflixオリジナルの「ANIMA」についてです。
この作品はレディオ・ヘッドのメンバーであるトム・ヨークが手がけたPVのような15分の短編映画です。
登場人物に台詞は一切ありません。
どこか不気味なコンテンポラリーダンスの映像と、トムヨークの幻想的な歌声をのせた3曲の歌で構成されています。
(15分の作品ではありますが、翻訳を含めて最後まで書いてしまうとなかなかのボリュームにな