たつ。

兼業WEBライター。ていねい”じゃない”最低限のくらしをしています。有名パーソナルジム…

たつ。

兼業WEBライター。ていねい”じゃない”最低限のくらしをしています。有名パーソナルジムに通って、20kg減量したことをきっかけに筋トレに目覚める。雑感をまとめたnote多め。ホイップクリーム吸いたい。

最近の記事

やっぱり男女格差はあるが、男尊女卑とは限らない求人の話

私は前職で求人広告の制作をしていた。超大手だったこともあり、WEB・IT・事務などのデスクワークから建築・福祉・サービス業などの現場系の仕事の求人も書いていた。 ほとんどの場合は企業担当者や社長に取材をする。募集の経緯・仕事内容・待遇など基本的なことから、その企業の理念・今後の展望という経営部分に踏み込んだ話もするし、社長の趣味を聞くこともあった。 取材で必ず聞くことの一つに「どんな人材が欲しいか」がある。求人だと『求める人物像』『採用条件』などに該当する部分だ。 これ

    • いつ死んでもいいから生きられる

      清水裕也さんがnoteで連載を始めた『ジサスタグラム』に私の話を載せていただいた。 いろいろと相談に乗っていただいている清水さんのnoteのネタの1つにでもなれば、という気軽なノリでお話したのがちょっと申し訳ないくらい、きちんとまとめていただいた。 私は大きな失敗体験があるわけでもなく、壮絶ないじめを受けた経験もない。だからといって何か大きな事を成し遂げたこともない。山も谷もない平坦な道を辿ってきた人間だ。 けれど私は22歳、23歳くらいまで24時間365日「死にたい」と

      • 自衛隊の大規模接種会場でワクチンしてきました

        ネット賢者のお知恵を借りて、ようやく大規模摂取センターの予約が取れた。 ありがたいことに、ワクチン接種も勤務扱いにしてくれるという会社のお達しによって、早上がりして大手町駅から会場へ向かう。 「大手町駅から徒歩3分って書いてあるし、早めに来たし余裕っしょ」 と土地勘があるわけでもない大手町駅内を、表示の通りに進んで行く。 駅の中にはやたらと”大規模センターはこちら→”の張り紙がしてあるので、迷うことはなかったのだけれど、遠くてひたすらに出口にたどりつかない。 張り紙を

        • いまさらながら『人生の勝算』を読んでみた

          おそらく著者の前田氏は私と反対の人生を歩んできた人だ。私は『メモの魔力』でも多くのことを学んだし、その人生観に驚き、感心した。『メモの魔力』と同じく、本書にも今を生きる人たちへの愛が詰まっているように思う。 論理的な精神論本書を読んでまず思ったことは、精神論を論理的に解説している内容だということだ。本書の内容をひとことで言うのであれば「やりたいことを見つけて突き進め」だろう。 やりたいこと——心の底から進みたいと思う方向・理想像とでも言えばいいだろうか。そういった人生の指

        やっぱり男女格差はあるが、男尊女卑とは限らない求人の話

          気分転換にケトジェニックダイエット再開しました。

          このところ心が暇なので、ケトジェニックダイエットを久しぶりにやってみた。気分転換がてらするものでもないのかもしれないけれど、食事内容を切り替えるのは生活を変えることなので気持ちを切り替えるのにはちょうどいい。 人によって合う合わないあるようなので一概にはおすすめできないけれど、私は結構合うみたいで割と体調がいい。ケトジェニックの私的メリットを挙げると ・体が軽い ・空腹が弱くなる ・食事のチョイスが楽 ・自分を戒められる こんな感じ。 買い物がめっちゃラク知っている人

          気分転換にケトジェニックダイエット再開しました。

          ノイズが多い世界に生きているのかもしれない

          ここ最近、もしかしたら他の人よりもノイズが多い世界で生きているのかもしれないと思うようになった。 朝5時に起きてジムで筋トレをし、18時まで働く。在宅ワークになってからそんな生活を送っているが、20時には眠気で何もできなくなってしまう。 週に2日くらいは20時就寝-5時起床という以前働いていた老人ホームのおじいちゃんおばあちゃんと同じような睡眠時間になってしまっている。 そんな話を誰かにすると「健康的でいいじゃん」みたいな、肯定的なリアクションが返ってくるのが大半だ。

          ノイズが多い世界に生きているのかもしれない

          【掌編】遠くなってしまった

          自宅で仕事をしている最中、スマホが振動した。 「おばあちゃんが今日の6時半になくなりました。静かな顔でした」 母からのLINEは簡潔で、それだけだった。 PCに向かっていた私は、一つ深呼吸をして「母さんもお疲れさまでした」とだけ返した。 スマホを伏せて、視線をPC画面に戻す。表示されているExcelは先程と何ら変わらない表情で私を見つめ返した。 今日がテレワークの日でよかったな、と思いながらデータを入力していく。オフィスに出社する日だったら返信に時間がかかっただろうし、

          【掌編】遠くなってしまった

          【掌編】ファミレスの老夫婦

           久しぶりにファミレスに行った。いつもは弁当を持っていくのだが、今日はたまたま目に入った店にでも入ってみるかという気になった。入ったのは会社からほど近い大手チェーン店。安さがウリで学生時代や独身の頃はよくお世話になったのだが、結婚してからは足が遠のいていた。  仕事が押していたこともあって、入店したのは14時半すぎ。もうランチというには遅い時間だからか、客はまばらだった。適当に空いている席に座る。整然とそろえて置いてあるメニューを開いて、ランチメニューを眺める。ランチタイム

          【掌編】ファミレスの老夫婦

          座ってご飯食べるのをやめました

          私のアパートは、一人暮らし用にしてはキッチンが広い。よくある賃貸アパートの3倍くらいあるんじゃないだろうか? 調理スペースがあまっているので、そこで食事を摂るようになった。イスはないので立ち食いだ。 立ち上がるのがめんどくさいこれまでは、キッチンで準備した食事をテーブルまで持って行き、座って食べていた。でもそうすると食後のんびりしてしまって、すぐに片付けられない。食器を片付けられないから作業ができず、Twitterなどを見てダラダラしてしまっていた。 気がついたら1時間ムダ

          座ってご飯食べるのをやめました

          何も考えないってなんだ?

          臨床美術体験 第2回目。 正直、1回目は何するのかわからず、体験してみても「これでよかったのかな?」とよく意図がつかめず終わった。「あんなよくわからない絵を描いてしまったけど、正解だったのか?」という不安が大部分だった。 そんな1回目はこちら↓ 今回は2回目。前回よりはリラックスして取り組むことができた。やっぱり初めてのことはなんでも緊張してしまう。何をするんだろう?上手く描けるかな、と肩の力が入っていたように思う。 今回もテーマは2つ。 「自分の課題と思っているこ

          何も考えないってなんだ?

          私が好きな人はみんなが好きな人ではないらしい

          私には好きな人がいる。 といっても、恋愛感情ではなくて、”尊敬”とか”敬愛”とか「この人すごいな」といった感情だ。 私はそんなに人の好き嫌いがなくて(無関心とも言うけれど)、特に人を好きになることがあまりない。 けれど、転職して「この人すごいな」「もっとこの人と話したいな」と思う人と関わるようになった。 私が好きになる人はどちらかというと、私の理想形とも言える人だ。やりたいことが明確にあって、それを当たり前のように周囲に話ができる人。やりたいことのために、手段や手間を惜

          私が好きな人はみんなが好きな人ではないらしい

          レンチンでOK!おすすめのオートミールの食べ方

          こんにちは、オートミール歴3年の限界ズボラ女”たつ。”です。 私にとってオートミールは大好物の一つですが、どうやら世間ではそうではないらしく、「そもそもオートミールって何?」「おいしい食べ方がわからない」という声をよく聞きます。 今回は、ほぼ毎日オートミールを食べている私が、オートミールのおすすめの食べ方を紹介します。しかも、紹介しているのは、火や包丁すら使わない混ぜるだけ・レンチンだけの超簡単レシピ。忙しい日や「料理なんてしたくない!」と疲れた日でもさっと用意できますよ

          レンチンでOK!おすすめのオートミールの食べ方

          当事者としてLGBTを考えてみる

          この数年で“LGBT”という言葉が一気に浸透して、もはやこの言葉に解説はいらないくらいになった。 でも、私が感じる同年代の大半は「知識としては知ってるけど、LGBTの人と会ったことないな」とか「そういう人もいるんだー」くらいの温度感だと思う。 改めてLGBTを調べてみると LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、両性愛(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。クエスチョニング(Ques

          当事者としてLGBTを考えてみる

          感情を描くことの難しさ

          先日、ある縁あって「臨床美術」を体験することになった。 臨床美術って聞いたことがあるような気がするけど、何をするのかよくわかんないなーくらいの気軽な気持ちで体験した。 臨床美術とは 臨床美術は、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです。 (特定非営利活動法人 日本臨床美術協会 HPより) 感情を描こう今回

          感情を描くことの難しさ

          女性用タキシードという存在を知った。

          「''タキシード''って検索すると『タキシードサム』か『タキシード仮面』が出てくるんですよね」 先日、女性向けタキシードのレンタルサービスや情報発信を行っているせんさんとお話する機会をいただいた。その会話の中で、思いもがけないワードが飛び出してきたので、私はつい笑ってしまった。 せんさんは普段からSNSなどでタキシードについて情報収集をされているが、なかなか女性向けタキシードについて発言がヒットせず、かわいいペンギンか、かの有名なイケメンが出てきてしまうのだという。 そん

          女性用タキシードという存在を知った。

          いや、やりたいことがないから困ってんねんって話

          この1ヶ月で、『メモの魔力』『ビジョナリーカンパニー2』『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』を読んだ。どれもおもしろかったし、私にも理解できるくらいわかりやすい言い回しで咀嚼がしやすかった。 こういった書籍に共通するのは強い「熱意」だ。『メモの魔力』ではメモに情熱を燃やす著者の前田さんが、メモによって蓄積した知識を、熱意を持って新たな価値を創造しようという内容。 『ビジョナリーカンパニー2』は偉大になった企業を統計学的にまとめた本で、各企業の経営者は

          いや、やりたいことがないから困ってんねんって話