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座ってご飯食べるのをやめました

私のアパートは、一人暮らし用にしてはキッチンが広い。よくある賃貸アパートの3倍くらいあるんじゃないだろうか? 調理スペースがあまっているので、そこで食事を摂るようになった。イスはないので立ち食いだ。

立ち上がるのがめんどくさい

これまでは、キッチンで準備した食事をテーブルまで持って行き、座って食べていた。でもそうすると食後のんびりしてしまって、すぐに片付けられない。食器を片付けられないから作業ができず、Twitterなどを見てダラダラしてしまっていた。
気がついたら1時間ムダにしてた、なんてことは日常茶飯事。これじゃダメだ!  と思いつつも、私の意志はよわよわなので、サッと食べてサッと作業に入る、という理想は実現できそうにない。立ち上がって、皿をシンクに置くという動作が、とてつもなく億劫な人間なのだ。

座って食べなきゃいいじゃん?

じゃあ、立ち上がらなければいいのでは?  そもそも立っていれば、立ち上がる動作は無くなるじゃん?  ということで、キッチンで立ち食いするようになった。

行儀は悪いが、一人暮らしだからそれを咎める人は誰もいない。「本当に一人暮らしを謳歌してるなあ、私」と思いながら、屈んで食事をする。立ち食いそば屋みたいに、高いカウンターではないから食べにくい。それでも立ち食いには続けるメリットがあった。

”ながら食べ”が減った
座って食べている頃は、スマホを見ながら食べるのが当たり前だった。けれど、キッチンは低くて器を左手で持ち上げていないと食べにくい。その結果、両手が塞がるので、必然的にながら食べをしなくなった。

アイデアが出てくる
ながら食べをしなくなったことで、考え事をしながら食事を摂るようになった(これも一種のながら食べ?)。今日は美味しくできたなとか、ご飯食べたら何しようとか、次のnoteのアイデアとか。余計な情報のインプットができないからか、両手が塞がってできることがないからか、考えることに集中ができる。このnoteも食べながら思いついた内容だ。

すぐに作業に移れる
食事中にスマホを触らないので、「だらけモード」にスイッチが入ることがない。作業を開始すれば座れるので、さっさと片付けて座ろうという気持ちになる。だから食事時間を短縮につながった。

我が家に机は1つしかないので、作業するのも、食事するのも、ボーっとするのも、全て共通の机を使っている。だから、食事するときは毎回片付けなければいけなかった。
キッチンと机、食事する場所と作業をする場所をわけることで、食事が終わってすぐに作業を再開できるようになった。意外とPCを開く・メモを広げるといった些細な動作が、作業をするハードルになっていたみたいだ。

格好なんてこだわらなくていい

キッチンで立ち食いって、行儀悪いし、見ためも悪いし……と思っていたけれど、やってみるとけっこう悪くない。「そんなに忙しく生きなくても……」と思う人もいるかもしれないが、これは作業時間を確保するためだけでなくて、しっかり休むためにも続けたいと思っている。Twitterするのも、のんびりゲームするのも、食事が終わってからすればいいんだ。そう思って切り替えをすることで、遊びも仕事もちょっと充実した気がする。

格好良くはないけれど、これが私には合っているみたいだ。

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