「ウェルビーイング」を生涯学習に
vol.37
10月になりましたね。
ちょっと前に始まった2023年も、残すところ3ヵ月になりました…
光陰矢の如し。
うっかりしていると、10月〜12月が無かったかのように早く流れていくような気がするので…、今年の後半はより一層一日一日を丁寧に生き、日々をハッピーに楽しみたいと思います。
「ハッピー」といえば、武蔵野大学が世界初の「ウェルビーイング学部」を来年の春に開設することを発表しましたね。
〈SUSTAINABLE BRANDS / 2023年9月12日〉
初代学部長には、幸福学の第一人者である慶應義塾大学大学院の前野隆司教授が就任。
(前野さんは、慶應義塾大学大学院教授と武蔵野大学ウェルビーイング学部教授を兼任予定)
他にも教員に元ユニリーバ取締役の島田由香さんを迎えるなど、哲学・宗教から経営学まで幅広い分野の専門家を揃え、ウェルビーイングを包括的に学び、個人の幸福と社会全体の調和を築く人材を育てていくことを目指しています。
「幸福」と「調和」を学ぶ。
非常に興味を持ちました。
最近、改めて「自分にとっての幸せ」に向き合うことが大切だと思っているからです。
若い頃から当然、自分なりの幸福というものは持ってはいましたが、それは今よりもずっとふんわりと曖昧なものでした。
しかし、経験を積み、教養を身につけることで、幸せの解像度が上がってきていると感じます。
例えば、昔は「苦手な人」と「嫌いな人」は同じ人でした。
しかし、自分が成長することで、両者は違う存在であることに気づきます。
昔は、「好きな人」に囲まれて生きていきたいと思っていましたが、この年になると「苦手な人」も仲間に引き入れていかないと「自分が望む幸せ」には近づいていかないと実感しています。
ですから、今の私の周りには「嫌いな人」はいませんが、「好きな人」と同じように「苦手な人」を大切にしています。
これはまさに幸せの解像度が高まったからと言えるでしょう。
ウェルビーイング学部での4年間で幸せの解像度をクリアにすることはできないと思いますが、解像度を上げていく体質(幸せに向き合う体質)を手にできることは、とても良いことだと思います。
今後は、ウェルビーイングへの探求がもっと子どもの頃から身近になっていき、幸せの原石を宝石として磨き上げていく文化が築かれていくような気がしています。
哲学、倫理、好奇心。
AI時代に本格的に突入する中で、改めて大切にしたい人生のエッセンスです。
私もウェルビーイング学部に触発されながら、自らの幸せに向き合い、原石を研磨していきたいと思います😊
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