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「ワーク・ケア・バランス」の時代

vol.66

本日はお付き合いのある会社が2社参加した「東京女性未来フォーラム」を聴講いたしました。

〈東京女性未来フォーラム / Webサイト〉

女性活躍の推進について各企業の取り組みを拝聴させていただいたのですが、皆さんが最終的に目指しているのは「誰もが働きやすい世界」

それは…なかなか簡単なことではありませんが…、まずは…いかに想像の翼を広げていくかが大切です。

「ダイバーシティー&インクルージョン」への一歩は、自分が経験したことのない生活を送っている人たちに対して、想いを馳せることから始まります。

例えば、育児介護を同時にケアする「ダブルケア」もそうです。

毎日新聞の昨日の記事によると、全国で少なくも29万3700人もいらっしゃることが明らかになっています。

〈毎日新聞 / 2024年1月22日〉

…しかも…、そのうちの1割は未婚による出産や離婚を経て独り身であるとのこと…

また、他にも社会課題としてまだ認知されていない固有で複雑な問題もある…

千差万別な悩みがあり、その1つ1つを想像して、深掘りすることは難しいとは思いますが…

プライベートで何か問題を抱えていることが前提のマネジメントをしていくことが望ましいとは考えています。

よく「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を使いますが、働く人たちはその言葉で良いかもしれませんが

経営層は、「仕事よりも大変なことがプライベートにもある」ということをスタンダードとした

ワーク・ケア・バランス

という認識で、マネジメントしていくことが求められますね。

そのことを肝に銘じながら、自らのリテラシーを高めていきたいと思う今日この頃です。

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