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新発想の「健康」アイテム

column vol.1213

最近、社会全体としてますます「健康」についての意識が高まっていると感じるのですが、テクノロジーの進化によって、日常が大きく変わろうとしています。

特に今、気になっているのが「キリンのスプーン」です。

メディアで結構取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、改めて本日取り上げさせていただきます。

そして、こちらの事例を皮切りに、新発想の健康アイテムの情報をお届けいたしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ😊


“味変”できる魔法のスプーン

キリンは、舌や口腔内に電気を通すことで塩味などを実際より強く感じられる「エレキソルト スプーン」の販売を始めました。

〈産経新聞 / 2024年5月20日〉

いわゆる「味が変化するスプーン」ということなのですが、

電気で味の感じ方が変化する「電気味覚」効果を活用しており、減塩食に満足できない人々の食習慣改善に貢献することが期待されているのです。

キリンホールディングス

同社は2019年から明治大学宮下芳明教授と共同で、電気により塩味うま味基になる成分の働きを調整する電気味覚の研究に着手。

食器を通じて口内に電気を流す方法を検討していたところ、はし型の実験機を使って減塩食の塩味が1.5倍程度に増強できたそうです。

そこで、ニーズが最も高いスプーン型の開発・販売を先行させたとのこと。

ちなみに、柄にある電源ボタンで、電流の強さは4段階から選べるそうです。

4月30日放送の「カズレーザーと学ぶ。」(日本テレビ系)では、全国の味覚障害患者数1990年約14万人から2019年には約28万人にまで膨れ上がり、30年近くで倍増していることが伝えられていました。

さらに、潜在的な味覚障害約3000万人もいると推定されており、実に日本人の約4人に1人も可能性があるわけです…(汗)

私は濃口が好きなので、気をつけねば…と思っていたので、キリンのこのスプーンは非常に気になります。

そして、何より薄口習慣を心がけたいところです…😅

「ボディハグシャワー」前年比2倍

食事とともに一日の中での楽しみの1つがお風呂です。

湯船にゆっくりと浸かることで、疲れを洗い流す

至福のひと時です…😌

一方、湯船に浸かるのは「面倒臭い」と思う方は予想以上にいらっしゃいます。

〈ITmediaビジネスオンライン / 2024年5月27日〉

リクシルが2022年に実施した調査によれば、65.8%の人が「お風呂に入るのが面倒だと感じたことがある」と回答。

さらに、平均入浴時間20分以下61.0%と、短めの入浴が主流でした。

そこで、生活者にウケているのが同社の「ボディハグシャワー」です。

こちらは、入浴した時のような効果をもたらすシャワー。

両サイドのアームに計10ヵ所のノズルが配置され、首から足首まで体を包み込むようにお湯を当てられることから「ハグ」と命名されたようです。

そして、42度で5分間ほど浴びると、ハンドシャワーより体の深部温度が上がって、ポカポカした状態が続きやすいとのこと。

浴槽入浴と比べて節約効果も見込めるということで、コスパ、タイパ志向の今の時代に選ばれているわけですね。

実際、22万円もするのに、発売2年目となる2023年度の売り上げは前年比2倍に。

介護にも最適ということで、今後ますます注目されていくでしょう。

この夏は「Self Conditioning」

注目といえば、この夏、見逃せないイベントが二子玉川の蔦屋家電で昨日から始まりました。

それが、体と心を整えてくれる家電や雑貨が集結する全館フェア「Self Conditioning」です。

(7月7日まで開催)

〈BIGLOBEニュース / 2024年5月31日〉

セルフコンディショニングとは、自らで心身を良い状態に整えること。

女性の健康やウェルビーイングに特化した「フェムケア」アイテムを始め、体内から整えるダイエットアイテム、天然素材を使った肌心地を整えるアイテムなど、様々なセルフコンディショニング商品が揃っています。

また、2階の美容フロアではフェムケア相談会を実施。

専門スタッフ美容コンシェルジュが一人ひとりに合うアイテムの選び方や、効果的な使い方を案内してくれるそうです。

ちなみに、セルフコンディショニングといえば、昨年の秋に大正製薬とIoTデバイスの開発・販売を手掛けるSOXAIが共同開発した次世代型センシングデバイス「SOXAI RING 1」がメディアを賑わせました。

〈大正製薬 / Webサイト〉

指に装着して、さらりと身体データを測定・記録でき、運動・健康・睡眠状態を毎日スコア化してくれるので、非常に便利なアイテムです。

大正製薬

〜ということで、「セルフコンディショニング」というキーワードは近い将来、ドカンと爆発するかもしれませんね。

いずれにせよ、健康リテラシーは世の中的に高まる一方なので、引き続き注目していきたいと思います🫡

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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