“奇想天外”を企む
vol.136
先日、アメリカのピザハットが“引っ越し専用ピザ”を打ち出して、話題を呼んだという話をさせていただきましたが
またまた、同社が注目を集めています。
な、な、何と、就活用のピザを発売したというのです…(汗)
〈TABI LABO / 2024年10月2日〉
そのキャンペーンの名は「ResZAmes」。
驚くのが、ピザを納めたボックスに履歴書が印刷されており、そのまま雇用主の元へと配達されるという仕組み…
…なかなか、クレイジーです…(笑)
なぜ、こんな奇想天外なキャンペーンをピザハットが行っているのでしょうか?
実は同社によると、アメリカでは履歴書を読んでもらえないケースが多く、75%近くは雇用主に読まれることがないとのこと。
…とはいえ、さすがにピザを送ることに抵抗を感じる人の方が多く、内容としてもヒンシュクを買いそうですが…
ピザハットなりの問題提起なのでしょうか…?
真相はこの記事からは分かりませんが、かなり思い切った施策です。
ちなみに、本キャンペーンで雇用主に配達されるのは「チーズピザ」。
申し込み方法はResZAmesのWebサイトに自身の履歴書と雇用主の住所を登録し、当選すると無料でピザ(履歴書)を雇用主に届けてもらえるとのこと。
さすがにピザハットほどの企業なので、相手企業に迷惑がかからないやり方で行っていると信じていますが、引っ越し専用のピザ同様、生活者の困りごとに対して商品で解決しようとしている想いが伝わってきます。
今回のことも、迷惑をかけないことが前提としてあるならば、こうした奇想天外な施策を世に出すことで、実りの少ない求職者をの実情を世に伝えているわけです。
話題づくりを仕掛け、伝えたいことを広げ、社会を変えようとしている。
そのために、賛否両論起きそうな施策を勇気を持って展開する。
その覚悟に、非常に注目してしまいました。
とても気になるニュースなので、アメリカ在住で詳しい情報をお持ちの方は、ぜひぜひ詳細を教えていただけると幸いです🙇🏻
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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