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tatmosの独り言
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波のようなJacob Collier - Little Blueの帰還

波のようなJacob Collier - Little Blueの帰還

’Cause you're not so far away
I hear you say
You'll never walk alone

そんなに遠くに行ってない

この歌詞は00:51と02:21あたりにでてくる

1回目はそんなに遠くないけど3小節目のBbmは
Ebのキーからすると平行調のEbmキーからの借用っぽいのでちょっと
暗い所に迷い込んでいる
あるいはDbmキー
あるいはEbネガティ

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ネガティブハーモニー:音楽理論の冒険

ネガティブハーモニー:音楽理論の冒険

ジェイコブコリアーの響きを聴いていると、
たまに独特な響きがするなぁと

ちょっとだけ普通の和声から逸脱しているような響きがしていたり、微分音みたいな調に転調したりとか、解説とかもしているので面白いのだけど
その中の一つにネガティブハーモニーという作曲アプローチがあって、ちょっと調べてみたけど、簡単な解説だと解釈がいろいろあるっぽくて、
tatmos流に判断してノート書いてみようと思う。
ので、な

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ゲーム開発におけるサウンドエンジニアの役割と挑戦

ゲーム開発におけるサウンドエンジニアの役割と挑戦

偶然サウンドエンジニアになってしまった話就活している方に相談を受けても、自分は偶然だったので良きアドバイスが難しい。けど、経験から

ゲーム開発の特殊性
ゲームサウンドの特殊性

これらを理解していると
ゲームのサウンドエンジニアになれる

これらの経験を積むには、まずは
低レベルの基礎的な部分の攻略が必要な気がする

例えば

オリジナルの楽器を作ってみると
いろんな視点を持てるようになる

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7.1.4ch環境作ってみた感想

AirPodsでヘッドトラックして聞いてみたりしたものの
DolbyAtmosをリアルスピーカーで鳴らしたい。

AppleMusicやNetflixのDolbyAtmos

7.1.4 (7つのスピーカーとサブウーハー1つと上に4つ)の信号がサブスクの配信で聴き放題というので
上からも4ch分の情報が入っているはずなのだが、どれほど差があるのか気になっていた。

(AirPodsの空間オーディオ

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未来のVRセッション

未来のVRセッション

たまたまVRでセッションした音源を触る機会があったので、
将来的にこういうのがリアルタイムで行えるような
通信技術・処理能力がある前提での仮定のもと
リミックスしてみた。

弦にのってしまったノイズ
弦楽器とピアノの演奏音源で、
いくらかノイズのようなものが入ってしまっていた。

ピアノ側の通信ごしでの収録音のため、ピアノの音は普通に収録したような品質だが、
弦の演奏には通信時特有のじゃらっとした

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誕生日が来た時の感謝の曲を作ってみた話

誕生日が来た時の感謝の曲を作ってみた話

誕生日の曲で有名なのは
Happy Birth Day To You
ですね

C     G
そそらそ>ど<し
G     C
そそらそ>れ<ど
C     F
そそ>そみど<しら ふぁふぁ
C/G  G
みどれど

誕生日を祝ってもらったら
おかえしを歌いたいと思ったありがとうの感謝をしたいなぁと
HBDの曲はYouのところが名前が変わったりしてアレンジされていく

同じような感じで、今回はV

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ひかりのディスコのコード進行分析

ひかりのディスコのコード進行分析

CAPSULE大好きです

なんとVR空間でライブが見れてしまうという
CAPSULEのPVに入り込んだみたいな演出
これは楽しい

グランドピアノから音がする

で、この始まるまで待っている時の家CAPSULE HOUSEでは
グランドピアノが置いてあって
ピアノ版のひかりのディスコが流れていました。
ここでしか聴けないらしい。

素敵。

曲の出だし

Key:F
そそみみれれどど で始まるA

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嗚呼 針の筵

嗚呼 針の筵

https://twitter.com/tatmos/status/1684595744756596736?s=20

この曲は
針の筵 スティンヒルン
というカードゲームが元になっています。

時間切れで途中までしか遊べなかったけど
勝とうとすると負けてしまう
その負ける理由としては
一緒に遊んでいる人が有利になるためには
勝とうとしている人にいかにダメージを与えるかの選択ができてしまうという、

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ティアキンのインタラクティブミュージックの工夫

ティアキンのインタラクティブミュージックしている部分
細かい工夫が多い。
(やっとエンディングまでいけた)

フィールドにあるBGMまずシンプルなところ

特定の建物や村など、近づくとBGMが流れ始める
離れればBGMが消える。

非常にきれいに変化している。

フィールド上の空間配置とかで、
不都合のないように音楽変化をするための間が用意されている印象。
(テーマのある音楽をもったフィールドを隣

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三連符を適当と解釈する人の料理

世の中には指示通りに従わない人がいるようで
4/4拍子で8分音符の三連がでてきたら、適当にする人がいるみたいです。(驚愕)
合奏で合わなくなるのでそういう独自解釈をする人は嫌われるんじゃないかな・・・

16分音符と8分音符の三連があったとして
メトロノームが4分音符で刻んでいるなら
メトロノーム1回を 4等分するか、3等分するかの違い
例えば1拍を12等分したら
|--|--|--|--
|--

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クラシックであんまり出てこない進行

V-IV-Iソシレ、ファラド、ドミソ
Let it be とかこれでできているイメージ

おそらく、ソシレがファラドに2度平行移動しているところが説明しにくいのかな。同じスケール内なのでそんなに違和感ない。
あえて言うと、ソシレ で ドミソに行く流れの前にアーメン終止が入ったみたいな。

あるいは低音はIになっていて、上の2音が倚音としてたまたま和音的に響いているみたいな・・

VI-Iラドミ、ド

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ハノンの記事の続き

ハノンの記事の続き

下の方にある「T,SD,D」はそれぞれ
Tonic
SubDominant
Dominant
機能を意味していて

よく、I - IV - V - I
と進行するのは
主和音、下属和音、属和音、主和音
T - SD - D - T

左手の音だけ見ると
I - IV - V - V - I
と動いている

2番目の和音 [IIm7]

IVの右手が、ファラド じゃなくて レラド
になっている

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ハノンのスケール練習のコード分析

ハノンのスケール練習のコード分析

だいたいこんな感じを意識している。(ちょっとうろおぼえだけど)

楽譜の上に書いてあるのがコードのイメージ
楽譜の下に書いてあるのが移調してもOKなローマ数字でのコードのイメージ
楽譜の一番下に書いているのが機能和声的なイメージ

スケール(本当は左手も弾く)の後に、トップノートがキーの主音で、そこに7の和音のマイナーで、3音省略した右手
3音は左手側で、ちょうど下属音になる。

次の和音はトップ

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作詞って難しいとChatGPT

作詞って難しいとChatGPT

このノートは
曲の宣伝と、ゲームジャムで出会った人達と自分の考えをメモしたものです。

まず、曲

この曲は、ネタ曲投稿祭というのに合わせて作ってみたもの。

まず、「〇〇って難しいね」
って思う共通の事項として、
おそらく、近接する人物が「簡単にこなしている」という事象を観測したうえで、自分には「とても難しい」
となっているのかなと。
(近接の人の達成スピードと、自分の達成スピードを比較、同じ軸

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