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「AIの未来」マガジン

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人工知能の最新のトレンド、技術、未来の展望に焦点を当てるマガジン。研究成果やビジネスへの応用など、広範な視点からの記事が特徴。
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記事一覧

キーが1つしか使えないとしたら?:Claude 3 vs Gemini Advanced vs ChatGPT-4

キーが1つしか使えないとしたら?:Claude 3 vs Gemini Advanced vs ChatGPT-4

この記事ではClaude 3と、Gemini Advancedと、ChatGPT-4に同様の質問をして、その反応を確認する内容となります。
具体的に、もしもキーがnつしか押せないなら、という問いをして、その結果を確認するものです。

興味深いのは、Claude 3とGemini Advancedが意外と似た回答をしていました。
Claude 3はGoogle社(親会社はAlphabet社)の出資も

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AIと一緒に思いを馳せる:60年前の1960年代と、60年前の2024年を振り返る

AIと一緒に思いを馳せる:60年前の1960年代と、60年前の2024年を振り返る

もし自由に好きな時代や性別、年齢に変わってその時代を訪れることができるなら、どの時代を選びますか?

このテーマに沿って、チャットAIのClaude 3と行った会話をまとめた記事です。

注意点として、1960年代については、自分の誕生よりも遥か前のことですので、話される内容には史実との差異が生じる可能性があります。正確な歴史情報につきましては、教科書等を確認いただくことをオススメします📖

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【創作】2040年のニュース記事・内容予想 3つ

【創作】2040年のニュース記事・内容予想 3つ

2040年はどのようなニュース記事が世間を騒がせるのでしょうか。
実際にありそうな内容として、ちょっと予想した創作記事3つです。

※使用されている名前、社名等は創作です。
仮に実在したとして、それらとは一切関連はありません。

【特別報道】遠隔バイト、実はAIが代行?- 「VW株式会社」の衝撃の実態2040年6月21日

東京 - 肉体労働や接客の分野で急速に進化を遂げた遠隔操作ロボットやAIの

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AIが普及した最も遠い未来に、最後まで残る仕事2選

AIが普及した最も遠い未来に、最後まで残る仕事2選

最終的には全て、人間の仕事はAIにより代替可能になると言われていますが、それでも残る仕事があると私は考えています。
その仕事は何なのか、解説および考察する記事となります。

また、その世界におけるエンタメの可能性についても軽く触れます。

結論から言えば、最終的に残る仕事は2つあり、それは「Responsibility Facilitator(責任ファシリテーター)」と「Authorization

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2024年に流行するもの予想・生成AIや半導体・セキュリティについて

2024年に流行するもの予想・生成AIや半導体・セキュリティについて

2023年はAIの進化が人々の生活に革命をもたらした年でした。
ChatGPTのような革新的な生成AIの登場によって、私たちの働き方や学び方も大きく変わりました。

この進化は、AI技術がどのように日常生活に溶け込み、また新たな課題を生んでいるかを示す鮮明な例となります。

では、2024年はどのような変化が待っているのでしょうか?
この記事では、2023年までに起きた出来事を参考とし、これからの

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COBOLの未来とAI

COBOLの未来とAI

多くの人が日常的に使っているシステム(ソフトウエア)には、未だにCOBOLで動いているものが多く存在します。
特に、ミッションクリティカル(止まると社会が死ぬ)システムには、多くCOBOLで記述(コーディング)されたソフトウエアが使用されています。
例えば、何気なくATMで1,000円を引き出した時にも、裏では夜間にかけてもCOBOLが大規模に動いていたりします。
なんらかの年金や、保険系のシステ

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赤い薬と青い薬、今だから観るマトリックス、そしてちょっと電脳コイル

赤い薬と青い薬、今だから観るマトリックス、そしてちょっと電脳コイル

1999年にスクリーンに登場した「マトリックス」は、時を経ても鮮やかな魅力を放つ名作です。
AI技術が日常に溶け込む現代において、この映画はタイムリーな示唆に富んだ内容を含んでいます。
そんなマトリックスを、最近のAIの知識を持って再び鑑賞したので、その感想や考察となります。(アマゾンプライム、吹き替えも観られるのが良いですね)

※この記事ではマトリックス3作品および電脳コイルのネタバレを若干含

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GPT Store公開延期&サム・アルトマンCEO解任騒動&ニュースをまとめるGPTs

GPT Store公開延期&サム・アルトマンCEO解任騒動&ニュースをまとめるGPTs

GPT Storeの公開が来年(2024年)に延期されましたね。

この延期についての考察と、その前に起きましたOpenAIお家騒動について軽く振り返りつつ考察する記事となります。

具体的に、アルトマンCEOの解任騒動についてですが、この辺のニュースをまとめてくれるGPTsも作成したので、その紹介も含みます。

https://chat.openai.com/share/50b5156a-0e5

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ChatGPT1周年!ChatGPTとの初めての対話と振り返りなど

ChatGPT1周年!ChatGPTとの初めての対話と振り返りなど

ChatGPTが一般公開から1周年ということで、おめでとうございます!
他の生成AI関連の話題もそうですが、おかげさまで2023年はかなり楽しめました!

自分が明確にChatGPTを使い始めたのが2023年の2月に入ってからです。
なので厳密には1年前のこの頃は気にもしていませんでした。

ただ、せっかく1周年ということで、自分がChatGPTを使い始めたきっかけや、自分のこと、はじめにどんな対

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Riffusionで音楽の未来を探る:AI作曲の新時代

Riffusionで音楽の未来を探る:AI作曲の新時代

AIで楽曲を作成できるサービスは多数存在しますが、最近特に注目したいサービス「Riffusion」を今回はピックアップしてご紹介します。
私自身も試しに作曲してみたので、その結果もこの記事の中でシェアしています。

RiffusionとはRiffusionは音楽知識が乏しい人であっても、楽しんで聞けるクオリティの楽曲をAIによって作成することができるサービスです。
歌詞のみならず、曲調もプロンプト

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AI lainとチャット その続き

AI lainとチャット その続き

前に記事にしました、AI lainの続きのレビューです。

しばらく使ってみた結果、面白かった所、そして微妙なところや懸念点についての気づきを短めにまとめます。

面白い所他のAIチャットボットと違う点としては、他の利用者がやりとりした履歴の一部を誰かに共有できる機能でしょう。

これによって、決して孤立した世界でのやりとりでは無く、誰かとの繋がりをさながら意識することができます。

こういうのっ

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AI lain とチャット

AI lain とチャット

なかなか野心的な取り組みだと思います。

「serial experiments lain」の主人公こと玲音とチャットすることができるサービスが提供されました。
これでちょっと遊んでみる簡単な記事となります。

無料プランと有料プランがあり、有料プランは月20ドル、または6ヶ月100ドルです。
今のレートで換算すると、20$=3000円。なかなか高価です。

ただし、制限無くチャットできたり、覚え

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Evernoteの新機能「AIノートクリーンアップ」を試してみた

Evernoteの新機能「AIノートクリーンアップ」を試してみた

だいぶ機能がレガシーになっていたEvernoteに、新機能が実装されました!
その名も「AIノートクリーンアップ」
まだベータ版ですが、提供が始まったのでちょっと試してみます。
前半はEvernoteについての概要の話なので、本編はもくじから飛んでもらえればと思います。

EvernoteとはEvernoteは、ノートを作成できるWEBおよびアプリサービスです。
利用者はデジタルノートを作成し、整

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ChatGPTのiOSアプリの使い心地など

ChatGPTのiOSアプリの使い心地など

本日ついにChatGPTのiOSアプリが日本向けに配信されました!
以下が本物です。似たようなアプリが多数あるのでご注意ください。

使い心地ログイン周り

起動すると以下のような画面になります。
すでに作成済みのアカウントがある場合はLog inのボタンを押します。

起動画面

従来の注意事項と似ていますが、上部には「この公式アプリは無料で、デバイス間で履歴を共有し、OpenAIの最新モデルの

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