見出し画像

商店街ぶらり晩御飯

半年に一度、定期検診のため、近くの病院を訪れた際は娘と商店街に足を運んでいる。

病院は、仙台駅から程近い、若林区の荒町商店街というところにある。荒町商店街は江戸時代麹の町として栄え、400年近い歴史があるそうだ。未だに小さな商店や、たくさんの飲食店に、酒屋、呉服屋、和菓子屋などが軒を連ねており、近くに大学もあることから学生にも人気のあるエリアだ。

診察が終わった帰り道、今日は何を食べよう?お団子屋さんにしようか、スパゲッティにしようか?お店にしようか、と話しながら、あてもなく商店街を歩いたり、商店の人たちと他愛もない会話を交わすのが毎回の楽しみだ。

今日は以前から目にしていたピザ屋に入ってみた。

ピザとハイボールの組み合わせが最高だった
外国の小さな町のピザ屋っぽい
焼きたてあつあつのピザ

ピザ屋は外観もポップな感じで、中のインテリアもカラフルな雑貨が多く飾られ、海外の街角にありそうな、住民がふらっと立ち寄る「町の小さなピザ屋さん」というような雰囲気だった。

病院の待ち時間が毎回長いためか、空腹の絶頂で頬張ったピザが格別に美味しく感じた。それにこの連日の暑さだ、頬張ったピザのもちもちと、ハイボールのシュワシュワな爽快感はなんだか夏の夜を楽しんでるような実感と共に、病院での長い待ち時間の鬱蒼とした気持ちを吹き飛ばしてくれたようで、心うれしかった。

やっぱり、誰かと一緒に食事をしながら会話を、楽しむ事は最高の気分転換だと感じる。そして、ぶらりあてもなく歩く昔ながらの商店街はなんだか殺伐としたいつものビル群より、人情味があって癒やされるのだ。

(MacBook)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?