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ギリ20代の中学校教師、国語科です。 学校のこと、日常のことなど、自分を見つめるために…

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ギリ20代の中学校教師、国語科です。 学校のこと、日常のことなど、自分を見つめるために、心に思うよしなし事をそこはかとなく書き綴っていきます。

最近の記事

絶体絶命

子どもにとっての絶体絶命って純度が高いよねって話を穂村弘さんのエッセイで読んでとても共感した。 本の中でも授業中の腹痛が例としてできてたけれど、あれは最悪。 だって、授業中にトイレに行くなんて、「うんちしてきます」って言ってるのと同じだもん。人生における「恥」の経験値の浅い子どもからしたら、最大のピンチ。 でも、高校生になった頃には「今日もG(ゲリ)だ〜」なんて言ってるような女子がごろごろいたしわたしはその筆頭になっていた。高3の時のいつめんは9人のうち過半数が常にお腹

    • 教師としてのちょっとした成長

      「優しい」と言われることがコンプレックスだった。 教員3年目の時、学年で◯◯な先生といういくつかの項目でランキングをつけた時、「優しい先生」というのがあった。どのクラスでとダントツで自分の名前があがったとき、わたしは複雑な気持ちになった。 怒鳴ることをいいことだとは思っていないし、怒鳴れるようになりたいなんて思ったことはない。だけど、その頃のわたしに指導力があったかというとそうではなかった。クラスがにぎやかになりすぎることも日常茶飯事だった。 ある先生にその話をした時、

      • 教師として大事にしたいもの

        先日、初任校での5年間の勤務を終えた。5年を経て思うことは「この仕事、ずっと続けたい」ということ。 そもそもなぜ教員になったのか。教員採用試験のためにしか考えたことがなかったけれど、もっと自分の心を見つめてみると、恩師が云々とかそういう綺麗事だけでは語れないものがある。たぶんわたしは学校ダイスキ!という人間だったけれど、学校の、先生の、いろんなことへのもやもやした気持ち(オブラートに包まなければ「失望」とでも言えるかもしれない)が、わたしを教員にさせたんだと思う。 学校は

        • 「余裕」は作るもの

          全国の同業者たちにとって、年度末というのは学年末テストや卒業式に始まり、成績処理であったり、要録であったり、クラス解散に向けての色々であったり、目がまわるほど忙しい。 でも、忙しい時、「忙しさ」で心をいっぱいにして過ごすのではなく、あえて「余裕」を作るのである。 昨日は8:00から部活でそのあと学校でしかできない仕事を16:00までやって、カフェに移動して21:00まで仕事をした。今日も少し仕事が残っているけどあえて朝からヨガへ。 瞑想の時間に頭を空にしたら浮かんできた

        絶体絶命

          喉元過ぎれば......

          わたしの性格を表すときに、ドジっていうとかわいいけれど、かなり失敗をする方である。 最近では、東京に遊びに行った時逆方向に進む電車に乗ってしまったり、家に飾ってある自転車にかばんを引っ掛けて倒して自転車を傷つけてしまったり、昨日はコンビニのトイレにかばんを忘れた。(財布が入っていたからかなり焦った) でもどれも、大事には至っていない、有楽町駅で待っていてくれた友達は一駅分多く電車に乗ってわたしとの合流を少しでも早くしようとしてくれたし、自転車の傷はどうにもならないけれどハ

          喉元過ぎれば......

          陽キャとか陰キャとか

          って言葉がとっても苦手です。 使う人も同時に「うぅ......」ってなってしまう。 何というか、まず人を勝手に陽キャと陰キャというカテゴリーに分けていることが嫌だなと思う。しかも、多くの文脈で陽キャが上で陰キャが下みたいな雰囲気で使われているからそれも嫌だなと思う。特に、自分のことを陽キャと思っている人が使う「陰キャ」って言葉には悪意があって最悪。でも、自分を陰キャとして自虐的に使う人もいて、それは面白いなと思う。でも、その中に陽キャとは関わり合いたくないみたいなニュアンス

          陽キャとか陰キャとか

          心の中の神様

          あの時こうしていれば、と考えることがある。 でも、同時に、あの時こうしていたら、と、違う未来になることを望まない自分もいる。 高校時代、対して勉強せずに、勉強をした気になっていた。やればできる、これからのびる、と、いつも自分は何だかんだやれると思っていた。 中学生の時はそんなに行きたくなかったけれど何となく申し込んでしまった市の海外派遣事業の代表に選ばれたり、地元のローカルテレビの歌番組に出たいと思ったら出られたし、高校生の時はNHKのど自慢に出たいと思ったら1600通以上

          心の中の神様

          性癖の一つだと思うこと

          なんかちょっと意地悪な人とか、なかなか心開いてくれない感じの人とかにすっごくハマってしまうところがある。あと、みんなになぜか好かれていない人とかも。恋愛とはまた違う、好奇心みたいなもの。(だと思いたい。) この感覚、わかる人いませんかね。 わあ〜〜〜、この人に好かれてみたいなぁっていう。普段は人間関係においてあんまり燃えることがない何かがメラメラ燃えてしまうこの感覚🔥🔥 この感情がある時ってかなり心が元気だから、常にそういう人を見つけて生活したいなって思う。

          性癖の一つだと思うこと

          強い口調で得した経験

          そんなものないなと思う。 これまでの自分を振り返ると、おそらく中学生くらいまでは口調が強かった。高校生の頃もかな。自分を守るために、強くいようとしてたなと思う。そんな、弱かった自分が傷つけてしまった人がいたら本当に申し訳なく思う。 高校生あたりから、少しずつ「強い口調」って得しないなと気付き始めて今では「強い口調」とはかけ離れた人間になった気がする。 生徒から「先生ってなんでもっと強く言わないの?」と言われたことがある。ルール違反をしている生徒に対してだ。たとえば、ストーブ

          強い口調で得した経験

          自分の心と対話すること

          さぼってしまった。2024年が始まってまだ16日。毎日書こうと決めたのにこれでようやく7回目の投稿。まあそんなもんでしょという気持ちとこれだからわたしはという気持ち。 明日からの2泊3日はスキー・スノボ宿泊の引率。これがひどい。希望していないのにお金を払って行くのだ。もちろん、給料もでる。だけどどうがんばっても赤字なのだ。数万円の自腹をきって、ここよりも寒い思いをしなきゃいけないなんて。早寝早起きを強いられるなんて。自由に食事できないなんて。スキーとかスノボができるなら楽し

          自分の心と対話すること

          自分をもっている人

          学部時代仲良くしていたメンバーと久しぶりに集合した。1人インフルエンザで欠席になってしまったけれど、9人も集まれたのなかなかすごい。 お酒の力もあり、すぐに大学時代の感じに戻ることができた。懐かしい話をしては笑った。 このメンバーのうちの1人が韓国に住んでいる。大学時代に中国留学からの、韓国の大学に編入。それからずっと韓国暮らし。日本の大学に一緒に通ったのは2年に満たない程度だけど、とにかく関わったみんなの印象に残るような人である。底抜けに明るくて人たらし。(愛されキャラ

          自分をもっている人

          眠れない夜

          昨日はめったにない眠れない夜を経験しました。 飲んで帰ってきて2時まで寝て、歯磨きと洗顔をしてもう1回寝ようとしたら、眠れませんでした。 目を瞑るといろんな不思議な映像が浮かんできて、その中に自分がいるような感覚で、でもそれがどんな映像なのかはまったく思い出せない。けど、なんかちょっと不快な感じだったような、そんなこともないような。自分で見る夢を選べるみたいな、そんな感じだったような。 せっかくだから楽しい妄想でもしようと思っても、それすら捗らなかった。そうこうしている間

          眠れない夜

          お気に入りのカフェ

          またまた更新をさぼっていました。 夫とわたしには、よく行く居酒屋、よく行くカフェというのがいくつか存在している。自分は決められないくせに時々「どこが一番好き〜?」という質問を投げかけてしまう。 夫は結構「ここ!」というのがあるタイプなのでそれを聞いては自分はどうかな〜と考えるのである。(別にどこで発表するわけでもないが) ちなみに今、そのよく行くカフェの1つに来ている。スイーツが美味しいのはもちろん、お姉さんがいい、音楽がいい、置いてある本もいい、インテリアもいい。何拍

          お気に入りのカフェ

          運がいい人の生き方

          毎日更新とプロフィールに書いた翌日に寝落ちして更新を忘れました。 昨日は3歳からの付き合いの親友に会って来ました。中学の頃から年越しといえばこの子だったのですが、今年は久々にそれぞれで年越しをしました。年末に会うと、「もう一回くらい会いたいね」ってなって、年始に会うのももはや恒例です。今回は、年始にしか会えないので年始に会って来ました。 この友達、昔から肝が座っているなぁという場面はいくつもありました。一緒にローカル歌番組に出てくれたり、一緒に入ったエステ(?)の人からス

          運がいい人の生き方

          ハッピーエンドを作る天才

          本日は、母方祖父母との新年会。 なかなか壮絶なエピソードを経て、今の楽しい時間があるのだといつもしみじみしてしまう。この楽しい時間をつくるのに奮闘した母には、自分の親ながら本当に頭が下がる思いである。 今年祖母の姉が亡くなった。祖母と祖母の姉は長く絶縁状態だったという。わたしが物心ついた時にはそうだったから、20年以上はくだらない。(ここにもいろいろ複雑な話があるけれどさすがに省略) ずーーーーっと悶々としていた母だが、数年前のある時、誰にも言わずに祖母の姉を訪ねた。追い

          ハッピーエンドを作る天才

          新年会2024

          元旦といえば、実家の新年会。今回は総勢15名での集まりでした。我が家では、毎年、お盆の会、忘年会、新年会が恒例。これに加えて、年度の始めに集まってみたり、GWに集まってみたり、なんてものもある。 わたしにとっては、いとこたちと話すのが毎回の楽しみ。みんなお酒が飲める年齢になったり、それぞれの父、母と対等に話をしていたり、なんて、感慨深いんだろう。かくいうわたしももう大人。そりゃあ親も歳をとるし、祖父母なんてもっとそうだ。 この会で最近恒例なのが、祖父からみんなへのクイズ出

          新年会2024