笑う門には

数年前に生徒から「先生っていつも笑顔だけど、爆笑してるところ見たことない」と言われて、ハッとした。

学校でのわたしは、「先生」であろうとしすぎて、素で笑うことをしていなかったんだろうなと思った。私生活でも、笑わせる側でいようという意識はあったけど、自分が率先して笑うって、あんまりしてなかったんじゃないかなと思った。いや、周りに面白い人がたくさんいるから結局笑ってたけど、でもやっぱり笑わせる側でいようという意識が強かった気がする。

ただ、よく笑う人間になって思うことには、「笑う門には福来る」って本当だなってこと。というか、「笑ってる人の周りはやっぱり笑ってる」、そんな感じ。

まさに、今組んでいる学年の職員はみんなよく笑う。しかもかなり豪快に。他の学年の先生からも「ほんと雰囲気いいよね」と言われるけど、「ですよね」って感じ。

うちの実家の人たちもよく笑う。今日は実家のバーベキューだったんだけど、祖父プレゼンツのクイズ大会の時とか、全員が大口開けて、げらげら笑ってたなぁと思う。

ヨガで、「吐く呼吸が大切」と言われたことがある。吐くことで、心と体に余裕が生まれる。余裕があるからまたそこに入れることができる。なるほど納得な感じ。笑うと、自然に「吐く呼吸」が行われる。だから、なんか心が元気になるんだなと思う。めちゃくちゃ理に適ってる。

当たり前だけど、「笑う」こと、これからも大切にしていきたいなと思う。

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