喉元過ぎれば......

わたしの性格を表すときに、ドジっていうとかわいいけれど、かなり失敗をする方である。

最近では、東京に遊びに行った時逆方向に進む電車に乗ってしまったり、家に飾ってある自転車にかばんを引っ掛けて倒して自転車を傷つけてしまったり、昨日はコンビニのトイレにかばんを忘れた。(財布が入っていたからかなり焦った)

でもどれも、大事には至っていない、有楽町駅で待っていてくれた友達は一駅分多く電車に乗ってわたしとの合流を少しでも早くしようとしてくれたし、自転車の傷はどうにもならないけれどハンドルが突き刺さったわたしの足はその時痛かっただけだし、トイレに忘れたかばんは財布も鍵も何もなくならずに返ってきた。

だけど、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、わたしはいろんなことにおいて喉元を過ぎるのが速い。だから、むしろ小さな失敗を繰り返しはていた方がいいなとも思う。喉元を過ぎて熱さを忘れたかと思いきやまたまた喉元を通って、みたいな感じ。

病気とかも、病気になりやすく病院通いをしている人の方が、病院でほかの病気にも気付いてもらえるし、案外長く生きるなんてこともある。 

だから、わたしみたいな人間は小さな失敗を繰り返して常に気を引き締めておくのが良いなと思う。小さな失敗をしておかないと、後に気の緩みから大きな失敗をしかねない。

こう思うと、日々の小さな失敗が尊く思えてくる。

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