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蛸文(たこふみ)の読書記録

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僕の読書記録です。月に3〜4冊ぐらいのペースで更新してます。
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2022年6月の記事一覧

【統計学がわかる】現時点の僕ではこの本の評価は出来ない

【統計学がわかる】現時点の僕ではこの本の評価は出来ない

オススメ度(最大☆5つ)
(未判定)

〜数式のない統計学の本〜統計学関連の本では「ハンバーガー本」と呼ばれている、割と有名な本である。

今年は数学を学び直す事を目標としており、その流れで関連していそうな統計学も並行して学ぶ事にした。
そして、その手始めとして手に取ったのが、本書である。

本書の大きな特徴は、統計学関連の書籍を読めば必ず出てくるような数式が無いことだと思う。
全ての式を言葉で表

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【繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史】悲観論者の言葉にご用心(笑)

【繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史】悲観論者の言葉にご用心(笑)

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜合理的な楽観主義〜「過去に比べれば、現代は良い方向に進んでいる」
このような主張をする本は「ファクトフルネス」「暴力の人類史」に続き3冊目になるか。

著者は自身の事を「合理的な楽観主義者」と表している。
著者の主張はこうだ。
「悲観論者が幅を利かせ、楽観論者が『愚か者』呼ばわりされる世の中だが、世界は今こそが最高の時代なのだ」
著者のマット・リドレーは本書の

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【やり抜く人の9つの習慣】科学的根拠に基づく自己啓発

【やり抜く人の9つの習慣】科学的根拠に基づく自己啓発

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜心理学に基づいた成功習慣〜いかにも自己啓発的なタイトルの本だが、その内容はキチンと科学的根拠に基づいたものになっており、「なるほど」と納得できるような一冊になっている。

読書になれた人なら1時間もかからず読めてしまうぐらいのボリュームだが、「気づき」はそれなりに多いだろう。

常に本棚に入れておいて、何かの折に読み返したくなる本である。

〜少しだけ考え方の

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【だれもわかってくれない 傷つかないための心理学】「自分を分かってもらう」は難しい

【だれもわかってくれない 傷つかないための心理学】「自分を分かってもらう」は難しい

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆

〜他人に理解してもらうのは難しい〜生きてる上で1番大きな悩みとなるのが「人間関係」だと思う。
その悩みの発端は「自分のことを他人に理解してもらえない」ということなのではないだろうか。

本書では、内容の大部分を使って「他人があなたを見る目は歪んでいる」ということを教えてくれる。
「だれもわかってくれない」事に悩んでしまう人は、まずこの本で「だれもわかってくれな

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