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詩20230626-

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詩 20230626-
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#振り返りnote

noteの詩

noteの詩

好きなこと書けばいいのさ

思い通りに書けばいいのさ

別に他人と比べる必要なし

noteが君には分不相応なら

居場所なんてつくっちゃえ

分不相応なんてないんだよ

ここにどんと居座りゃいい

好きなこと書けばいいのさ

思い通りに書けばいいのさ

別に他人と比べる必要なし

詩:歌

詩:歌

歌が光り輝いて

君のこころへと

降りそそぐ

君のからだは踊りはじめ

君の目は静かに燃えていく

君の耳が消えるが如く澄んでいき

君の唇はそっと歌を重ねる

詩:書く時間 #シロクマ文芸部

詩:書く時間 #シロクマ文芸部

書く時間

あっという間のテスト

書く時間

長い長い反省文

書く時間

とめどなくあふれる恋文

書く時間

別れをのせた弔辞

書く時間

今書いているこの詩

書く時間というのは

長くもあり

短くもある

たまにそうでもない時もあるけど

その時間は生きてるって気がしてこない?
#シロクマ文芸部

詩:花火

詩:花火

山の上から

去年までコロナで中止になっていた花火大会を見た

花火を見ると

楽しくも切なくなってくる

夜に上がる色とりどりの火の粉が

大きな音とともに

丸く広がり散っていく

一年をかけた人々の思いが

光っては消えて

こころに灯る

詩:酷暑

詩:酷暑

雨が恋しい

あまりに晴れすぎて

私は枯れてしまう

暑くて暑くて

動けない

クーラーがなければ何もできない

外に出ても頭がおかしくなるだけ

やる気も出ない

気力体力奪われて

ああ

眠い

詩:友達じゃない

詩:友達じゃない

友達が遠くへ行ってしまう

そんなの友達じゃないよ

わかってるよ

そもそも友達だったのか

わからない

友達をおおいと呼んでも

友達は聞く耳をもたない

そんなの友達じゃないよ

わかってるよ

でも

せっかく友達になったんだから友達でいたい

そんなの友達じゃない!

詩:お力落とし

詩:お力落とし

あなたがいなくなってから

仕事が手につかない

力をだいぶどこかへ落としてしまったようだ

それでも残っている力を振りしぼって

しぼれるだけの力を尽くして生きていく

強い風が背中を押してくる

こころが静かに震えてくる

詩:おしまい

詩:おしまい

なんだかんだ言ったって人は死んだらおしまいなんだ

未来は尽き今も亡く過去も葬り

終わりだ終わり

骨を拾ってあげよう

残された我々にできることはそれぐらい

ノンフィクション詩:ポンコツすぎて恥ずかしい

ノンフィクション詩:ポンコツすぎて恥ずかしい

ズボンに皺がよっていたので慌ててアイロンをかけ

これでいいと思ったワイシャツはまたしても皺が入っており

旅立つ人の着ていたワイシャツを慌てて貰い

これでいいだろうと靴を履いたら

底がパカっととれ

笑うしかなく

急いで靴屋に行き靴を買ってもらい

おまけに下取りとして壊れた靴を出したら靴屋も笑い

私もあまりに情けなくて笑うしかなく

やけに綺麗なワイシャツとやけに綺麗な靴で式にのぞんだ

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詩のようなエッセイのような:弱虫の話

詩のようなエッセイのような:弱虫の話

かつて巨大な表現者として世に出たいと企んでいた。

多くの人の前で堂々と批判あるいは絶賛し、

代わりに浴びせられる罵詈雑言なんて大したことないと思っていた。

自分がひどく弱虫で傷つきやすいというどうしようもない事実を必死で隠しながら。

こんなことを書いていたらいつまで経っても何者にもなれないぞ大成なんてできないぞ。

強くなれ。

わかってる!

でもまずこれを書かなければ次へは進めない。