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2020年1月の記事一覧

構造式から見る同種薬③ 抗H1・LT薬

構造式から見る同種薬③ 抗H1・LT薬

抗H1薬・抗LT薬

●抗H1薬

〇フェノチアジン系

プロメタジン(ピレチア)

アリメマジン(アリメジン)

メキタジン(ゼスラン)

〇三環系

シプロヘプタジン(ペリアクチン)

ケトチフェン(ザジテン)

エピナスチン(アレジオン)

オロパタジン(アレロック)

ロラタジン(クラリチン)

デスロラタジン(デザレックス)

ルパタジン(ルパフィン)

〇ピペラジン系

ヒドロキシジン

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構造式から見る同種薬② ニューキノロン系

構造式から見る同種薬② ニューキノロン系

ニューキノロン系

ノルフロキサシン(バクシダール)

オフロキサシン(タリビッド)

シプロフロキサシン(シプロキサン)

ロメフロキサシン(バレオン)

トスフロキサシン(オゼックス)

レボフロキサシン(クラビット)

モキシフロキサシン(アベロックス)

パズフロキサシン(パシル)

プルリフロキサシン(スオード)

ガレノキサシン(ジェニナック)

シタフロキサシン(グレースビット)

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お酒好きには適さない薬① カロナール(アセトアミノフェン)

お酒好きには適さない薬① カロナール(アセトアミノフェン)

カロナールは昔から存在し安全と認識されているいい薬だ。しかし・・・

カロナール(アセトアミノフェン)はお酒好きには相性が悪い薬だ。

なぜ「酒との相性」ではなく「お酒好きに相性が悪い」としたでしょう?

それは、アセトアミノフェンは服用する時にお酒と一緒に飲んでいなくても、酒(特に大量に)を毎日常飲しているお酒好きの人には、重篤な副作用を起こすリスクが高い薬だからだ。

その理由は・・・・・

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構造式から見る同種薬① マクロライド系

構造式から見る同種薬① マクロライド系

マクロライド系

14 エリスロマイシン(エリスロシン)

16 スピラマイシン(アセチルスピラマイシン)

16 ジョサマイシン(ジョサマイシン)

14 クラリスロマイシン(クラリス)

14 ロキシスロマイシン(ルリッド)

15 アジスロマイシン(ジスロマック)

18 フィダキソマイシン(ダフクリア)

ここからは薬剤師のマニアックな世界です。(構造式の図だけです)

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お酒の前後にウコンは勧められない!?

お酒の前後にウコンは勧められない!?

私はタイプ④(前記事参照)の人間なのでウコンは飲酒の前後で飲まない。

ウコンとは別の二日酔い対策をしている。

私がウコンを飲まないその理由は・・・・・・・

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お酒 強い?弱い?

お酒 強い?弱い?

お酒好きですか?

私は大好きです。特に日本酒が・・・・

でも飲んだら顔も赤くならないのに次の日、二日酔いにすぐになる。

うーん理不尽。(;´Д`)だから飲んでも週1回程度。

なぜこんなことになるのか。

その答えはアルコールの代謝酵素の強弱にある。

※代謝経路

少し図の説明

CH3CH2OH:エタノール(お酒) 気持ちよくさせる。ほろ酔い状態になる

CH3CHO:アセトアルデヒド 

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