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実務能力のある方へのススメ

企業のトップや人事の方と話しをしていると

必ず人材の話しになります。

彼等は自社の人材に不満がある訳では無く

常に問題意識を持って経営に取り組んでいるので

自社における現在の状況から想定する未来について

異常なほどに危機感を持っていますし

人材のポートフォリオを考えています。

 

業績の悪い企業が危機感を持つのは

当然のことだと思いますが、

何方かと言えば好調な企業の経営者や

人事の責任者の方が危機感を持ち、

貪欲に人材を探求しています。

 

その中で頻出する言葉が

「実務能力」になります。

20代、30代の人材を探してるケースもありますが

「実務能力」を基準に探しているのであれば

40代、50代の人材を探しているケースが

コロナ禍以降顕著に増えてきていると感じています。

 

雇用形態において、

メンバーシップ型からジョブ型への移行期である事も

いくらかは影響しているのかもしれませんが、

経営者としてヒト・モノ・カネの経営のリソースを

考える上でもヒトが変わることへの

様々なメリットについて理解が深まっています。

 

また、人材ポートフォリオと人事が言うと

乱暴な言葉ととらわれてしまうかもしれませんが、

負け犬、問題児、花形、金のなる木と

自社の人材ポートフォリオ分析をしてみると

本質的な課題が見えてきます。

 

危機意識を持ってあたふたするだけでなく

当事者意識を持った経営者や

人事の責任者がいる企業であったり

人材のリソースが限られている

中小企業、地方の企業においては

人材ポートフォリオの考えが進んでいますし

実務能力のある人間へのニーズが高まっています。

実務能力のある方は

自分自身のキャリアデザインを

真剣に考えるコトをおススメします。

 

企業が求める実務能力の定義は沢山あると思いますが

ある資料の実務能力とは、

その部署の目的に合った結果にコミットするために

必要なスキルセットのことを言います。

たとえば、

営業部にコミュ障の公認会計士を配属したとしても、

それこそミスマッチで本人のためにもなりません。

もちろん、本人が職域の幅を広げたいというなら、

必要とされるスキルセットを得るための

学習や経験、教育が必要になります。

 

日本の平均年齢が49才ですが

40代、50代がまだまだ頑張らなければいけないのが現状です。

一昔前の30代の様な動き方を40代、50代が出来る様になれば

日本という国も元気になれると思います。

 

転職は「縁とタイミング」ですが

結果として企業に残り続けることになったとしても

元気に働き続ける為にも

キャリアデザインについては全員が考えた方が

企業としても個人としても良いのではないかと思っております。


自分自身も元気に仕事が出来る姿を目指して頑張ります。


2018年に退職後、 独立して頑張っております。 まだまだ不慣れですが 何に対しても頑張りますので 温かく見守ってくださいませ(^^)