見出し画像

基本ひな形10選のまとめ【ビジネスパーソン向け/3分程度で読めて教養としてのビジネス契約書がサッと分かる】

契約書の「おすすめ」のひな形を10種類セレクトして紹介します。 名付けてStandard 10! 本記事は「ビジネス契約書に詳しくなれる記事」へのリンクを10個まとめたものです。それぞれの記事でWordファイルも無料ダウンロードできるから便利。教養としてのビジネス契約書の基本をサッと身に着けたい、ひな形も確認したい、という方に最適です。

1.秘密保持契約書

秘密保持契約書とは、NDAとも呼ばれます。当事者間で秘密情報を定義することで、目的外に利用することや第三者に開示することを制限することなどを定めた契約書です。秘密情報の漏洩を防ぐことができます。


2.売買契約書

契約書の基本といってまず思い浮かべるのが売買契約書です。売主と買主が売買する、目的物の具体化や、数量、価格、支払方法、納品の時期、検査方法、担保責任などを規定することで取引のリスクを下げることができます。


3.売買基本契約書

「基本契約書」のパターンです。基本契約は、継続的に同種の契約をする場合にあらかじめその基本的な事項について合意するものです。反復継続的に繰り返される複数の契約を、効率よく締結することができます。


4.代理店契約書

代理店契約とは、メーカーの代わりに販売業者が商品の販売をする際の、具体的な条件を定める契約です。販売に関する全般的な枠組みを決め、販売によって得られる報酬を定めます。


5.製造委託の基本契約書

当事者間で製品の製造を委託する取引にも、基本契約書が活用されることがあります。


6.契約の自動更新をしない旨の通知書

継続的な契約の場合、その期間を自動更新とする場合がよくあります。これは契約の更新をやめたいときにその旨の通知をする書面です。契約の自動更新をやめることを、相手方に明確に伝えることができます。


7.業務委託契約書

ビジネスで最もよく使われる契約書のひとつであり、そのためよく理解しておく必要があります。業務委託契約書には、委託する業務の内容、報酬、業務の期限、秘密保持条項、損害賠償や解除などの事項を記載する必要があります。


8.プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは一般に公開されるため注意しなければならない点が多く、事業者が適法にビジネスをする上でなくてはならない基礎知識が含まれています。その基本的な内容は個人情報の収集、利用、提供を行う際のルールを定めたものです。別の見方をすれば、きちんとしたプライバシーポリシーを公表することで、消費者に対し「適切な個人情報の保護体制をオープンにしている企業」という印象を与えることができ、ブランディングにも影響します。


9.利用規約

たとえばクラウドサービスのように、ウェブサイトを通じて一般にサービスを提供する際、その利用規約が定められ、公開されます。利用規約はリスク予防の重要なツールであり、そのリスクはサービス内容との関連で具体的なものもあれば、規約の内容から生じる企業イメージ(いわゆるレピュテーションリスク)といった抽象的なものまであります。ともあれ事業者は利用規制を明確にかためておくことで、利用者と自身のトラブルを予防しリスクを制限することができます。


10.データ利用契約書

最後に現代的なビジネス契約のなかでも注目すべきデータ利用契約書の例を挙げます。データ利用契約書は、データの種類、データの利用目的、データの利用方法、秘密保持条項などの事項を規定し、データの円滑な利用を促進するとともに、望まない利用を防いだり、対価について明確にする意味があります。


以上、おすすめひな形10選でした。あなたのビジネスにご活用ください。


追伸

実例に基づく推奨ひな形を多数ご提供しています。ぜひこの機会にあわせてご覧ください。


もしこの記事が少しでも「役に立ったな」「有益だな」と思っていただけましたら、サポートをご検討いただけますと大変嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。