髙橋 直揮

新潟県議会議員 2011年の統一地方選にて新潟市西区選挙区にて40歳で初当選。 趣味は日帰り温泉巡り、サウナ、ジョギングなど。 公式ホームページ https://takahashi-naoki.jp/

髙橋 直揮

新潟県議会議員 2011年の統一地方選にて新潟市西区選挙区にて40歳で初当選。 趣味は日帰り温泉巡り、サウナ、ジョギングなど。 公式ホームページ https://takahashi-naoki.jp/

    最近の記事

    進化する悩み

    人間は生きていく上で様々な悩みを抱える。 でも、ある意味、生きている証でもあるのだとも思う。 先日、不登校の相談を受けた。 私はスクールカウンセラーでも、社会福祉士でもないのだが、このような相談もたまにお受けするのだ。 専門家ではないので正しいとか、間違ってるとかは一切言わない。 一通りお話をお聞きし、私なりの解釈をした上で、内容に合った相談窓口をご紹介し、差支えなければ相談者と一緒に窓口でアドバイスを聞いたりもする。 現在、全国の小中学生の不登校生徒は24万5千人に

      • 絡まれる人。

        どんな職業でも、時に理不尽な場面に出くわす。 それは議員も同じである。てか他の業種より多いかも知れない。 仕事柄、様々な業界や団体・企業や地域の方々、友人・知人とお話する機会がある。それが時には、会合といった飲食を伴う場合も多い。 先日、久しぶりに本物の酔っ払いに出会った。 コロナ禍で会合が減ったとはいえ、感染対策をとった飲食は、自粛期間以外、私が必要とされるのであれば参加させていただいてきたし、開催もされてきた。 そもそも経済活動を考えれば行うべきであり、ルールに則

        • 見つめ直す。

          私はマスクが苦手だ。 自分自身は息苦しいし、邪魔だし、何よりも相手の表情が読み取れない。 しかしながら、時には良い時もある。 自分の表情を知られずに済む時である。 ちょうど一週間前、栃木県宇都宮市において「全国障害者スポーツ大会」が開催された。障害者による国民体育大会である。私は念願の選手団の顧問として参加してきた。4年越しの念願が叶った。 遡ること4年前、当時、茨城県で開催されるはずであった大会に顧問としてエントリーしていた。が、茨城・千葉県に甚大な被害をもたらした台

          • ひとりごと。

            私はポジティブなメンタルの持ち主だ。 お腹や歯など、身体の痛みにはめっぽう弱いが、体が本気で疲れていればいるほど、超元気なフリをする。または皆が眠そうにすればするほど「全然眠くねぇ」と言い、酔っぱらっていても「全然酔わねぇ」と言うのだ。 ポジティブというよりは、やせ我慢に近いだろう。 仕事でもそうである。他人から見ると、忙しそうであり、嫌なことがあっても、おしん並みに我慢強く耐え、怒りがあってもそれを堪えながら仕事をこなしているように見られがちだが、決してそうとも限らな

            どこに向かっていく。

            本日の地元紙朝刊に県議会議員の旧統一教会への関わりに関するアンケート記事が出ていた。一面の記事にするほどの価値があるテーマなのかと思いつつ読んだ。 これまで数々の社会的問題や搾取、多くの被害者を生み出してきた宗教であるので、仕方がないと思う反面、過剰に反応しすぎているようにも思える。 ズブズブな関係の国会議員や、自民党との関係があったが故、これも仕方ないとも思うのだが。 旧統一教会の問題を掘り起こしたのは、安倍元総理大臣の銃撃事件である。 そして安倍元総理大臣を殺害し

            最近話題の女性ドライバー

            最近、Twitterでバズっている「トラックめいめい」さんを知っているだろうか。 毎日の仕事上がり(休みの日もあるが)にジョッキの生ビールを、眉間にしわを寄せて美味しそうに飲む写真を、ただツイートするという、シンプルなものである。 しかしながら、この私ですら、夕方になると「めいめいはもうビールを飲んでいるのか」と、気になり、Twitterを見る習慣がついてしまった。 夜、自宅に帰っても、うちの嫁さんも「めいめいちゃんは今日も優勝してたね」と言ってくる。嫁さんもトラックめ

            thank you おっさん

            64年間続いた昭和時代。 コロナ感染症も、自粛も、遠慮も、普段のマスクも要らない、自由でカッコいい時代。その自由の中でも、世間の秩序や義理人情は、今よりずっと分厚かったような気がする。 今も最高に良いのだが。 私は昭和45年生まれだ。昭和の折り返しを過ぎた時代に生まれた、バリバリの昭和生まれである。 先日、お盆に私の嫁さんの実家(新発田)のお墓参りの帰りに、とある食堂に寄った。 そこには真四角に近いブラウン管のテレビが、現在の長方形の液晶ディスプレイのサイズに合わな

            弱さ

            私の事務所に数年前から定期的に花を届けてくれる方がいる。 最近、話題になっている某宗教の方だ。 わざわざ事務所まで花を届けてくれるので(ついでに某宗教の本も)いつもありがとうございます。と、お礼を言う。 うちの奥さんは「気持ち悪いから」捨てたら。と言うが、花に罪はないので、とりあえず花瓶に水を入れて飾る。花に盗聴器が無いことを確認してからだが。 花に罪はないし、その人にも罪はないことはわかっている。何故なら、いつも立ち話ではあるが、ホント、大したことない世間話しかしな

            hang over

            ハングオーバーという映画を知っているだろうか。 かいつまんで説明すると、「昔からの仲間の一人が結婚式を挙げるために、仲間で久しぶりに集まる。前祝い的な感じで祝杯を交わす。翌朝、身の回りがメチャクチャで、マジで大変なことになっている状況を、全く記憶のない男たちが記憶をたどりながら、無事に結婚式を迎えられるのか!」 といった感じのストーリーである。 昔からの仲間の友情というか、いくつになっても子供というか、子供のまま大人になってタガが外れると、こうなるという見本のような映画

            再犯の心理と社会の仕組み

            6月21日に埼玉県川越市のインターネットカフェで、立てこもり事件が起きた。およそ5時間に渡り、女性従業員を人質に立てこもり、警察が突入し現行犯逮捕に至った。 犯人の立てこもり事件はこれで2度目。 犯行理由は「人生に嫌気がさした。事件を起こし、刑務所に戻りたかった」などと供述していると報道されている。 どんな人生を送ってきても、それがどんなに理不尽な人生であっても 悪いこと、犯罪を犯したものは罰せられるのは当然である。 極端な話、死刑も罪の重さに値するなら肯定をする。

            その時代、もう終わってます。part2

            赤ちゃんは癒される。 通りがかりの赤ちゃんでも、通報されない程度に、その親に気づかれぬ様、変顔をして笑わせようとしてしまう。 2021年生まれの赤ちゃんの数が、統計開始以来最小となった。 初産の年齢も30~34歳が最多となり、40~44歳が増加した結果、平均年齢は30.9歳となるそうである。 当然ながら、出産が減少しているのだから、婚姻数も比例している。未婚の要因は様々だが、家庭の経済的安定や将来計画などを考えた際に、現代の社会人の一般的な収入や物価、男女の働き方、生活

            理解不能

            今日は5月25日(水曜日) 早朝のテレビを見ていたら、6時過ぎに速報が入った。 また北朝鮮からのミサイル発射のニュースだ。 しかも7時頃までに3発。 先日、5月22日に私が所属する自民党新潟支部の政経文化セミナーが開催された。例年であれば、2月11日の建国記念日に開催されているが、コロナ禍のため延期され、この日となった。 記念講演の講師として外務大臣を務めている「林 芳正」衆議院議員より外交についてご講演をいただいた。 報道等でも話題となったが、北朝鮮での新型コロナ感染

            人のボトルの味って。

            最近、ようやく総会など、懇親会付の会合が開催されはじめている。 この数週間、週に3~4日は夜の予定が入る。コロナ前の状況に戻りつつあることを、初老に入りつつある私にとっては、近頃は身をもって感じる。 先日、とある総会の懇親会終了後、普段なら速攻帰るのだが、大変お世話になっている方より「軽く飲まないか」とお誘いを受けた。 軽くならということで、場末的なスナックに招かれた。 お店に入り、その方は「○○のボトル残っているか」と、知人なのか、取引先なのかは分からないが、別な方

            その時代、もう終わってます。

            青臭いと思うのは勝手だが 私は「政治とは弱者のためにある」と思っている。 強いもの、恵まれているもの、のためにあるのではなく、様々な隙間に入り込み困っている人、生きづらさを感じている人、強者や圧倒的多数に対し、不平等や理不尽があるのであれば、それを見直すことが「政治の役割」であると信じている。 先日、ある会議の中で「多様性」について否定する発言があった。 残念ながら、私には理解が出来なかった。 現代における多様性に例えられることとして、LGBTや身体障害者、体形、働き方

            経験と負担と実態

            朝の連ドラが変わった。 あまり関心はなかったのだが、ここ数日、昼の再放送を見ている。 時代は戦後。昭和39年前後の沖縄である。今のところは家族のストーリーで、先日は主人公のお父さんが亡くなった。その後、お母さんと4人の子供たちが力を合わせ、貧しいながら支えあって生活している。その日常がドラマでは描かれている。今のところは。 ドラマでは長男、長女は幼い妹たちの世話をしたり、幼い妹たちも、幼いながら家事の手伝いや様々な雑用を分担して行っている。 昭和時代の美しい家族の姿でも

            紙一重

            先日、私が40歳まで所属していた某団体の大先輩方とお話する機会があった。その際の話題である。 改正労働施策総合促進法による職場のパワーハラスメント対策が4月から中小企業にも義務付けられた。先輩方は皆さん、経営者であるので、法に従い、対策を講じる立場である。  パワハラの線引きは難しい。 例えば、何度注意しても仕事のミスが絶えない社員、勤務中に集中して職務を遂行しない社員、上司との折合いが悪く、指示なく勝手に仕事を進めた結果、ミスをする社員など。 どのパターンも結果、間