マガジンのカバー画像

インド発アフリカ経由中東行き

31
インド、アフリカで10年以上過ごしたのち、初めてやってきた中東はヨルダンとレバノン。日々の発見や驚きを綴ります。
¥500
運営しているクリエイター

2017年1月の記事一覧

食は文化、踏み出せ一歩。

食は文化、踏み出せ一歩。

今、レバノンに東京から出張者が来ていてその対応をしている。

住んでいる国ならともかく、僕も一応ヨルダンから出張という形で来ているので、正直東京からの出張者を受け入れるのはなかなか緊張する。

ヨルダンに引っ越して3ヶ月ちょっと。この間にレバノンで過ごしたのは6週間ほど。それだけにしては、街のこと、歴史、小ネタなどなかなか身につけたものだと我ながら感心している。

これもnoteやブログのためのネ

もっとみる
中東のパリ、ベイルートでAsian Spa

中東のパリ、ベイルートでAsian Spa

これからなるべく投げ銭でマガジン公開をしていこうと思っていた矢先から、ちょっと公にするには恥ずかしい話になっちゃうので、やっぱりやめとこうと言う話を書きます。要するに下ネタ。

ベイルートへの出張も今年ですでに2回目。滞在日数で言ったら1月は半分以上の17泊(19日間)も過ごしている。

ずっとホテル暮らしのノマド状態なので息詰まる時も度々。

幸い今まで過ごしたタンザニアやエチオピアなどの国より

もっとみる
自作自演のテロなのか?ポチったのにシーンという話

自作自演のテロなのか?ポチったのにシーンという話

1週間前に自爆テロ未遂が起きたベイルートで初めて週末越えの出張中。

そもそもこの自爆テロ未遂、直前に取り押さえられ、しかも犯人を殺さないで確保したことに「ん?」と思っていたところ、最近色々な情報を耳にして「この自爆テロ未遂はヤラセじゃないか?!」なんて思うようになってきた。

僕はといえば別にセキュリティーのプロでもないし、諜報活動には無縁なので、あくまでも素人の印象でしかないけど。

だって、

もっとみる
親年齢6歳、悩みは尽きない。

親年齢6歳、悩みは尽きない。

父親年齢6歳の126です。まだまだ、6歳。何にもわかっていないくせに父親としての自我が背伸びしたい年頃でしょうか。

ホント、子育てってやり甲斐あるけど大変、というか思い悩むとキリがない。

親年齢10歳を超える方々、そして親年齢20歳を超える親成人の方々の話を聞いていると「アァ、今この瞬間が多分貴重なんだろうなぁ。今を大切にしたいなぁ」と思う。でも、日々の現実ではなかなかそうはいかず、そんな思い

もっとみる
娘に女子力があるなんて思いたくない愚父の話

娘に女子力があるなんて思いたくない愚父の話

女の子は可愛いとはよく聞いてきたけど、本当に可愛い。

息子も可愛い。それでもなんかやっぱり女の子は違うなぁ、と最近常々感じる。

僕はもともと男女の友情はあると思ってた方だ。男女は身体的な違いこそあれ、同じ人間と信じていた。でも、娘を授かってそろそろ3年、、

僕は男と女は根本的に違う生き物なんじゃないかと思うようになってきた。

もっとみる
スイスやパリに例えられながら自爆テロ未遂が起きたベイルート

スイスやパリに例えられながら自爆テロ未遂が起きたベイルート

以前の記事「世界は狭い、レバノンも狭い。深掘りしたいレバノン」で日産やルノーの会長を務めるカルロス・ゴーン氏が、中東のパリと言われるベイルートを中東のスイスと何故言うのか?と書いたけど、その理由がわかった。

もっとみる
素敵なブランドショップの下にシェルターがある街

素敵なブランドショップの下にシェルターがある街

1975年から15年もの間内戦のあったレバノン。

今、ベイルートの街を歩く限りは内戦をしていたなんてわからないくらい。再開発されたベイエリアはまるでヨーロッパかと思うくらい素敵だ。でも、欲目をこらすと古い建物には弾痕が残っている。

五つ星ホテルの真裏にあるこの大きな建物にもあちこちに弾痕があり、なぜかこの建物の1回部分には戦車が配備されていて軍人が自動小銃を持ってウロウロしている。

稀にこん

もっとみる
世界は狭い、レバノンも狭い。深掘りしたいレバノン

世界は狭い、レバノンも狭い。深掘りしたいレバノン

日本人なら誰でも知っているカルロス・ゴーン氏。ルノー、日産のみならず三菱自動車の社長にもなったカルロス・ゴーン氏は、ブラジル生まれのブラジル人。でも、おじいさんはレバノン移民で、ご自身もレバノンで学校に通い、フランスの大学に行ったらしい。

カルロス・ゴーン氏の生い立ちについては、日経新聞の私の履歴書で連載されているけど、英語版(Nikkei Asian Review)では一足早く多くの記事が公開

もっとみる
毛穴解放タイ旅行、「ありがとう」から「結構です」

毛穴解放タイ旅行、「ありがとう」から「結構です」

新年あけましておめでとうございます。1月2日から仕事初めで今年もモリモリ頑張るぞ。

我が家はクリスマスイブから元旦まで冬休みをとり、常夏のタイに行って来た。子どもたちは冬休みで暇を持て余しているし、日本と変わらず身を切るほど寒いヨルダンの首都アンマンにはいられず、毛穴を解放したくて暑いタイに飛んだ。

僕が最後にバンコクに行ったのは2006年の3月頃なので、かれこれ10年ぶりだったバンコクは以前

もっとみる

一歩間違えば俺も星野源!?

ふとしたことで今まで興味になかったものが魅力的に見えたり、やけに身近に感じるようになったりすることがある。大した意味もないふとしたことで。

日本にいないし実際に見たこともないからツイッターのつぶやきで見かけるくらいの知識がなかった逃げ恥とかいうドラマや、某駐日アメリカ大使もやったという恋ダンスは何なのかもわからなかった。

さすがにガッキーは知ってるけど星野源がどこの誰で何をやっているのかも知ら

もっとみる