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世界は狭い、レバノンも狭い。深掘りしたいレバノン

日本人なら誰でも知っているカルロス・ゴーン氏。ルノー、日産のみならず三菱自動車の社長にもなったカルロス・ゴーン氏は、ブラジル生まれのブラジル人。でも、おじいさんはレバノン移民で、ご自身もレバノンで学校に通い、フランスの大学に行ったらしい。

カルロス・ゴーン氏の生い立ちについては、日経新聞の私の履歴書で連載されているけど、英語版(Nikkei Asian Review)では一足早く多くの記事が公開されている。


これがなかなか興味深い。ブラジルで生まれ、ベイルートで子ども時代を過ごし、フランスの大学に行ったカルロス・ゴーン氏。祖父はレバノン移民でレバノン人の祖母と結婚、お父さんもナイジェリア生まれのレバノン人のお母さんと結婚。ブラジル人であってもレバノン人の血筋。ブラジルにはかなり大きなレバノン人コミュニティがあると聞いたことがあるけど、ブラジルのレバノン人コミュニティでも有力な方々なんだろう。


さて、レバノンで一緒に仕事をしている同僚に「カルロス・ゴーンを知っているか?」と聞いたら、「個人的な知り合いではないけど、知っている。彼の別れた奥さんは知り合いだ」なんていう驚くべき言葉が返ってきた。

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