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【読書のすすめ】

【読書のすすめ】

読書とは何でしょう?

読書とは、

『いっとき、現実の世界を離れ、
精神を未知の世界に遊ばせたり、

人生観を確固不動のものたらしめたりするために、

書物を読むこと』

です。

寝ころがって漫画本を見たり、

週刊誌や雑誌を読んだりすることは、

読書には含まれません。

読書する習慣をつけることをおすすめします。

なぜなら、

読書は心を豊かにするからです。

読書によって得た知識は組織化します。

人生観を確固不動のものたらしめます。


充実した本の読み方をするにはどうしたらいいのでしょうか?

これについて、

「父から若き息子へ贈る『実りある人生の鍵』45章」(著者 フィリップ・チェスターフィールド 訳者 竹内均 三笠書房 知的生きかた文庫)

の中に、こう書いてあります。

「まず、くだらない退屈な本に時間を割くのは絶対やめた方がいい。

そういう本は、
ほかに書くことのない怠慢な著者が、
これまた怠慢で無知な読者を狙って書いていることが多く、
周りを見回しただけでごまんとある。

こういう本は毒にも薬にもならないから、
手をつけないに限る。

(中略)

本を読む時は、
目的をひとつに絞って、
その目的を達成するまでは、
ほかの関係の本に手を出さないことだ。

君の将来を考えるなら、
たとえば現代史のなかでも、
とりわけ重要で興味をひく時代をいくつか抜き出し、
それを順に網羅していくというのはどうだろうか。

(中略)

この種の研究に、
何時間も費やせと言っているのではない。

もっと別な方法で自由な時間を有効に使えるなら、それもいい。

ただ同じ読書をするなら、
一時にいくつものテーマを追求するよりは、
ひとつに絞って体系的に追究した方が能率的だと思うのだ。

いろいろな本を読んでいくうちに、
内容が相反したり矛盾するようなことも起こるだろう。

そういう時は、
別の本に当たってみるとよい。

そういうのは横道にそれるとは言わない。

そうすることによって、
かえって記憶が鮮明になるからだ。

(中略)

社会人になってからの本の読み方について私が言いたいことは、
次のいくつかの項目にまとめられる。

(一) 実社会に一歩を踏み出した今、
あれもこれもと本を多読する余裕はない。
その分、いろんな人と話をすることによって情報を集めた方がいい。

(二) 無益な本は、もはや読まぬこと。

(三) ひとつのテーマに絞って、
それに関連したものを読むこと。

以上のことを守れば、
一日三十分の読書で十分事は足りるだろう。」(91頁〜94頁)



名著・良書に絞って、

それらを精読することが肝要です。

『愛に満ちた本』

『読めば心が明るくなる本』

『気持ちが前向きになる本』

が、おすすめです。


『人生の本質とは何か』

『本当の幸せとは何か』

『世の中の仕組みとは?』

など、

テーマを絞って追究してみましょう。


『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。
他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る。』〔ソクラテス〕

『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ。』〔オットー・フォン・ビスマルク〕



(参考図書)
「父から若き息子へ贈る『実りある人生の鍵』45章」
(著者 フィリップ・チェスターフィールド 訳者 竹内均 三笠書房 知的生きかた文庫)

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