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おうちでたかぎメシ。

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自分が作って食べた、ごはんと空間のレシピ集。
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#おうちでビリヤニ

【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v07_ビリヤニに適した玉ねぎ論争

【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v07_ビリヤニに適した玉ねぎ論争

どんな国のレシピを見ても、ビリヤニをビリヤニたらしめる共通の食材というものがあります。
そのうちの一つ、玉ねぎの話を今日はしたいと思います。

前提:ビリヤニにおける玉ねぎの使い方①炒め玉ねぎ:グレービーソースの一部として

ホールスパイスをテンパリングした後、その油を使って茶色になるまで炒めます。
具体的な作り方&使い方はこれまでのエントリで大体説明しているんで、ぜひそちらをご覧ください。

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たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.06_秋限定、秋刀魚とかぼすの旬ビリヤニ

たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.06_秋限定、秋刀魚とかぼすの旬ビリヤニ

今年の秋刀魚は痩せているらしいですね。お恥ずかしい話実家を出て以来、自分で1尾焼くことがなかったので
あまりサイズ感をじっくり考えることがなかったのですが、
久しぶりに鮮魚コーナーの一角で出会ったあの子は、確かに記憶よりも幾分ほっそりしていました。

その背景に思いをやると切ない部分もありますが、届けてくれた思いに感謝して美味しくいただきたいと思います。
いっそのこと、足りない脂分はこちらで勝手に

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たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.05_ビリヤニ大澤で研究の成果を感じる

たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.05_ビリヤニ大澤で研究の成果を感じる

ふと思い返せば、この研究日記をつけ始めてからおよそ2ヶ月が経ちました。

当時セブンイレブンのフェスで流通していたビリヤニ(国産米)に端を発し、アジア文化圏の端から端に渡ってきたこの珍妙な米料理をどうにかものにできないかと
作り、食べ、また作りを繰り返してきました。

自作ばかりもなんだか単調に感じられてきた折、v.039で国内の名店について書いていたらどうにもこうにも食べたくなって
ちょうど予約

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たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.04_禁断のおひとりさまビリヤニレシピ

たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.04_禁断のおひとりさまビリヤニレシピ

v.03で「ソロビリヤニを作りたい!」と思い立ちました。
詳細は前々回のエントリをご覧いただければ幸いですが、
とにかく自宅でビリヤニ(通称宅ヤニ)をしようとするととにかく量が多い。

インドやパキスタン、発祥の地のレシピは10人前なんてことがザラだし、
日本人向けにアレンジされたものですら4人前〜がほとんどです。
お祝い事のもてなし料理だったビリヤニ、「大人数でシェアして食べる」というアンコンシ

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【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.03.9_ちょっと寄り道、街ビリヤニ4選

【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.03.9_ちょっと寄り道、街ビリヤニ4選

この研究日記は誰に約束するでもなく、週に1回程度更新してゆこうと思っていたのですが
まあ週1で続けるなんて夢物語でしたね。

「筆が乗らなくて…」なんて文豪風を吹かせる間も無く、
そもそもビリヤニ作りが最近停滞している。シンプルにネタ切れなのです。

来世は365日、毎食ビリヤニを許される身体に生まれたい。
所詮私の現世はあすけんのお姉さんに接種カロリーを報告しては、悲しい顔をされて胸を痛める程度

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【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.03_魅惑の香り花開く、牛ヤニ

【レシピ】たかぎメシのビリヤニ研究日記 v.03_魅惑の香り花開く、牛ヤニ

基本中の基本、「レシピ通りに作る」を実行しただけでドヤ顔しまくった前回。
お楽しみいただけたでしょうか?

誰かの努力の証を簡単にトレースできるのは、その証の裏にあるであろう何十倍もの労力に申し訳ない気もしますが
まあ本人が公開してるんだからよしとしよう。と思うことにします。

日本人向けのビリヤニってなんだろうとはいえビリヤニ、まだまだ文献化されるほど研究されていないんですよね。
日本語はもちろ

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