takafumi tanaka

パブリックリレーションズの解説サイトpr401.comの中の人。広報関連フリーランス志…

takafumi tanaka

パブリックリレーションズの解説サイトpr401.comの中の人。広報関連フリーランス志向。記事づくりにおけるサイドストーリー執筆多い。中小事業・フツーの会社のコミュニケーション戦略の問題点など。基礎教育を受けていない新人PR担当者をいかにすぐに即戦力化するかをまじめに考え中。

マガジン

  • 学部卒業者から見たPRプランナー1次試験対策(有料版)

    PRプランナー1次試験対策。この学習機会を通じてPR担当としての心得を実践ベースで学んだもらいたい、という視点で編集しました。模試の問題解説などはありません。指定テキストの章建てに従ってキーワードをリストしたさわりのさわり集(PR担当者がとくに困るマーケ領域)、出題傾向を分析した4つの記事で構成しています。 指定テキストブックの解説では、ライターよがりの視点で陥っているミスを指摘し、本来のPR学的見地に修正をしています(試験対策としてはテキストの「言い分」を尊重しなければいけないという困った構造のもと試験と実務の両立が求められる、実は相当ややこしい試験制度なのです)。 テキスト解説を通じてこの両方の問題の解消に取り組みつつ、知らず知らずの間にPR学の基礎をおおまかですが読者が習得していた、ということを目指します。

  • いろいろコラム

    編集後記以外で書いたいろいろなコラムをまとめてみます。タイムラインに消えてしまわないように。

  • 凡人のインスタフォロワー獲得作戦(無料版)

    インスタグラムでのフォロワー獲得策の実践レポート。簡易無料版です。要点の要点のみまとめてありますので、ためしてみたい人はこちらから。有料版ではガイドされている諸項目の実践感想レポや運用上のTIPSを気が付いただけまとめまくっています。

  • 残念なPRをつくる要素とは

    わたしが複数社で経験した、パブリックリレーションズ(広報)を行うに足らない残念な職場環境や事件を語るものです。ここで課題を指摘することのほとんどは、誰もが持っているスキルのはき違え、お門違いなことに没頭する無残さ、などの積み重ねです。「何かが違う」と思うけども、スルーしてしまうこと。それらは霧の中をひとり歩くような感覚? そんなこんなをボコボコにあげていきます。

  • 広報TIPS

    タイムライン型のnoteではちゃんと書いたものが過去記事に埋もれてしまって、ちゃんと読んでくれる人がほとんどいないのが残念で、マガジンとしてひとまずくくってみることにしました。

最近の記事

  • 固定された記事

PRプランナー1次試験対策の記事11本。読むポイント

PRプランナー1次試験8月期分の受験がおわりました。この試験は、本場アメリカに比べてはるかに体系化が遅れている日本のパブリックリレーションズシーンをどうにかまとめていきたいという思いで制度化されている試験ですが、アメリカで学んだ私の視点では、まだまだというか、お門違いな視点による執筆や指摘が目立つ問題だらけの制度でもあるな、と感じています。実態に即しておかしな点を指摘しながら、おかしさを踏まえて回答をしなければいけない難しい試験です。テキストに書かれたことをうのみにして実務に

    • インスタフォロワー1万人以上のアカウント、どのくらい稼働しているのか?

      私のnoteはパブリックリレーションズを扱うテーマ設定をしているので、1万人のフォロワー獲得がどういう意味をもつか、につながる考察をしてみます。その第一弾として、私が常に疑問に感じていたフォロワーの稼働率、について。 フォロワー数の多いアカウントの多くが、低いいね数に終始している、という実感があります。たとえば1万人フォロワーがいても、1回の投稿に対してつくいいねの数は、その3%から6%台。300から600いいねしか得られません。たくさんのフォローを集めているわけですから、

      有料
      800
      • そういえばインスタフォロワーが1万人になった。

        ずーっと前に書いていた、インスタフォロワー増加策。自分のアカウントでもコツコツと積み上げた結果、先月やっとこさ、フォロワー1万人を達成しました。パチパチパチパチ。 相互フォローからインフルエンサーを目指す、という趣旨で、ここでは無料版3本、有料版6本の記事をアップしました。 この記事群と1万人を達成するまでの間、インスタグラムは大幅な仕様変更を行っています。とくに外部からいいね数が見られなくなったのは大きく(ブラウザや更新をほとんどしないユーレイ垢からはどういうわけか見れ

        • ちょっとずつ動かしていく

          今回は、内容が全くない更新記録稼ぎ記事です(笑 毎週月曜日にまとまった時間を作ることにした。きょうは過去記事を改めて読み返しながら、なにを更新していくかブレスト。っていうか、たくさん更新しなければいけないものがあるな。。 ◆PRプランナー試験の季節?PRプランナー関連のおしらせが頻繁に届くようになったので、そろそろ受験シーズンがやってくるのだと気づく。こっちも記事更新をしていなかったので、ぱらぱらとやっていきたい。 ◆地方での展開は難しいかパブリックリレーションズの専門

        • 固定された記事

        PRプランナー1次試験対策の記事11本。読むポイント

        マガジン

        • 学部卒業者から見たPRプランナー1次試験対策(有料版)
          10本
          ¥1,200
        • いろいろコラム
          58本
        • 凡人のインスタフォロワー獲得作戦(無料版)
          4本
        • 広報TIPS
          33本
        • 残念なPRをつくる要素とは
          19本
        • pr401.com 編集後記
          4本

        記事

          本体に引っ越しへ

          こっちで記事を書きすぎて、pr401の記事執筆が遅れがち、というかまったくやってなかったw ここで書いている記事を再度リライトして、あっちに移す作業をやっていこうと思っている、というか、それをはじめている。 pr401:パブリックリレーションズの知見事典 ここ:編集長のわたしの私見とpr401の制作秘話 というすみわけを行っていたはずだったけど、こっちでの無償提供執筆が多すぎた、と反省している。 ただし、こっちでは、 有料記事 PRプラクティショナー養成 記事を

          本体に引っ越しへ

          経営戦略ありき、という本来の経営フローに戻すだけ

          自分のプロフィール紹介兼仕事依頼記事。長すぎるけど、読み返してみると、なかなかまとまっている。が、長すぎるので切り売りしてみようと思って数回に分けて紹介、のシリーズパート4。過去の3回分は、以下に。 私はコミュニケーションを経営戦略に沿って実現するための手段、という考え方を持っています。ゆえに、まず大事にするのは経営ビジョン。そしてその達成の具体策である経営戦略・中期経営計画です。中小企業になればなるほど、おろそかにしているものです。 経営戦略を達成するために情報発信があり

          経営戦略ありき、という本来の経営フローに戻すだけ

          コミュニケーションの組み合わせを考える

          企業のコミュニケーションは、特定のチャンネルに偏って解決をするのではなく、さまざまな手段の組み合わせで企業価値をアップデートしながら解決していくものです。 この「組み合わせ」をマネジメントするのがパブリックリレーションズであり、わたしの専門とするところです。そして多くの来訪者のニーズ、頭の中にある希望のほとんどは、パブリックリレーションズの1ポーションにしかすぎないのです。 仕事依頼の動機はほとんどが間違い何度もくりかえしますが、「ウエブページの見栄えをよくしたい」「主力商

          コミュニケーションの組み合わせを考える

          木を見ることしかできない

          自分のプロフィール紹介兼仕事依頼記事。を切り分ける企画パート2。あと2回かな。 パブリックリレーションズに関する募集のほとんどすべては、ウエブがどうの、マーケがどうの、という、少なく見積もっても100あるコミュニケーション手段の1つか2つをどうにかしてよ、という程度のものばかりです(マーケはちょっと事情が違いますが)。その中でも特に多いのが「報道対応どうにかしてよ」なものです。最近かっこつけているのは「UI」か「デザイン」です。たしかに当事者たちはこの問題がとんでもなく大き

          木を見ることしかできない

          日本の企業で働く広報職の99%の人たちは基礎知識を持っていません

          自分のプロフィール紹介兼仕事依頼記事。長すぎるけど、読み返してみると、なかなかまとまっている。が、長すぎるので切り売りしてみようと思って数回に分けて紹介します(切り取り方によっては加筆します)。 このページを訪れる人ってどんな人?「広報」「PR」「パブリックリレーションズ」「ホームページ」「マーケティング」「UI改善」「社内広報」などなど、企業と人、人と人をつなぐコミュニケーションをキーワードにしてこちらに来ていただいた方が多数かと思います。あるいは、わたしが何らかの事業に

          日本の企業で働く広報職の99%の人たちは基礎知識を持っていません

          これからの記事予定

          パブリックリレーションズは、そのカバー範囲がコミュニケーションのほぼ全般に及ぶので、営業からマーケまで幅広いネタが満載である。しかし、これをまとめ、書き記すことができるようになるには、体系化された基礎を学んでいることと、実地の土台が数年あること、なんらかのSNSで平均以上のフォロワー数やコンバージョン率の達成という成果がないとできない。知識だけではネタはそろわない。逆に知識がなくて実地ばかりでは、目の前のことしかわかろうとしないので、視野が狭く、これまたネタが作れない。社会人

          これからの記事予定

          プロフィールと仕事依頼を変更した

          プロフィールと仕事依頼を変更した。残念なPRカンパニーみたいな羅列だったのをやっとこさ、改めた。 プロフィールは、パブリックリレーションズのお仕事をするうえで、そもそもニーズ発信者のほとんどが「そのニーズ間違ってます」という現実に気づけよ、というところから始まってます。 たいていの募集要項が「ホームページの見栄えをなとかしたい」程度のねじの締め直し程度のものばかりで、実際手を入れなければいけないことは、実は経営戦略の言語化とか、エンジンの手術というような超重要なことばかり

          プロフィールと仕事依頼を変更した

          これから何回もここで書いていくこと

          noteはSNS、と言われているので、SNS的使い方をしていきます。 noteは記事の更新が多ければ多いほど、旧記事にアクセスするのがほぼ不可能な媒体です。よほどのスキを稼いでグーグルに乗っかるでもしないとだめですが、当人のトップページから代表的な記事や人気記事のサムネイルがぴょこんと出てこない以上、いい記事ですら読み返される可能性は非常に低い。読む側がブックマークをしたり、なんちゃらにまとめたりしないといけない不親切なSNSです。 こういった背景から、わたしは以下のテー

          これから何回もここで書いていくこと

          ストラテとWebマーケを勉強しなおし

          出身大学のPR301でテキスト指定が数年ごとに変更になっているのだが、今回は自分でも読んでみようかな、というものが出たので買ってみた。(米大は講座をその学部のイニシャルと番号で示す。PRはパブリックリレーションズ学部のこと。番号の100が基礎講座、200が応用講座、300が専門講座概論と実践、400が実践と専門講座、という仕分けをしている:4大のセメスター制。このPR301とは、「PR学専門講座概論」を意味し、通常はPR200で基礎中の基礎を学んだものをブラッシュアップするカ

          ストラテとWebマーケを勉強しなおし

          PR担は経営者と話をするものです

          これは転職・就職面談の段階から、経営者と話をしないといけない。面談はどういうわけか1回か2回程度しか機会がなく(そんな回数で相手の何を知ろうというのか。部品のつけかえ根性このまま続けてこの国があがっていくとは思えない)、その中でパブリックリレーションズとしての効率化は人事担当者を抜いた社長との直接面談が筋です。 どうしてかというと、まず下っ端は「できること・できないこと」でものごとを考え、自分の責任など考えない。コミュニケーションの場は、できるできないでなく、「やるかやらな

          PR担は経営者と話をするものです

          フリーランス用のプロフィールを更新

          しようかな、と思って、きょうは一日かけてその内容を練っていました。 プロフィールだけだと、「は?PR?うちはマーケティングがほしいんだけど」とか、わけわからないことをいう社長さんたちに伝わらないので、マーケやその他デバイスの体系図を作ってみて、「あんたの要望はこんなもん。それで成果出せると思ってんの?」ということをはっきりさせようという試みです。 プライドが非常に高い社長さんたちには癇に障る内容かもしれませんが、聞く耳を持つか持たないかで大差が生まれるのがコミュニケーショ

          フリーランス用のプロフィールを更新

          過去記事通算トップ10(上5つ)

          過去記事のおさらいパート2 意外にじわじわと読まれてます。 ということです。 なんたら会社の広報です、とわざわざプロフィールに書いているくせにそのアカウントのフォロー&フォロワーは雀の涙程度。これって会社のブランディングはマイナスではないかと。毎日、毎日「わたしの会社の注目度は300人程度です」とBad Showさらしていることになるのでは、という指摘記事です。個々人でやる分にはいいと思いますが、会社の名前を出すということは、その代表であることも忘れてはいけないはず。ほ

          過去記事通算トップ10(上5つ)