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これからの記事予定

パブリックリレーションズは、そのカバー範囲がコミュニケーションのほぼ全般に及ぶので、営業からマーケまで幅広いネタが満載である。しかし、これをまとめ、書き記すことができるようになるには、体系化された基礎を学んでいることと、実地の土台が数年あること、なんらかのSNSで平均以上のフォロワー数やコンバージョン率の達成という成果がないとできない。知識だけではネタはそろわない。逆に知識がなくて実地ばかりでは、目の前のことしかわかろうとしないので、視野が狭く、これまたネタが作れない。社会人初心者に任せる仕事、セックスアピール、歯車のひとつではなく、会社全体のコミュニケーションをデザインする総責任を負う戦略的ポジション、という自覚が深まれば、ネタは無限に広がっていく。そういう人がこの国に。。。みつからない。。。まあ、ほかはともかく、私ができることをしていこう。

記事トピック

このnoteで書いていて感じることは、基礎知識なしで広報を「やらされた」若い世代の人たちの急激なスキルアップをどうするか、というニーズ。読者登録してくれている人の多くが、広報1~3年目くらいのポジション。ひとまずそれを、「PRプランナー試験を受けよう」と誘導をしてみたものの。。。体系化された知見の披露がまだまだなところを感じている。

1.体系、パブリックリレーションズ

この体系化は、本場アメリカをはじめとする世界のパブリックリレーションズ専門家がテキストブックとする「The Effective Public Relations」を単純和訳していく感じでまとめようと思っているが、直訳していくと時代からやや離れた教典めいたところがあるので、一定のフィッティングを行いながら書いていこうかな、と思っている。

*The Effective Public Relationsは、広報学会やPRプランナー試験のテキスト執筆者の一部がちょろちょろっと出典として提示している書籍だが、重要性をわかってなくて、「ああ、PRのことけっこうまともに書いてあるよなあ」程度の理解しかされていないことを嘆く。引用されている箇所もへんなところが多い。世界的にはこのテキストブックをもとにPRにかかわる人たちの行動指針が形作られているので、まずはこれを読み解く解説書を作っていく方針。本体はpr401.comに載せていくので、ここでは「ディレクターズカット」な版を載せていければ。

2. M&A

パブリックリレーションズは、年々変化していて、定義の更新はだいたい5年に1度くらいの割合で行われている。つまり固定観念化してはいけないジャンルであり、たとえば10年前にPRプランナーになった人たちの知見はメディアリレーション=PRだったが、いまはマーケティング=PR、というのが正しい(正確にはそれぞれのリレーションはPRの一部でしかないが、要素インスピレーションという意味でこういったキャッチーな書き方のほうがしっくりくるのでこうやって書いてみた)。

ふと気づくと自称広報たちの知見が陳腐化しているのはどうしてか、という説明がつかない事態がずっと続いていたようだが、PRという分野が年々コミュニケーションワールド内で拡大・増殖しているので(経済的に言うと吸収合併を繰り返しているわけで)こう説明すると合点がいくことがたくさん出てくるし、若い世代ほどしっくりいくみたい。PRプランナーなんて名前がついてしまっている人たちほどぽかーんとしているのに注意。プランナーほど知見の固定化が進んでいて、現状「使えない」事態になっている。

クイックスタディ

まだ固まっていないが、知見なしで広報をやることになった人たち向けにアメリカのPR学部生たちがどんなことを学ぶのか、というものをプログラム化していければな、と思っている。これは1週間コース、3週間コースみたいな感じで独習するものにしようかな、と。本来はYouTube化するのが妥当だが、そこまで時間を無料で割いて私に何の得になる?というマインドも一方ではあるので、この気持ちの整理次第になりそう。無料展開はかなり消極的。ひとまず、知り合いの広報関係者のヒアリング結果をもとにしてモニターを取ってみる、と妄想している。

ボツ記事100本近くを掘り起こす

50日連続更新のときにネタリストを作っていて、大体がある程度書き進んで選別していたので、そのボツ状態の記事を掘り起こして、また連続投稿できるようにしていこうとレビュー中。

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