台湾🇹🇼大崎理沙

台湾について気軽に発信中。

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最近の記事

台湾で生演奏を聴いて、現代で失われつつある“現実”のありがたみを知る

生の演奏って、最高だと思う。 でも何で“生”の音楽が良いのか、CDとかYouTube(スピーカーとかイヤホン)との違いって何か、あまり言葉にできないでいた。 でも今回台湾でピアノとチェロ(チェロで合っているのか不明)の生演奏を聴いて、ピンと来た。 アレだ!飛行機の離陸前に見せられる「緊急時脱出」系の説明が、“動画”なのと“CAさんによる実演”との違い、とよく似ているのだ。 まぁ、ちょっと説明させてください。 私が長らく乗っていた航空会社さんは、いずれも前方座席のモニタ

    • 台湾人の優しさに…恐縮を通り越して心配している今日この頃。

      中正記念堂に行くたびに、国家劇場や国家音楽ホールを見上げては「いいな〜いいな〜」と思っていた。 でもどんな劇やコンサートをやっているのか分かりづらく、チケットをわざわざここまで買いに来るのも面倒で、結局未来へ先延ばししていたのだ。 ある日、通りがかりに掲示物を眺めていたらQRコードを発見。早速読み込んでみた。 するとコンサート一覧とチケットをオンラインで購入するページへ! すごい・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 次回こそ、と意気込む。 そして今回、早速台湾に到着し

      • 台湾で惣菜屋のおばちゃんに癒される

        台湾に来ていつも嬉しい気持ちになるのが、店員さんの友達感。 初めてなのに、まるで行きつけのお店のように心の通った、そして融通が効いた対応をしてくれることが多い。 念願だった台湾でのコンサート(適当に選択してチケット購入した)へと向かって歩きながら食事をどうするか考えていると、現地の人で賑わう惣菜屋さんがあった。 ガラス越しに沢山の惣菜があり、お客さんがあれこれと指差し、それを店員のおばちゃん達がせっせと詰めている。 奥には客席もあって、十人くらいはいそうだ。 見た目が美味

        • 7月総括

          5月20日、台湾で新総統が就任した。私はちょうど帰国日で、チェックアウトの12時まで部屋で就任式の生中継を見ていた。前日、大きな軍事ヘリコプターが隊列を組んで台湾の巨大な国旗を掲げて台北市内を巡回していたのを目撃したこともあり、とても貴重な瞬間に立ち合わせていただいていると感じた。 5月23日、軍事演習と称して中国軍により空と海から台湾が包囲された。 中国との関係において、台湾と遠からぬ状況にある私含め日本での周りの反応として、驚くというよりも〝特に今更…〟とも感じられた。

        台湾で生演奏を聴いて、現代で失われつつある“現実”のありがたみを知る

          西門で知る。台湾来たなら〝ミルクパイナップル〟!

          ザ・若者の街「西門」。日本で言うと渋谷だろうか? 台北駅からも徒歩圏内、西門駅の目の前に、台湾ナンバー1を名乗れるレベルで賑やかな街が広がる。 大通りの真ん中でダイナミックな曲芸をするパフォーマー、囲む大勢の人の輪。夜市のような屋台も大通りや裏の小路に並んでいる。平日の夜中でこれだ。凄い。 正直「西門」には苦手意識があった。 せいぜい20代、または30代前半でないと、気後れしてしまう空気感を感じていた。 しかしここは異国の地。観光客もたくさん来ている。 むしろ若干温度差を感

          西門で知る。台湾来たなら〝ミルクパイナップル〟!

          台湾のファミマで〝生マンゴー餅〟新鮮、安い、美味いで文句なし。

          夜10時を過ぎ、夕食後の帰り道。 (台湾は治安が良いのでご安心ください。この時間でも、小さな子連れファミリーや若い女性1人でも歩いています) 絶対に食べてはいけない時間帯だが、絶対に何かを食べたい。口が寂しい。 意訳すると…すっごい疲れてます。涙 スイーツやフルーツのお店を眺めながら、コレじゃないんだよな〜と唸る。 こういう時はコンビニである。 台湾(特に都市部)はコンビニ天国である。 ファミマに入り、店内を一周。 生菓子の前で立ち尽くす。夜遅いため、残っている選択肢は

          台湾のファミマで〝生マンゴー餅〟新鮮、安い、美味いで文句なし。

          台湾で胃もたれ。丸亀製麺に救われる。

          日本では食べないような脂っこい料理が続いてしまい、蓄積された疲れと相まって内臓の限界が近い。 お腹は減るが、何も食べたくない状態(>_<) Googleマップで「日本料理」と検索する。和食が恋しい。 松屋、吉野家…ではないな〜。 大戸屋の〝炭烤鶏排味噌烏龍麺定食〟は、台湾バージョンなのか味噌に深みがあって濃厚で美味しかったな。台湾のには烏龍茶が入ってるから美味しいんだな、と思ったものだ。 あれ食べたいな、と妄想するが近くに大戸屋は無い。 だがなんと、うどん繋がりで丸

          台湾で胃もたれ。丸亀製麺に救われる。

          台湾大学の博物館、無料なのに凄い!

          台北の多くの博物館は、月曜休みでした…。 知らなかった(゚o゚;; 国立台湾博物館の前に立ち尽くす。 急いで周辺の博物館を調べる。 月曜やっている所…あっっった〜!!!! ということで、台湾大学「人類学博物館」へ。 国立台湾大学(日本でいう東京大学)にはもう何度も来ているため、勝手知ったる身。さも関係者のような顔で門をくぐる。 まずは「農業陳列館」へ。 台湾大学農学部の学生さんが作る安くて美味しいアイスを…と思ったら本日は未入荷。 素敵なイートインスペースもあるので、

          台湾大学の博物館、無料なのに凄い!

          台湾大学で日本より美味しいモスバーガーに出会う。

          先日、日本のテレビ番組で〝台湾のモスバーガー〟特集が組まれていた。 日本と違うメニュー多し、とのこと。台湾人に大人気だそうだ。 それを見た夫から「台湾行ったら食べて来なよ!」と言われた事を思い出す。 〝いやいや、前に入ったことあるけど(コロナ前)日本と同じ味だったよ(*´-`)〟と思ったのだが、今回行ったら全然違った!驚 台湾大学にもあるので、休憩がてら入ってみた時のお話し。 (大学内で台湾原住民について学んだ後です。別記事) 午後3時ともなれば人も少ない。おじさん達が

          台湾大学で日本より美味しいモスバーガーに出会う。

          地元のおじちゃんと盛り上がる、台湾の朝食が楽しい

          私が泊まるような安ホテルに、朝食など付いていない。 前日、大学病院でお隣のお爺さんが食べていた魯肉飯定食が脳裏に焼き付いてしまい、24時間営業(!)の魯肉飯のある店へ行く。 台湾のお店での注文方法は、小さな紙にずらっと並んだ中国語の文字(私には9割以上が解読不可能)の横に、必要な個数を記入して店員に渡すのだ。 英語や日本語表記は無いのが通常。 朝9時半を過ぎ、エアコンの効いた小さな店内は満席だった。 忙しそうな店員おばちゃんに相席を指差され、60代くらいのおじちゃんの前に

          地元のおじちゃんと盛り上がる、台湾の朝食が楽しい

          台湾の大学病院で心躍る。

          総統府、中正紀念堂と廻って、評判の良いレストランへ。なんと「国立台湾大学附属病院」の中にある。(台湾大学は、日本でいうと東京大学である) 巨大な病院の入り口には、点滴中の車椅子の方と客待ちタクシーの長い列。私のような観光客が入って良いのか戸惑う。 日曜のため病院自体は静まり返り、照明も消しぎみで薄暗く、ほぼ人もいない。 広いエントランスロビーの総合受付でレストランの写真を見せると、警備員風のおじさんが笑顔で地下を指差してくれた。本当に私が行って良いのだろうか…まだ迷う。

          台湾の大学病院で心躍る。

          台湾の「自由広場」が本当に〝自由〟で最高。

          自由広場。本当に名前だけでなく、すべての人に自由を分け与えている所に、〝台湾らしさ〟を強く感じる。 かく言う私も、今回はここ(見出し画像の2階部分)で突然思い立って太極拳をやってきた。スカートで来たのは大失敗、汗だくで足に絡まる。 日陰で風が気持ちよく抜けるので、自然エアコンを若干感じたが…台湾の夏は暑いです。( ´Д`) 何が自由かって、ここではいつも自由を満喫している(ように見える)個人や団体と出会うのである。 以前は、この広場の地面を覆い尽くす大量のトランポリンと

          台湾の「自由広場」が本当に〝自由〟で最高。

          台湾で知る「この生活が楽しい」と言える仕事術

          評判の良いイタリアンレストランにふらっと入ったら、びっくりするくらい美味しかった。海のそばの田舎町、小さな個人店。学生の娘さんとお母さんがウェイトレス、お父さんがシェフの家族経営だった。 味付け、魚介の香ばしい焼き方のテクニック、盛り付け、全部が一流の風格。 客が私1人だったので、翻訳アプリで沢山会話した。 シェフ歴45年とのこと。台北の五つ星ホテルに勤めていたそうで、ホテル名を聞いて「おぅ、凄い(*⁰▿⁰*)」となった。 お父さんは恥ずかしがり屋だそうで、遠巻きに女3人

          台湾で知る「この生活が楽しい」と言える仕事術

          台湾で、明日が楽しみになる感覚を思い出す。

          飛行機の中で台湾CAさんのフレンドリーな優しさと言動のおおらかさに思わず笑顔になり、台湾到着後初めて入った料理屋さんでは店員のお姉さんからカタコトの英語で日本大好き談議を聞く。 ホテルのフロントお兄さんは台北の宿泊客の変化を語ってくれ、無料のお菓子やコーヒーと共に部屋へ戻る。そして台北101のライトアップを遠くに眺めながら一日が終わる。 安めの価格帯なのに大当たりだったこの西門駅そばのホテルのベットは、過去一で寝心地が良い。 目を閉じて、「あぁ、明日も楽しみだな〜」と自分の

          台湾で、明日が楽しみになる感覚を思い出す。