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台湾人の優しさに…恐縮を通り越して心配している今日この頃。

中正記念堂に行くたびに、国家劇場や国家音楽ホールを見上げては「いいな〜いいな〜」と思っていた。


でもどんな劇やコンサートをやっているのか分かりづらく、チケットをわざわざここまで買いに来るのも面倒で、結局未来へ先延ばししていたのだ。

ある日、通りがかりに掲示物を眺めていたらQRコードを発見。早速読み込んでみた。
するとコンサート一覧とチケットをオンラインで購入するページへ!
すごい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
次回こそ、と意気込む。

そして今回、早速台湾に到着し、ネットページで開催中のコンサートや劇を探してみる。(中国語表記オンリーである)
行けそうなのが1つだけあった。写真から推測するに、ピアノとチェロの合奏らしい。
残席あり!
もう内容読まずとも、これで良い…と即購入に進む、が中国語でしか表記がされないため、購入の進め方が難しくて一旦諦める。

そして会う約束をしていた台湾大学の院生さんに、予約を手伝ってもらった。
どうせなら一番前の真ん中の席を選択。

カード払いを選択するが、私のカードでは毎回「失敗」的な表示になってしまった。
えっと…昨日も台湾で使えたんだけどな。もちろん来る前に、カード会社に海外利用の連絡してるし。

台湾人の院生さんが「私のカードでやってみなよ」(拙い英語で会話してます)と言ってくれるが、いや他人にカード貸しちゃダメでしょう…汗。私たち、前回知り合って、今回会うのまだ2回目だよ???

私のスマホを奪って即座に自分のカード番号を入力している…「決済完了」の表示。
え〜!あっ…ありがとうね。と即座に1000元札を手渡す。「ごめん、細かいの無くて」
「大丈夫だよ。」と財布からお釣りの300元をくれる。「もし(財布にお釣りが)無くても、ここのレストランの支払いすれば細かくなるしね」と、すごい平和な感覚だ。

※台湾大学のそばのシンガポールカレーを食べていた時。シンガポール麺が激うまで、どこかで買いたいレベルだった。彼女のピタパンっぽいのは少し塩っぱかった。カレーの中に大量の色んな野菜が詰まっている。150元で、スープや白米は無料。

という訳で。

台湾人の他人を信用する?感覚は、日本人を超えています。
ので、むしろ私は心配です。
彼女は超頭良くて、先週までアメリカに行って学会に参加していたり、来月は沖縄の学会で発表があったり…質素な生活をしているようだし、到底世間知らずとは言えない気もするのだが。

&こういう感じで優しいのは、実は彼女だけでは無いのだ。台湾では割とノーマル。

以前お店でカップを買ったら、その時散々私がマニアックな質問をしてしまい、それに喜んで答えてくれていた店主さんが、そのまま店内で伝統的な入れ方で台湾茶を出してくれて、最終的にはギターも弾いてくれた。
帰り際、買ったカップとお揃いの1サイズ小さいカップを「これ本当はセットなんだ」と言いながらプレゼントしてくれたこともある。
いやいやいやいや、お金払いますよ!!!って気持ちである。
ホントすごい恐縮OF恐縮である。

ということが台湾ではノーマルに起こるので、この手の話は尽きないのです。
(他にもいっぱいあるよ)

私は数ヶ月後にそのお店を再訪し、店主さんに日本のお土産あげたりしています。(そしてまたカップをもらってしまうという悪?循環。汗)

もし長く付き合うなら、台湾人って友達として最高だなって思いながら台湾に通ってます。







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