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人生には絶対に掴まなきゃいけない瞬間がある

6/11-12の1泊だけで韓国のSeoulへ行ってきた。

そこで生じた想いを綴ろうと思う。

人生にはターニングポイントと呼べる瞬間が散りばめられている。

僕のターニングポイントと言える大きな瞬間は7つだ。

新潟で働いた夢を語れ新潟。

休学して2ヶ月働いた北海道のトマム。

初海外で降り立ったフィリピンのバギオ。

訳もわからず飛び込んだインドのバラナシ。

アフリカ、人生の魅力を教えてもらったタンザニアのザンジバル島、ヌングイ。

前回行った韓国のソウル。

そして今働いている福みみ銀座コリドー店。


1.夢を語れ新潟

まずは紛れもなく店長のひささんとの出会いだ。

今まで何回もバイトで首を切られ続けていた僕と真摯に向き合ってくれた。

そして、僕が僕でいることのできる職場だった。

たとえ僕が億万長者になって仕事をしなくてもいいとしても、ここでの仕事はしたいと思った。

そうやって仕事に対する価値基準が決まっていった場所だった。

2.北海道トマム

今でも沢山話す仲間との、かけがえのない出会いが詰まった場所だった。

どんな人だろうが何歳だろうが、一緒に働いていて刺激ある人たちに溢れていた。

僕が生きてく上で大事にしていくべきは、働くという時間をみんなで楽しいものにしていくこと。

そして、仕事をしていく上で大切なのは人だということを学んだ。

3.Baguio, Philipines

初めての海外、右も左も言葉もわからず飛び出た。

そんな見知らぬ地で、優しさと音楽に包まれた街だった。

完全に僕の旅のスタイル、ないしは生き方のスタイルが決まった場所だ。

僕はこの場所を一生忘れないし僕のアナザースカイと呼べる。

ここでの経験がなければ僕の旅は絶対に違う方向性へ向かっていた。

それが正解かわからないが、僕はここにきたのが運命だと思っている。

ここで出会ったみんなに恩を返していきたい。

4.Varanashi, India

日本人には有名なガンジス川のあるヒンドゥー教の聖地バラナシ。

宗教を持っていない僕はどんなものか抽象的過ぎた為、ここに来るのが夢だった。

そして目に映る情報量が多く、その一つ一つがカオスそのものだった。

でも不思議とそれが嫌ではなかった。

人が燃やされ、灰は流され、人々は洗濯をし、沐浴をし、観光客は船で景色を眺める。

川沿いではクリケットや神聖な祭りが行われる。

特に朝にガンジス川越しに見る朝日は格別以上のものだ。

生きるとは、死ぬとは。

人間とは如何に脆いものなのか、そして宗教などは言葉の範疇に過ぎない、と学んだ。

信じる心ないしは信念からくるオーラのような、そんなものをバラナシで感じた。

これを22歳で感じることができたのは僕にとってすごく大きなことだった。

5.Nungwi, Zanzibar, Tanzania

僕はここにくるまで心底アフリカが嫌いだった。

そんな僕に、生きるコツをまた1つ教えてくれる場所だ。

どんな風に生きていても絶対にこの世界は鏡になっているということ。

僕がしたことは僕に返ってきて、僕の振る舞いも僕に返ってくる。

僕がポジティブになれば周りからポジティブが返ってくる。

それが人生の法則。

そしてここが僕の人生のゴールの1つとなった。

ここでレストラン、hostel、学校を創ることが僕の1番大きな夢だ。

6.Seoul, Korea

何がよかったかと聞かれると難しい質問だ。

全てが良かったと言わざるを得ない。

もちろん実用的な理由もある。

ほぼ24時間稼働している市内のバス、ご飯のおいしさ、街の雰囲気、人の優しさ礼儀の良さ。

しかしそれ以上に僕はこのタイミングで韓国に行ったことに理由があると思う。

観光地を毛嫌いしてしまう僕は日本人に大人気の韓国はめっちゃくちゃ避けていた。

だけど、今働いてるお店に韓国人が沢山くる。

そして彼らはとても礼儀正しく気さくだ。

そんなことから興味を持ち始め、軽い気持ちで行ってみた初ソウル。

全てが完璧だった。

これまでのターニングポイントと同じようにその時は何も言葉にできないんだ。

数ヶ月後に振り返った時に言語化できる。

そんな感覚をソウルでも感じた。

肌で感じた。

僕はこの感覚を感じる時、頭では全く感じない。

まずは自分の肌で捉える。

そして僕は絶対にいつかソウルに住みたい。

それはパリの後か前かわからない。

まずはインドで楽しむ。

そのあとはソウルでもいいかもしれない。

7.福みみ銀座コリドー

初めて正社員という経験を味わっている。

そして、銀座で働けるという少しの優越感。

だが、仕事内容は泥臭いものが多く毎日焼き鳥の肉の仕込み、寿司の研修、掃除、洗い物、料理、接客、そういったものだった。

だけど、デスクワークをしたくない僕にはどれも最高なものだ。

そして、2ヶ月弱しか働かないここで思い出を作れるとは夢にも思わなかった。

全ての人たちが僕のかけがえのない仲間になっている。

夢を語れで培った仕事哲学をここでもっと洗練されたものにアップグレードし、さらにはそれぞれのターニングポイントで学んできたことを自分の人生と仕事に落とし込む段階だ。

僕は自分がどういう風に在ると良いのか分かった。

どんな時でも役職関係なく支え合える、そんな仲間をどこにでも増やしていきたい。

他の人生に少しでも巻き込まれつつ自分の人生に巻き込んでいく、そうして相乗関係が生まれて人生となる。

人は1人でも生きていける、けどどうせ死ぬなら、いろんな人と関わって死にたい。

それが僕の哲学だ。

どんな人にでも平等に、仕事は本気で真面目に楽しく、仲間たちと一緒にやり遂げる。

どんなスキルが僕のゴール達成において必要なのか分かってきた。

これが僕の7つのターニングポイントだ。

全ての瞬間において僕の今の哲学が占めるエッセンスが散りばめられている。

人にはそれぞれ、掴んだほうがいい瞬間と掴まなければいけない瞬間がある。

そこを見極めることは現在進行形では難しい。

でもそれに対して本気で向き合うことはできる。

そうやって、全ての瞬間、目の前のことに対して本気で向き合っていると、自ずと信頼関係もでき、仲間が増えていく。

息抜きしてる暇なんてない。

全てに対してパッション持って本気で向き合っていこうと思う。

仕事は僕の中で、壮大な思い出づくりだから。

P.S.物理的や金銭的な支援はできないけど僕と少しでも関わってくれた人は何かに悩んだらいつでも相談して欲しい。心理的なサポートは少しはできるから!

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