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ちょっと人生を生きやすくするための知識

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人生で辛さや苦しさを感じている人を和らげるような内容の記事を集めています。
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#人生哲学

何かを伝えることの根本的な難しさ

何かを伝えることの根本的な難しさ

1. 相手にうまく伝えたつもりになってないですか?先日とある患者さんに「パーキンソン病をいかに自力で治すか」について熱弁したことがありました。

かれこれ20分くらいしゃべったでしょうか。その患者さんはふんふんとうなずきながら聞いて下さり、

話を受けて「今日は大変いい話を聞かせて頂き本当にありがとうございました」と深々とお礼をされました。

これで終われば私が患者さんに貢献できたというよかった話

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筋トレ嫌いが筋トレをしたくなる方法

筋トレ嫌いが筋トレをしたくなる方法

1. 私が筋トレを嫌いな理由私は筋トレが嫌いです。

筋トレの意義はわかるし、筋肉は裏切らないと思うし、

筋肉がつけば様々なメリットがあるであろうこともよく理解できるのですが、

何回かチャレンジしてみて思うのは、やっぱり単純に「キツい」んですよね(^_^;)

上を目指そうとすればするほどキツくなるし、

ある程度の筋肉をつけるために費やす必要時間の長さもばかにならないし、

はたまた手に入れ

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「ルーティン」はあった方がいいのか

「ルーティン」はあった方がいいのか

1.「ルーティン」には気が乗らない「ルーティン」があるとパフォーマンスが上がると聞きます。

英語で「お決まりの動作」の意味の言葉です。超一流のアスリートや有名芸能人などはそういった「ルーティン」を何かしら取り入れていて、

その結果、心と身体が安定して素晴らしいパフォーマンスを発揮しているのだといいます。

私には「ルーティン」と呼べるようなものはないし、そうした素晴らしい偉業と呼べるような過去

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「問題」というのは気づいてナンボ

「問題」というのは気づいてナンボ

「あれやこれやとやることばっかりで問題は山積みだぁ!」

…そんな風に思える人は実は幸せなのかもしれません。

なぜならば、問題というものは認識して初めて解決への第一歩を踏み出すことができるからです。

私が様々な病気を持つ患者さんを診る医者の立場からみて思うのは、

多くの人が病気を治すための自分の中の問題を認識できていないということです。

認識できていないからこそ解決することができず、

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ビッグアウトプットとスモールアウトプット

「アウトプット」という言葉が今を生きる人達へのキーワードのように感じられます。

今はツイッターとか、ブログとか、YouTubeとか。

ネットのおかげで様々な媒体で自分が感じたことを表現できるようになりましたよね。

本を読んだり、何かを観劇したり、どこかに旅行したりした際に、

それまでであれば感じたことを誰かに話したり、せいぜい日記に書いたりくらいするくらいしか「アウトプット」する場はなかっ

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