只見線のあるまちにて2021/06/22

はい、今日も天気予報通りでしたね。というか、午後に雨が降るのか降らないのかころころ予報が変わって、本当のところを知りたかったですね。

携帯やパソコンの天気予報って、予報と言ってるのにも関わらず、時間がすぎたものについては予報ではなく実際の天気を表示するので、予報が当たったのか外れたのか、わからないのが不満です。

ということで今日はぽつりぽつり雨が降っていたので、写真撮影は行かなかったです。やっぱり昨日行くべきだったと後悔しています。

ということで今日も昔の写真を引っ張り出してきました。2009年6月24日の写真です。梅雨の合間に写真を撮ったようで、遠くには出かけていないようでした。

では生暖かく見てやってください。

・街サイド（2009/06/24）

梅雨の合間をぬって写真を撮りに行くには、あまり遠くまでは出かけられません。今日も近場の七日町駅のそばで撮影することにします。七日町だと会津線も走っているのですが、路線の名称が只見線で会津線も乗り入れているというかたちなので、名鉄から譲り受けたキハ8500を撮影してみました。さすがに元は特急だったらしく、貫禄があるところが良いなと思うのでした。

向こうに見えるのが七日町駅のそばの踏切なのですが、どう見ても踏切ではないところを渡っている人が見えます。いや、そんなはずはないなと思いながらファインダを覗いてみても、やっぱり踏切からちょっと離れたところを歩いているのです。まあ踏切があるから列車が来ればわかるよな、と思いながら一枚写真に撮らせてもらったのです。

ほどなくして下りの只見線がやってきました。行き先は小出です（この写真を撮った時には、まだ水害被害は起きていませんでした）。小出なんてそんな遠くまで行くなんて、僕には考えられないことです。でも青春18きっぷが手に入るなら、夏休みにでも行きたいものだなと思いながらシャッターを切るのでした。

目の前を只見線がエンジン音をたてながら通り過ぎていきます。僕は線路わきの神社のところから撮っていたのですが、さっきの会津線のキハ8500といい、只見線のキハ40といい通り過ぎていく車体に圧倒されてしまいます。そんな車体の感じを表すのに何がいいかなと思ったのですが、駆動系を撮ることだろうと思い、レンズを車体の下側に向けるのでした。

先ほどの下りの只見線と西若松駅で、すれ違いをしたであろう上りの会津線がやってきました。ファインダを覗いていると明らかに線路の上に何かいます。その正体は猫なのですが、会津線が近づいても線路の上を歩いています。列車が警告音を鳴らすと漸く気づいたかのように後ろを振り返り、線路から降りて草むらの中に逃げていきました。なんとものんびりとした光景が午後のひと時を彩ってくれるのでした。

しばらくすると上りの只見線がやってきました。今度は線路に猫もいないようです。おそらくこの列車は会津坂下駅で、さっきの小出行の只見線とすれ違いをしたものとみられ、あぁ天気さえよければ会津坂下駅にも行けるのになと思いながらシャッターを切るのでした。

神社のわきから撮っている僕に向けてか、只見線が軽く警告音を鳴らしました。こっちは気づいてるよと言わんばかりに望遠レンズを構えて見せます。只見線も西若松駅～会津若松駅間は会津線が乗り入れているから、上下合わせて1時間に2本ほど走るのだなと思い、只見線の他に会津線に浮気してしまった僕の言い訳となるのでした。

七日町駅の遮断機が上がり、今目の前を通った只見線が駅に停車しています。その只見線の後ろ姿を見ていると、やっぱりキハ40のテールライトは味があるなと思わずにはいれないのでした。このとき、只見線に水害被害が起きたり車両が変わるなんてことは、まったくもって思いもしないことなのでした。

七日町での只見線の撮影を終えた後、どこかに寄って行こうかと考えたところ、食べ物でも買って帰ろうと思ったのですが、どこにしようか迷いながら自転車を走らせていると、面白いものがありました。壁の穴から見えるビートル・・・そう言えば七日町で初代のビートルは撮ったけど、新しいビートルは撮ってなかったなと思った僕は、壁の外から失礼させていただくのでした。そして、食料を買いにスーパーへと自転車を走らせるのでした。

今日はここまでです。

だいぶ写真の内容的に苦しくなってきたことにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、確かにそうです非常に厳しいです。

梅雨でこれなら冬場なんかどうするんだろうと考えると、頭が痛くて眠れなくなります。

とりあえず、冬になる前までに面白い写真の撮り方なんかを、師匠と呼んでる方と考えていきたいと思います。

今はジャンクレンズ集めに精を出しているところです。

それではまた。