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只見線のあるまちにて2021/09/05

はい、今日は天気予報は良いほうに転んだようです。昼間は太陽も出てる時間があって、気持ち良い陽気でした。

こんな日にこそ、写真撮りに出かけなくてどうするんだという気持ちと、無理はしないという気持ちが、自分の中でせめぎあいました。

火曜あたりに晴れマークが出てるので、それまで無理をしないという感じでいきたいと思います。なので今日も写真撮影はなしです。

今日は先日アップしたポスターに載っていた、酒蔵の白壁で映画祭をやっている写真があったので、それをアップしたいと思います。

2010年9月5日の写真です。いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2010/09/05)

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今使っているカメラはPENTAX K-7ですが、買ったときにはなかった機能で後から追加されたのが、画像仕上のリバーサルフィルムモードなのです。フィルムカメラをほとんど触ったことのない僕にとっては、リバーサルフィルムはどういうときに使って、どんな仕上がりになるのかまったくわからないのです。いつもは画像仕上は風景モードなどを使っているのですが、今日はリバーサルフィルムモードを使ってみることにしたのです。そんなにきばらないところで撮ってもいいかと思い、今日はものぐさして松原踏切の近くで撮ったのです。撮れた写真を見てみると、風景モードよりもコントラストが強い気がするというか、明らかに違うのです。あぁ、こんなことだったら、もっと前から使っていれば良かったなと思いながら、そう言えば純正の現像ソフトを使えばリバーサルフィルムモードで現像できるんだったと思い返し、しばらくリバーサルフィルムモードにはまってしまったのです。


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そんなリバーサルフィルムモードのことを考えていたら、いつの間にか時間は経ってしまっていて、次の只見線が来る時間になっていたのです。この近くでどこかいいところはないかと思ったのですが、リバーサルフィルムモードは青空がきれいに出るのだから、只見線を下から狙って撮ってみようと思ったのです。ついでにすすきの穂も入れておいて、いかにも初秋の感じを出せたのではないかと思っているのです。


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昨日、鎮守の森をシルエットで夕焼けの写真を撮ったのですが、満足するものではなかったのは、せっかくの黄金色の稲穂が映ってないからです。今日は夕焼けの写真と黄金色の稲穂を両方撮ってやろうと思ったのですが、僕はその両方を並立するすべを知らないのです。HDRだなんて小難しいことは三脚もないので出来ないのです。手っ取り早く、フラッシュを使ってみようと思ったのですが、僕は鉄道写真を撮るマナーとしてフラッシュを使わないことを当然のことと考えていたので、フラッシュの使い方がわからないのです。レンズフードをつけたままでいいのかすらもわからない状態で、とりあえず内蔵フラッシュをポップアップさせます。ちょうど向こうに鎮守の森が見えたので、ここで撮ることに決めたのです。シャッターボタンを半押しすると緑の補助光線が光ったのですが、どこにピントを合わせていいのかもわからないのです。とりあえず手前の稲穂にピントを合わせて撮ってみたのですが、いいんだか悪いんだかわからない写真が撮れてしまったのです。


・街サイド(2010/09/05)

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田んぼの中でフラッシュがどう使えるのか一人格闘した後、僕は会津若松市内の酒造会社の酒蔵に急いで自転車を進めたのです。この日は白壁映画祭という酒蔵の壁に映画を映すイベントをやっていたからです。映画の題目は「遠き落日~野口英世物語~」だったのです。なんともベタな映画だなと思いながらも、なんとか最初の数分を過ぎて酒蔵に着いた時は、英世が囲炉裏端に落ちるシーンでした。なんとも、これまたグッドタイミングな時に着いたものだと、自分の運の強さに感心しながら見ていたのです。ベタな映画だと思ってバカにしていたのですが、なんとも惹かれるものがあって、写真を撮るのを忘れていたのです。さすがに、ここではフラッシュを焚いたらどんなことになるか予想がついたので、フラッシュは使わなかったのです。その分、現像ソフトに頑張ってもらうことになったのです。


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囲炉裏端に転落した後、数年経って学校に通うようになった英世が「てんぼう」とからかわれるシーンをやっていたとき、あることを思い出したのです。僕は目の網膜が弱いので定期的に、とある病院の眼科に通っているのですが、担当医の名前が英世先生なのです。ここまでならばよくあることだと思うのですが、普通と違うのはその先生はなんとロンパリ(差別用語だったらすみません)だったのです。おそらく小さいころ、そのことを周囲からからかわれたと思うのですが、そんなことに負けずにお医者さんになり、いつでもロンパリを治療できる環境にありながら、そのままにしている、そんなところにある種の信頼をしているのですが、早口すぎるのでいつも質問をかわされてしまうのが、ちょっと不満なのです。その先生は、ヘッドハンティングだかなんだかわかりませんが、その病院を退職して大きな大学病院へと移って行ったのですが、この先生には非常に共感できるところがあったのです。


今日はここまでです。

いやぁ、泣けましたね眼科医の英世先生には。親もよくそんな偉大な名前を子供に、つけられたものだと感心してしまいます。

リバーサルフィルムモードの話ですか?まぁ、それは馬鹿みたいになんでもリバーサルフィルムモードを使っていたら、ダメだって気づきましたよさすがに。

リバーサルフィルムモードは風景写真に使うものだとわかりました。でも風景モードと何が違うのかと聞かれると、詳しくは説明できないのですが、明らかに違うものがあるのです。

最近のプリンタではカメラでの画像仕上に関わらず、リバーサルフィルムモードでプリントできるものもあるようです。自分のプリンタは10年選手で使っているので、関係ないのですが。

それにしても、撮った写真が尽きる日が来ないのですが、明らかにXデーは近づいています。稲刈りが終わったら必ず(もしくはもっと早く)、写真がない日がやってきます。

でも、まぁ楽しければいいかという気持ちで、ないものはないもので仕方ないというような気持ちで気楽にやっていきたいものです。

それではまた。

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