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「子どもの行動をルールや統一感で制限しすぎていないだろうか」ということを考え続けていく必要があると思う

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「学校生活」について考えていることを書いていきます。

さらりと読める内容になっていますので、ぜひ、目を通して行ってみてください。

目次は、以下の通りです。


統一感やルールも大切だと思うけれど…


学校で集団生活をしていくためには、ある程度の統一感やルールは必要になることがあるということは、学校で働いてきて感じることがあります。

一例ですが、登校時間が一人一人バラバラであったら、授業時数などの関係から対応が難しくなってしまうという側面がでてきます。

多少の対応は可能だと思うのですが、例えば、40人のクラスで全員がバラバラに登校してくるとなると対応が難しくなると思います。

これは極端な例かもしれませんが、登校時間というルールが存在する一つの理由ともいえるかもしれません。




統一感やルールで子どもの行動を制限しすぎていないかを常に振り返っていく


さきほど例にあげた登校時間以外にもあれこれルールや統一することが学校に存在することは、多くの人がご存知だと思います。

内容は、筆箱やその中身といった持ち物や掃除の仕方等の生活についてといった様々なことがあります。

トラブルや事故を防ぐために必要なものもあれば、学校内外の人が見ても、「これって本当に必要なの?」と感じるものもあるのではないでしょうか。




これは個人的な考えですが、ルールなどは、「子どもが安全・安心に過ごせるようにする」ために必要なものであってほしいと思っています。

「大人の都合」ではなくです。

安全・安心に過ごせることはとても大切だと思います。

ですが、過剰なルール設定や統一感は、子どもの活動を制限してしまう要因になりうるとも感じます。




ルールについて見直し続けたり、自分たちで必要なものを見極めて設定したりする場を設けることが子どもの成長のために大事なことではないかと私は思います。

必要に応じてルールを調整をする。そして、必要だからルールがあるし、必要だから守る。

そんな風にルールや統一感といったものと向き合える人になっていってほしいなと考えています。




ルールや統一感といった「ある種の当たり前」になっているようなことについて考えたり、向き合ったりすることは子どもたちの主体性や協働性を培っていくためにも有効だと思います。

学校側からすると「変えて大丈夫だろうか?」と感じるかもしれません。

勇気がいることかもしれませんが、子どもの現状に歩み寄るという気持ちをもって一歩踏み出していく価値は十分あるのではないかと考えています。





お読みいただきありがとうございました。

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