仮面

『役割期待』で人間関係が上手くいく♪♪

やむなし心理学Vol.3
問う今日の『やむなし心理学』のおテーマは

『役割期待』で人間関係が上手くいく♪♪
ビジネスでパフォーマンスUP!!

さっそくですが、

エピソード1 わたし、風邪かも!?

ワイフが咳をしています。私、風邪かもと、言われたときにあなたはDoしますか?その一言で穏やかライフか、イライラライフか(笑)

仮面しう


▶問題解決アンサー

ワイフ:ねぇ、わたし風邪かも!?

夫:風邪薬をのめば!(どや顔)

ワイフ:さっき飲んだところよ(怒)!なにもわかってないよね。

夫:・・・。

夫は、ワイフを心配して風邪薬をのめばと言ったのに・・・。
ワイフが不機嫌になったのはなぜ?頭の中で?が浮かんでいます。
ワイフに不機嫌な対応をされて夫もイライラライフ (>_<)


▶やさしさ(共感)アンサー

ワイフ:ねぇ、わたし風邪かも!?

夫:咳してるね。大丈夫?心配だよ。僕が家事しとくから休んでてね。

ワイフ:ありがとう♡本当に助かる~。惚れてまうやろ♡

ワイフも嬉し、夫も嬉し、穏やかライフからのラブラブライフ♡

役割期待とは?

「自分が相手にやってほしいと期待している」こと。

問題解決アンサー、やさしさ(共感)アンサーのどちらのケースもワイフのための対応です。にもかかわらず、問題解決アンサーはワイフの逆鱗に触れてしまいました。

この違いは役割期待のズレです。ワイフが期待している役割を夫がしなかったことでストレスが生じ不機嫌になってしまいました。あるあるですね笑

ワイフが期待していた役割は「やさしさ」です。心配してもらいたかったにも関わらず解決策の風邪薬のめばと言われてイラッとしてしまった。

穏やかで幸せライフをおくるには、お互いの役割を理解しあうことが大切です。役割期待がズレているとストレスライフになってしまいます。

たとえば夫が仕事ばかりで家事も育児も手伝ってくれずワイフの不満が溜まっている場合、ワイフからすると役割期待がズレています。

夫は自分の役割は仕事で、家事と育児はワイフの役割だと思い込んでいます。ワイフは夫と対話をし、家事や育児も手伝ってほしいとことを伝えて役割期待を調整していくことです。

お互いの期待のズレを調整するためには「対話」が大切です。自分が相手に期待していること、相手が自分に期待していることについて対話して整理をしてみましょう。

ビジネスでも役割期待が大切!!

ビジネスで役割期待を一致させることでパフォーマンスがあがります。上司や部下、先輩や後輩、顧客とスタッフ。お互いが期待している役割をお互いが果たしていなければイライラします笑。自分の役割とは何か、相手の役割は何かを確認していきましょう。役割がフィットすれば無駄が減り生産性もアップします!

<補足>

▶メンズは問題解決型
メンズは問題に対してのアンサーを出そうとします。会話をしていても共感するよりも結論をだそうとします。まず、結論から言ってね。このエピソードで言うと、「薬をのめば!!」。もちろんその背景には体調が心配。はやく治ってもらいたいから薬を飲んで休むのが一番だなと考えています。

▶レディースは共感型
会話によって気持ちを共有したい。問題が解決しなくても共感してもらえたと思うことで心が満たされます。支えられていると実感し精神的に安心します。はじめから結論をいわれてそれが正しくても相手の心に伝わりません。このエピソードで言うと「咳してるね。大丈夫?心配だよ。」。共感したうえで提案をすれば相手の心に伝わります。

▶余談
モテメン(モテルメンズ)は共感能力が高いです。レディースから相談されたときに、「そっか、そっか」と共感しています。
それにひきかえイケテナイメンズはアドバイスやダメ出ししちゃうんですよねー笑

レディースにモテたかったら共感能力を高めるんだ小僧ども!!
By 試みの地平線 北方ティーチャー

▶今回のポイント
相手の行動にモヤモヤしたときは、役割期待がズレているかも。
役割期待がズレるとストレスになります。役割期待がフィットするとお互い穏やかです。役割期待がズレていたときは対話をして整理し調整しましょう。

▶ちょいトレ
・自分が相手に期待している役割を確認してみましょう。
・相手が自分に期待しいる役割を確認してみましょう。
・相手の言動にモヤモヤしたら、対話をして役割期待を調整しましょう。

NEXTの『やむなし心理学』はミドルエイジクライシス
シャドーと投影です

#やむなし #やむなし心理学 #MBA #公認心理師
#ワノベーション #アサーション #人間関係 #心理的安全性
#コミュニケーション #メンタルヘルス #研修 #人材育成 #出版
#パートナー #アンガーマネジメント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?