大都市から小さな村まで、テーマを決めて観光をした記事を残してみたい。
小説、建築、画家、映画……何かにテーマを絞って観光・散歩すると、どんどんその世界と近くなれる。
そうして、自…
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#この街がすき
ピカソ若き日の足跡を巡る【バルセロナ2】
「ピカソって、フランス人じゃないの?」
バルセロナでピカソ美術館に行くといったら、友人にそう聞き返された。
ピカソは確かに人生の多くをフランスで暮らしたから、晩年の魂や感覚はもはやフランス人だったのかもしれない。
でも、元々ピカソはスペインのマラガで生まれた、完全なスペイン人だ。
そして14歳頃、美術家の父の引っ越しに伴い、バルセロナに引っ越して来た。
多感なティーン時代を、ピカソはバルセロナ
サフォンの小説『風の影』ゆかりの地を巡る【バルセロナ1】
「死ぬまでにやりたいリスト」に「海外で、世界中の人々とゾーンに入って踊り明かす」というというリストがあって、今回は主に、それを達成しに行った旅だった。
ただ、スペインに到着して参加したズークフェスティバルでまさかの深い靴づれをしてしまった。
初日はバンドエイドを神経を感じないようにして縛り付け、意地でタンゴのミロンガ(パーティー)に行ったものの、踊っている間も時々痛みが来て、翌日はスリッパで歩く