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病気のこと

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治療の経過をまとめて行こうかと思います。 2019年1月 乳がん告知 すでにリンパ節、骨、肝臓に転移ありのステージ4。 2月より抗がん剤治療をスタート。 MIB-1(Ki67)…
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#つれづれ

また新しいお薬が登場みたい。と母の治療の話。

また新しいお薬が登場みたい。と母の治療の話。

昨日11日は定期検査の結果発表だった。CT、MRI、骨シンチの結果をもとに先生たちがカンファレンスを開いて今後の治療を決めていく。前回、まだ新しい抗がん剤を使うのはやめておこう。いろいろカードを切りすぎているからという理由だったけど、主治医は新しいカードを切ろうと言い出した。きっとカンファレンスでそのようになったのだろう。

脳にはとてもすばらしい機能があって、毒が届きにくい構造になっている(らし

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なごむ緩和ケア。早めにかかってよかった。

なごむ緩和ケア。早めにかかってよかった。

明日は緩和ケアの日。わたしは緩和ケアの先生に会うことを楽しみにしている。がん告知をうけた1月。疼痛のケアのためにペインクリニック代わりにかかることになった緩和ケア。最初にそのドアをあけたときに、先生に言われた言葉が

「緩和ケアにきたら、もう末期で終わりなんじゃないかと感じるかもしれないけど、ペインクリニックがこの病院にはないから、その代わりとしてしばらく通ってくださいね」

というものだった。病

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地味につらい味覚がかわること。

地味につらい味覚がかわること。

乳がんでの抗がん剤治療を現在進行形でしておりまして、わたしの場合は3種類。ハーセプチン、パージェタとドセタキセル。ハーセプチン、パージェタは分子標的治療薬といってわかりやすくイメージするとがん細胞にだけ働きかける抗がん剤。これは正常な細胞に作用しない分、副作用が少なくとても楽です。もうひとつのドセタキセルはいろいろと副作用があります。ただ、事前に防げる、または副作用を少なくする方法もあり、わたしの

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告知を受けたあとに視点が変わったこと。

告知を受けたあとに視点が変わったこと。

1月に乳がんの告知をうけて、落ち込むわけです。がん=病人=床にふせる。そんな図式が頭の中にあって、暗澹たる思いになって、人前でもどんな風に振る舞えばいいのかわからない。今までと違う世界線で生きているような感じ。そのときのことはリアルタイムでnoteに書いてる。

今でもときどき思う。例えば、目の前に60歳を過ぎた健康な人がいたら、なんでこの人はがんにかからずに、60年生きてこれているのか。44歳で

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栄養についてはずっと悩ましく思っている。

栄養についてはずっと悩ましく思っている。

写真はこの間行ってきた地元の花火大会。
体調もよく今年も見ることができてよかった。
今回の副作用は軽くすんだ。
その要因として思い当たるのは2つ。栄養と整腸剤だ。

先月、取引先の方がわたしを心配していろいろ差し入れをくださった。
その中ににんじんジュースがあって、それがとてもおいしかった。
わたし自身、おいしく感じるものは体が欲しているものだと
思っているので、その日のうちにぐびぐび飲んだ。

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できないものはできない。

できないものはできない。

不定期につづけているnoteですが、公表もしてないのにぽろぽろと小出しにしていていいのかな。ちょっといい傾向らしいんです。治療の結果が。

自分でもそんな感じする。あれだけ痛かった疼痛もないし、お薬の量も減った。1日3回たくさん飲んでいるお薬のうち、大半がカルシウムやアレルギー止め、胃腸の薬。たまに睡眠導入剤。相変わらず体調がいい日はない。

ほかの患者さんの活動を見ていると、なんでそんなに働ける

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