片想いの相手FtMのRくんとの日常をつらつら書き綴る日記。 回想録であり現在進行形。

片想いの相手FtMのRくんとの日常をつらつら書き綴る日記。 回想録であり現在進行形。

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私にとっての当たり前は当たり前ではない事を、いつも彼が教えてくれる。

長いタイトルですみません。 本文も長いですが、読んで頂けたら嬉しいです。 一番の悪は無知 私の好きな人。Rくん。 彼はFTM当事者だ。 彼と出会うまで、恥ずかしながら私はFTMという言葉さえ知らなかった。 性同一性障害?聞いた事ある。 大変そうだなぁ。 漠然と。それくらいにしか考えた事がなかった。 あまりの無知に、今なら恥ずかしいとさえ感じるけれど、当時の私は正直にその程度だった。 それでも私は、自分が差別や偏見を持っている側ではないと思っていた。 その思い込み

    • 自分への決意表明。

      最近の私はちょっとおかしい。 いや、だいぶおかしい。 noteに書こうとしてもうまく書けない。 うまく書こうとしなくても書けない。 書けないついでに昔の(大昔の)回想録を書いたりして、そうそう私はRくんとの15年を書き残したくてnote始めたんだから、本来はこれでいいんじゃん。と思うなどして、現実逃避した。 私は元々、あまり自分の話をするのが得意ではない。 相談、愚痴、そういう類のものも、言うよりは断然聞く側だった。 そんな私がこの歳で初というくらいの相談に乗ってもら

      • 戦慄迷宮。

        「メリーゴーランドで大人があんなに楽しめるなんて知らなかったよ!」と言う私に、 『え。だいぶ遊園地を損してきたね。』 と真顔で答える王子さ…Rくん。(下記参照) 『苦手なのに付き合ってくれてありがとう!次は姉さんの乗りたい物に乗ろう!』 ……。 まだメリーゴーランドが嫌だったと思ってる…。 「それじゃ…戦慄迷宮行きたい。」 『え…』 「お化け屋敷。ギネスの。」 『……』 「いい?」 『…なんかあっちにおもしろいのありそう。水がなんかバシャーってなるやつ。』

        • 白馬に乗った王子様。

          Rくんと顔を合わせないまま、ひと月が過ぎた。 日に日に彼の忙しさはピークを更新し続け、私も似たようなものだ。 最近はリアルタイムのことを書くことが多かったから、久しぶりに昔の記憶を辿ってみる。 まだ私がピチピチ、Rくんがイケイケチャラチャラだった頃の話。 (死語が過ぎる) それは私がやっと暗闇から這い出てきたような時期で(表現が貞子)友人が私を心配して、色々な場所に連れ出してくれていた。 その気持ちが嬉しくて、行けば元気を貰えて、私の足も少しずつではあったが外に向いた。

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        私にとっての当たり前は当たり前ではない事を、いつも彼が教えてくれる。

          “会えない時間が愛育てる”は本当かもしれない。

          年度末から年度始めに差し掛かり、いよいよ手が回らなくなってきた。 忙しいアピールをしたいのではなくて。 noteで自分の気持ちを素直に書いては素直じゃない自分に気付き、 色んな方の文章を読んでは共感したり、自分の中にない意見や考え方に触れて学びを得たり。 そんな時間が楽しくて、いつの間にか息抜きにもなっていて、それらの時間をあまり捻出できずにいることが想像以上につまらない。 それくらい、色々な方の書くnoteを読ませていただくのはおもしろい。 Rくんとも、一週間以上連

          “会えない時間が愛育てる”は本当かもしれない。

          Rくんはオノマトペだらけ。。

          Rくんはオノマトペだらけ。。

          彼の魅力など私だけが知っていればいい。

          深夜に仕事をしていると、気付くと考えなくてもいいことを考えている。 単純な睡眠不足か、深夜の闇か。 そうして私はnoteに逃げる。 こんな馬鹿みたいな生活も、あと少し。と言い聞かせて、何とか心と体をごまかしている。 Rくんとのことも本当はもっと時間と労力を使って考えたいのだけれど、物理的なものが色々と足りていない。 ならば、最初から決まっている繁忙期にはそれらを一旦置いておいて、仕事だけに集中するべきだと思う。 けれど、冬は色々とイベントが多い。 彼と関わる口実を、みすみ

          彼の魅力など私だけが知っていればいい。

          “好きな人が好きな人”のことを話す顔がとてもよかった。

          多忙な中、ホワイトデー当日に家に来てくれたRくん。 ここに来た目的を玄関で果たしたので早々にすることがなくなって、ソファーに寄りかかってあくびをしていた。 バレンタインに少し聞いてからうやむやになっていた、Rくんの好きな人の話。 今日こそ聞こう、丁度ホワイトデーだし。(何の丁度?) 「Rくん。好きな人の話、中途半端だった。」 『…今?』 疲れているRくんに今日聞く話ではない。 けれど、Rくんが忙しくない日などいつ来るかわからない。 「好きな人、誰?」 『誰…個人

          “好きな人が好きな人”のことを話す顔がとてもよかった。

          ホワイトデーの夜に。

          【今日ひま?行ってい??】 昨夜、RくんからLINEがきた。 休日に会えると思ったけれど、彼が忙しくなってしまい会えなかった。 近頃のRくんは、仕事もプライベートもイレギュラーが多く、バタバタだ。 そんな状況下でも元々入れていた予定さえもリスケしないから、夜遅くからしか身体が空かない。 彼は、よほどでなければ先に決まっている予定を優先する。 普通のことだけれど、そんなところも好きだ。 【私はいいけど、大丈夫なの?】という問いには答えず、Rくんは家に来た。 所謂ホワイ

          ホワイトデーの夜に。

          Thank you for just being you.

          noteをはじめて約2ヶ月になる。 毎日書いたわけではないのでまだ少しだけれど。 表向きは、片想いのRくんとの備忘録、たまに回想録。 内実は、Rくん依存症の私を私に振り回されるRくんを心配した親友が、勧めてくれたことがきっかけだ。 Rくんにぶつけるのは、あまりに彼が可哀想だからと。 その通りだ。。 以前に比べたら、これでも自分のことを客観視することができるようになったから、彼女には本当に感謝している。 彼女は全て読んでくれて、毎回ご丁寧に感想をくれる。。 近頃は

          Thank you for just being you.

          深夜3時のローストビーフ。

          心の叫びシリーズ好きだけど、声に出してるよね?とRくんに聞いてみたところ、 「心(から)の叫びだよ!」とのこと。 じゃあそう言いなさいよ。 ニュアンス変わるところ略さないで。(笑) 先日の深夜3時。 間接照明だけでパソコンとにらめっこしていると、テーブルの上で携帯が振動した。 携帯、と言うといつもRくんに笑われる。 『携帯、だねぇ。』(ニヤニヤ) 「そのニヤニヤやめなさいよ。携帯警察ー。」 『違いまーす。昭和警察でーす。』 昭和はほぼ携帯ないやろ。 スマホが

          深夜3時のローストビーフ。

          心が届く場所。

          仕事が忙し〜い!!!!(心の叫び) Rくんがよくやる心の叫びシリーズを、私もやってみた。 まぁ彼は、(心の叫び)と送ってくるけれど、口でハッキリ叫んでいる。 自分で気づいていないのだろうか?(笑) 運転中に危ない車がいたりすると、 「ねーえ!っざけんなよ!……という心の叫び。」とか言う。 いやいやいや思いっきり声出してるやん。 どこが心の叫びやねん。 近頃、私の仕事も佳境に入ると共に、Rくんも公私共に多忙になってしまって、あまり会えていない。 LINEのやりとりは

          心が届く場所。

          “喧嘩するほど仲がいい”について。

          Rくんと週末に会った。 お互いに仕事帰りだったので、ごはんどうする?と聞くと「パンケーキ食べたい」と言うので、行くことになった。 彼はいつでもパンケーキが食べたい。JKか。 (JKを長らくJust kiddingだと思っていたため、若者と辻褄が合わなかった私←) 言われ始めた当時Rくんに、何ですぐ女子高生ってわかったの?と聞いたら、前後の文脈だよと笑われた。 話が逸れた。 夜なので普通に食事をして、メインはこっちだと言うのでパンケーキも食べた。 パンより断然ご飯派

          “喧嘩するほど仲がいい”について。

          いつまでもこの関係が続きますように。

          Rくん・妹・妹の夫(Tくん)・私の4人で定期的に行うごはん会が開催されたのが、昨夜のこと。 今朝起きると、4人のグループにTくんからLINEが入っていた。 毎回泥酔して帰るTくんが、翌朝皆んなに謝るまでがごはん会なのだ。 昨夜帰りがけに、Rくんが自分のゴールドのネックレスを「Tちゃんなんだか地味だからこれ着けとこう。」と言って、寝ているTくんに着けて送って行ってくれたことから、今日はTくんの謝罪LINEに続きがあった。 Tくん:目が覚めたら金のネックレスをしていて、鏡で

          いつまでもこの関係が続きますように。

          月一開催のごはん会。

          Rくんがまたもうちに忘れ物をしたことで、サングラスの一件再来か!?と思われたのだけれど、そんなに甘くはなかった。 ネックレスはサングラスよりはるかに優先度が低かった。 よく考えれば、彼が何かを忘れて帰るなどいつものことで、彼の目にとってサングラスが必要不可欠であるだけだった。 取りに来ることなく、Rくん・妹・妹の夫(Tくん)・私の4人でのご飯会の日になった。 定期的に行われるこの会が、私にとって本当に大切な時間だ。 2週間ぶりに顔を合わせたRくんは、ツーブロックがだい

          月一開催のごはん会。

          妹の勘違いとお節介に困りつつも感謝する話。

          バレンタインの一件から数日経っても、私はまだあの夜を思い出してフワフワしていた。 仕事が忙しい時期だというのに、気付くとRくんの事ばかり考えている。 恋愛に現を抜かすなど言語道断な年齢なのだけれど、それ以前に、私はRくんと恋人になったわけでもないやろとツッコまずにはいられない。 着々と嫌いだった女のそれに向かっていっているなと、我ながら引いてしまう。 そんな私をよそに、Rくんはというと、その後数日間は音沙汰無し。LINEの返信も無し。 返事が来たと思っても、いつも通り

          妹の勘違いとお節介に困りつつも感謝する話。