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頭がいい人は、なぜノイズに振り回されないのか?

今こそ情報に振り回されない力を手に入れよう!

今回、お伝えしたいことはコレです。

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申し遅れました。

ご機嫌いかがですか?思考の整理家の鈴木です。(^-^;

普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。

今回は、「情報爆発時代に生き抜くためのお作法」について頭を整理してみました。

「情報の豊かさは、注意の貧困をつくる」

これは1978年にノーベル経済学賞をとったハーバート・サイモン氏の言葉で、僕たちに大切な示唆を与えてくれます。情報量が多ければ多いほど、一つ一つの情報に注意を向けることが難しくなるという意味です。

毎日、意識しなくても手の平にある小さな画面から無数の情報が目に飛び込んできます。また、どれだけSNSに書き込もうと、伝えたいことの本質を明確に表現できなければ、誰にも見向きもされず情報洪水の中に埋没することでしょう。

2021年現在、1970年代に発せられた冒頭の言葉どおりの世の中になってしまいました。

ことビジネス社会においては、インプットもアウトプットも本質をうまく捉えなければ生き残ることさえ難しい時代に僕たちは生きています。

玉石混合の情報の中で、何が「玉」のように価値があるのか、何が「石」レベルで価値がないかの「見極め力」は、この社会を生きていく上で必須のスキルといっても過言ではないでしょう。

あなたには、あふれる情報の中から「本質」を見極める力があるでしょうか?過酷な情報社会でサバイバルできる思考法を持っているでしょうか?

僕のクライアントには、一瞬であっさりと成果を上げる方が多数いらっしゃいます。意識が高く高学歴で大企業勤務の方、短期間に会社を大きくする起業家、専門分野で第一人者になるフリーランス。タイプは様々ですが、傍目にはスマートに成果を上げているように見えます。

いつも「頭がいいなぁ」と感心するのですが、本当に「頭の良さ」だけでサバイブしているのでしょうか?ある時、疑問に思い、短時間で成果を上げる人を複数洞察してみました。すると、共通点があることに気づきました。

それは、ただ「頭がいい」というのではなく、「成果につながる”情報のセンターピン“を見極めること」に頭を使っているということです。「無数にある情報の中から成果につながることは何だろうか?」と考える思考法を持っているのです。

玉石混合の情報の中から、「要するに成果をあげるためのセンターピンは〇〇だな」という感じで要点をおさえていきます。

そこに複雑さはありません。情報過多な状態であっても、きわめてシンプルに要点をとらえていくため、仕事のスピードもはやいのです。すべての情報をインプットして、伝えたい情報をすべてアウトプットしていたら、いくら時間があっても足りません。

成果を上げる人は、本質を見極める点でも、スピードがはやい点でも、他の人や企業よりも勝っていたのです。

かつて、京セラ創業者の稲盛和夫氏は、こう言い放ちました。

「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える」

このように、本当に賢く頭がいい人は、情報過多の時代にあっても「シンプルに本質を捉える」からこそ、成果をあげているということでしょう。

今後の世の中で、人は2種類に分かれていくと考えられます。

①情報洪水に溺れ、フェイクニュースや情報過多に一喜一憂して振り回される人。
②自分にとって価値がある情報だけをシンプルに捉え、自分らしい生き方ができる人。

さて、あなたは、どちらを目指しますか?

今回は、あえて投げかけで終わっておきますね。

いったん自問自答しながら、今後のありたい姿、どのようにすればよいのか?の手段を自分なりに考えてみましょう。

情報に振り回されないためのコツは、忙しい時でも立ち止まって振り返ること、そして自分の頭でしっかりと考えることだからです。

というわけで、今回は「頭がいい人は、なぜノイズに振り回されないのか?」というお話でした。

いかがだったでしょうか?

この内容を音声で聴きたい方は以下よりお聴きください。

それでは、またお会いしましょう!(^^)/

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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