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ココロカガヤキnote記事④「与える人」になる!「わらしべ長者」から学ぶこと

今回は、昔話の「わらしべ長者」が昔から教えてくれていた「『与える人』(ギバー)になるために大切なことをお話します。

わらしべ長者が「与えたもの」や「与えられたもの」を分析すると、そこには「与える人」になるために大切なことが隠されていたのです。

1.「わらしべ長者」のあらすじ
最初に、あらすじの確認です。わらしべ長者は仏様のお告げで、最初に手にしたものを次々と交換することになりました。わらしべ長者が最初に手にしたのは、転んだ時に掴んだ「わらしべ」(わらのくず)でした。

わらに虫のアブをつけて持っていたところ、道を歩いていた子どもが欲しいと言いました。母親がミカンと交換。ミカンを喉が渇いた娘さんにあげると反物を手に入れました。反物を持っていると、弱った馬を持っている人がいて、反物が馬になりました。

馬が元気になり、馬に乗っていると、引越しをするお金持ちがいて、馬と家を交換。その家の娘がミカンを上げた娘でその娘さんと結婚し、幸せになったというお話。いろんなバージョンがありますが、こんな感じです。

2.「交換したもの」のまとめ
交換したものをまとめると次のようになります。

①わら→②ミカン→③反物→④馬→⑤家・結婚

この「与えたもの」と「与えられたもの」を分析していくと「与える人」になるために大切なことが分かりました。

3.付加価値をつける(①わら→②ミカン)
わらしべ長者が最初に手にしたのは、「わら」でした。それ自体は価値がないものです。プラス思考で、そのわらにアブを付けて遊び道具にしました。モノと虫のような奇抜な組み合わせで付加価値を生むアイデアが「与える人」に大切です。アイデアの大切さや顧客の創造がこの交換にあります。

4.ニーズの把握と柔軟な対応(②ミカン→③反物)
困っている人が一番欲しいものを「与える」と困っている人は一番喜びます。相手が何に困っているか判断し、飲み物はなかったけど、ミカンで代用する柔らかい発想が大事です。この交換からは、困っている人のニーズに手持ちの物でタイミングよく応えることの大切さが読み取れます。

5.価値が下がったものと交換する勇気(③反物→④弱った馬)
ミカンを反物に交換し、価値の高いものになりました。その反物を持ち続けても良かったのです。しかし、弱った馬と交換します。馬としては価値が下がった状態です。

価値が下がっているものを得るときは、勇気が要ります。でもそれが、ベストタイミング。株や不動産は下がったところで買うもの。いずれ価値が上がることを見越す力が大切です。

6.いつでも「与える」準備をする(④馬→⑤家・結婚)
引越しするお金持ちの人と出会った時、「弱った馬」では交換されなかったでしょう。馬を元気にしていたから訪れた運を活かすことができたのです。「与えるもの」を常にいい状態にし、運を受け取る準備をしておくことが「与える人」にとって大切なことです。

さて、「与える人」が最後に与えられるものは「幸せ」だということです。わらしべ長者(与える人)には、ミカンをあげた娘さんと再開する「出会い」も与えられました。

7.まとめ
わらしべ長者が「与えたもの」と「与えられたもの」を見てきました。この物語が語り継がれている理由も今回改めて納得できました。「与える人」(GIVER)になるために大切なことが多く含まれている物語なのです。

与えるためのスタートは、言ってみれば何でも良いのです。わらしべ長者は「わら」でした。わらを掴んだことを後悔し続けることはありませんでした。持っているものを活かす思考が大切ですね。

どんな状況でも、あなたが持っているものを必要としてくれる人やタイミングが来るということです。大事なのは「与える人」になるというベースの考え方。あなたも「与える人」になって幸せになりませんか?

【謝辞】
この記事を書くにあたり、いつもながら以下のnote記事を参考にさせていただきました。皆さんのアウトプットがなければ、私のアウトプットもなかったです。本当にありがとうございました!これからもお願いします!

Kaoruさん/よしとさん

以上、あなたのココロにカガヤキを。ココロカガヤキ研究所でした!私の記事が、あなたのココロのカガヤキと「交換」されたら嬉しいです!


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