地球環境に優しい話(by さすえこや)

その消費は地球に優しいでしょうか?エコっぽいものは客観的、科学的に正しいでしょうか?このブログであなたの人生が豊かで実りあるものになることの一助となるなら、これ以上の喜びはありません。 東京大学修士卒で民間企業で研究約8年、営業や品質管理5年。最近転職してまた研究。

地球環境に優しい話(by さすえこや)

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    • 環境問題に深いつながりがある食と農のはなし

      実は環境問題の多くは農業問題と深い関係にあります。このマガジンでは農業が環境問題とどのようにかかわっているのかについて解説します。

    • さすえこやの暮らし

      さすえこやの個人的な話。したこと。近所で撮影した写真たちです。

    • 環境問題を分かりやすく解説

      環境問題についても一人でも多くの人に知ってもらいたくて、 誰にでも分かり易いように環境問題について解説しました。 あなたの気持ちと行動が変えるかも知れない環境問題の真実達。

    • 脱プラスチック生活

      このマガジンでは個人が日々の暮らしでできることに関した記事を集めました。環境に良いことをしたいけど、何からして良いか分からない人におススメです。

    • マイクロプラスチックについて

      マイクロプラスチックについて分かりやすく解説しました。マイクロプラスチックがどこから来て、どのような影響が有って、どう対策していくのかについて書きました。

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    • 固定された記事

    有機農業(オーガニック)の地球環境へのメリットとデメリットを分かりやすく解説します

    有機農法とは簡単に解説すると、化学農薬、化学肥料、遺伝子組換え作物を使わないで作物を育てることを有機農法と言います。英語で言うとオーガニックになります。日本ではもともと遺伝子組み換え作物が普及していませんので実質的には化学農薬、化学肥料を使わない作物のことです。農業用の機械は使って構いません。また、有機農法に対して普通の化学農薬、化学肥料を用いる農業を慣行農法と言います。 化学農薬を使わないため病気、虫、雑草に対して何らかの対策が必要です。日本は高温多湿で病気が発生しやすいの

      • 【地球温暖化】牛のメタンを減らす3-ニトロオキシプロパノール(3-NOP)について解説

        牛肉の環境負荷について以前別の記事1) で触れましたが肉類は環境負荷が大きいです。一番のポイントは1kgの肉を得るのに多量の穀物(主にコーンと大豆かす)が必要であることです。その数は鶏肉で2kg、豚肉で4kg、牛肉で6kgと言われています。食料生産にはもともと自然だった土地、限りある水、再生しない化石資源が使われます。我々がコーンや大豆かすを直接食べればこれらを大幅に節約できますが、肉を食べるとこれらを多く使うことになり環境に優しくはありません。 また、牛や羊などの反芻動物

        • 【おすすめ本】「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY

          あなたの人生を豊かで実りあるものにして、かつエコに暮らすことができるのにおススメの書籍をご紹介します。 「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY エリザベス・ダン (著), マイケル・ノートン (著), 古川 奈々子 (翻訳) 中経出版 どうも紙は絶版になってしまっているようですが、電子書籍なら読むことができます。内容については読んでからのお楽しみなので詳しくは触れません。 「幸せ」ってなんだろう?マイホームにあこがれている人は多くいます。私より上の世

          • 【衆議院総選挙2021】環境だけ比較、各党の公約

            ノウカノタネの企画の「農政だけ比較」の真似をして各党の公約の環境の部分だけを比較しました。私は今回初めて党の公約を読んだのですが、いずれの党も文書量が膨大で拾い切れているか自信がありません。また、当たり前ですが党によって章立てがバラバラで、単純な比較は難しいというのが正直な感想です。 ここから書くことはあくまで主観ですので、是非皆様も各党の公約をよく読んで環境についての日本の政策について考えてみてください。 自民党エネルギー:50年カーボンニュートラル、30年二酸化炭素4

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            ヴィーガンしたくても大豆自給率わずか6%!自給率と海外で主流の遺伝子組換え大豆について

            前回、日本の食卓に並ぶ食材の自給率と日本農業を応援する方法について書きました。この記事で大豆の自給率が6%と書いたのでショックを受けた方もいるかと思います。これには少々からくりがあって、我々がたんぱく源としているものはこれ程少なくないので、このページで詳しく説明させていただきます。 大豆の2/3は油用!この図1) でほぼほぼ全てを物語っていると思いますが、大豆の消費の2/3は油を取るために使われます。この用途は大豆の味や、たんぱく質の含有量、色や形などの外観等の大豆の品質が

            日本の食料自給率について解説し、国内農業を応援する方法について考えます

            みなさん毎日ご飯やパンを食べていると思います。でも、我々が食べているその食べ物はどのくらい国内で作られているのでしょうか。国内の農業と地方の経済を応援するためにはどうすればいいのでしょうか。令和2年度「食料需給表」のデータを読み解きます。 食料需給表とは毎年、農林水産省が「食料需給表」というものを取りまとめてくれています。我々が生きていくために欠かすことができない食料がどのくらい生産されて消費されているのか、どのくらい輸入されて輸出されているのかについて詳しく書かれています

            養殖サーモン(鮭)は自然にピンク色にならない。サーモンと環境問題の話。

            サーモンって美味しいですよね。油がのっていて柔らかい。生で美味しく、焼いて美味しく、洋食にも和食にも合う。サーモンが好まれているのは日本だけでなく米国やヨーロッパでも非常に愛されている魚です。 肉と違って魚なので何となく健康にも環境にも罪悪感なく食べてしまいます。 しかし、養殖サーモンは中々色々なことを考えさせてくれる食べ物です。現在、天然のサーモンの漁獲量が頭打ちになるのに対して養殖のサーモンの生産量は年々増加しています。このため現在世界で流通しているサーモンの2/3以上が

            環境問題と深い関わりのある「緑の革命」を知って一緒に未来を考えませんか

            環境問題は食と農に深く関わっています。それは現代の農業が、人類がそれまで10000年に渡ってしてきた農業と全く異なる農業をしているためです。20世紀の起きた農業の変化を「緑の革命」と言います。「となりのトトロ」で行われていた農業から見ると10000年前の人類の方がやっていることが近くて、現代の農業の方が遠いと言えます。 しかし、「緑の革命」の効果は絶大です。「緑の革命」は世界中の飢餓と貧困を激減させ、人類の人口を爆発させ、地球の環境を変化させました。私たちがどこから来たのかを

            ごみ問題は3R(Reduce、Reuse、Recycle)だけじゃない?5Rや7Rについて解説します

            今日はごみ削減と環境配慮のキーワード3Rについてと、最近3R以上に踏み込んだ対策として最近みかける5Rや7Rについて解説します。 3Rとは3Rとはごみ削減のためにできるアクションであるリデュース Reduce(減らす)、リユース Reuse(再利用)、リサイクル Recycle(リサイクル)の頭文字を取ったものです。過去の記事でも書きましたが、環境へのインパクトから優先順位はリデュース(減らす)>リユース(もう一度使う)>リサイクル(リサイクル)になります。3Rについてはそ

            祝レジ袋有料化1年!メリット、デメリットを検証してみました

            皆さんレジ袋が無料の時代を覚えていますか?これまではスーパーやコンビニで買い物をすると無料でレジ袋を付けてくれていました。レジ袋を辞退するとポイントがもらえる等の優遇はありましたが、どんな安い買い物をしてもレジ袋は実質タダでした。しかし、2020年7月1日からはレジ袋を有料とすることが義務付けられました。これによりレジ袋をもらう場合は3~5円を支払わなければならなくなりました。 約1年経った今、改めて客観的にこの政策はどこにどういう意味があったかを検証します。 背景レジ袋が

            脱プラのために個人でできるペットボトルを減らす8つの方法

            先日、ペットボトルを減らすべき理由としてペットボトルの非常に重い環境負荷について解説しました。 本日は具体的にペットボトルを減らす工夫について書きたいと思います。環境問題に関心がある人には基本的なことなことかもしれませんが、ご覧いただけると幸いです。また、全てペットボトルを買うよりも長期的にはコストが低くなって節約にもなります。できる範囲で、ちょっとずつで構いませんので実践してみると地球に優しく、人生を豊かで実りあるものにできると思います。 1.マイボトル買って持ち歩くこれ

            映画「フード・インク」感想

            AmazonのPrimeVideoで「フード・インク」を見ました。 あらすじ簡単に概要を説明します。米国の農業(食料生産)は近代になって大きく変わりました。ここ100年での農業の変化は過去数千年の変化を上回っています。そんな背景の中で米国における「畜産」と「種子(遺伝子組換え)」の市場を独占あるいは寡占している巨大企業が生まれ、独占によって引き起こされる問題を提起してます。巨大企業は利益を優先して消費者の健康、生産者のやりがいや権利をおざなりにしているというのが本作品の主題

            料理とは個人にできる最大レベルのプラスチック削減と環境問題への取組み

            プラスチックを削減したい、使い捨てのライフスタイルを改めたい、環境にいいことをしたい。でも、脱プラスチックを何から始めていいか分からない方におススメの生活習慣があります、それは「料理」です。 使い捨ての食品包材が減る!加工食品、冷凍食品、テイクアウト、コンビニ、デリバリーを思い浮かべてみてください。あなたが食事をする場所と、その料理を作る場所が異なる場合、必ず料理を運ぶためにとても立派な食品包材が必要になります。もちろんスーパーで食材を買ってもその多くはプラスチック製の包材

            森のないイースター島は人類の未来か?モアイ像の謎に魅せられて学ぶ環境問題

            モアイ像があるイースター島はユネスコ世界遺産に登録されている有名な観光地です。イースター島には森林はなく、代わりにあちらこちらにモアイ像があります。世界でここだけしかない風景です。この島は世界中の多くの研究者と一般市民を惹きつけて止みません。それは神秘的なモアイ像があるからではなく、人類と環境破壊、文明とその崩壊、現在地球上で起きていることの全てを先取りした島だからです。 モアイ像の謎イースター島は最も近い有人島が2000km以上離れている絶海の孤島です。約160Km2と大

            人体への影響から遺伝子組換え作物まで、除草剤ラウンドアップ(グリホサート)の人類への功罪

            記事を読んで頂く前に私はバイエル社や日産化学社の関係者ではありません。不安に感じている方が多いと聞きましたので、すでに報告されている科学的で客観的な事実を分かりやすくまとめました。ラウンドアップの良い面も悪い面も客観的事実に基づき書きました。人類が最も使用している除草剤であるラウンドアップの功罪について正しく理解して頂けると幸いです。 ラウンドアップとは?1970年にモンサント社(現在はバイエル社に買収されてます)が開発した世界で最も使用されている除草剤(農薬)です。ラウン

            水資源と環境問題② 水不足と排水による環境影響について

            アラル海という湖をご存じでしょうか。かつて世界で四番目に大きな湖だったアラル海は農業目的の水利用のために何と1/10の大きさになってしまっております。水がたくさんあった時は漁業がさかんだったアラル海ですが、魚は死に絶えましまっております。日本にいると感じにくいですが、農業用水の不足は世界では極めてメジャーかつ深刻な問題です。 1989年のアラル海(左)と2014年(右) 1) 今回は水問題の第二回目です。世界的な水不足と排水の環境影響について考えてみたいと思います。アラル海